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えーの始まり

ファンタジーチックですが、文学より。冒険物に近いかもしれないです。

えー、空の高さを考えたことがあるかい?


僕は、あれは絶対に届かない場所にあると思っていたんだ。


間違えた。


僕にとって、絶対、なんてのが一番嫌いな種類の言葉なんだな。


だって、

絶対、だなんて、誰に言えるっていうんだい。


絶対、なんていう奴に限って、決まって何時でも唇の端を吊り上げて、おっぴろげた鼻の穴を見せ付けている奴らばっかりなんだ。


逆白目なんて剥いちゃったりして、それでいて自分の間抜けさには気が付かない。


他人のあらを探すのばっかり上手なんだな。


正直、そんな奴らにはお手上げだけどね。


とにかく、僕は空を掴んだことなんて一度もなかった。


でも、

案外安く掴めるときが来ちゃったんだ。


どうしてかって、

簡単に言っちゃうと、僕の一族が引越しをしたからなのさ。


正確には、僕の純粋な血族だけが町から遠ざかった。


否、

もっと正確に言うなら、

僕だけがそういう体裁で街から遠ざけられたんだ。


そして、

光も届かない深くて薄気味悪いドロドロとした森に連れて行かれたのさ。

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