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0016 旅2
「じゃあ、リルアーナ軍基地にむかってくれ。」
植物魔法で空を航行するジュナとロクは、リルアーナ軍基地の滑走路を滑った。
「ジュナちゃん、おつかれ。魔力大丈夫だった?」
白衣を着た、小柄な男が手を振っている。
「誰だ?」
「レイン・オーウィンよ、オーウィン家の問題児。」
親戚として知ってるのよとジュナはロクに話した。
植物を片付けると、レインは下りてきたロクを値踏みするかのように見た。
じろじろ。
「おい、ジュナ。こいつは何だ?」
ジュナは、シャルロットの半径3kmなら、拘束魔法は発動しない仕様にした。
「へえ、こいつが、人類の武器か。」
レインは腰に手を当てた。
「レイン・オーウィンだ。これでも、大学の教授にして!投資家だ!会って良かったな!何かあったら、オレを頼れよ、善き旅を。」
レインは言って、忙しそうに去っていった。
「・・・今のは何だ?」
「お忙しい方よ。」




