始まりの街【ファスティア】 5
「ギン、ミオ。ただいま。」
「ワウッ!」
「キュイ!」
私は、約束の2日後にログインしていた。
宿から出て、鍛冶屋に向おうとした所で、前を見ると見覚えのある執事風の男が立っていた。
「アレフさん?」
「はい。」
「どうかしましたか?」
「今回のイベントの説明に来ました。」
どうやらアレフさんは私に説明をしに来たようだった。
「なら、場所を変えましょう。」
「はい。」
私達は場所を変えて、近くの喫茶店に入った。そうしてお互いに席につくとアレフさんが口を開く。
「それでは、イベントの説明をさせていただきます。今回のイベントでは、新たなマップの開放となっております。」
「一時的にですか?」
「いえ。恒久的にです。」
どうやらイベントの中で新しいマップが開かれるようだ。
「ですがこのマップは、ノーマルマップではございません。ノーマルマップの開放はご自身でボスを討伐してください。」
「わかりました。」
「それでは、よき異世界を」
そう言い残し、アレフさんは消えていった。
「鍛冶屋に向おう!ギン、ミオ!」
「ワフッ!」
「キュイ!」
そうして私達も店を出て、鍛冶屋に向かう。
鍛冶屋の扉を開けると、ホクホク顔の親父が出迎えてくれた。
「どんなのが出来た?」
「これだ。」
親父はカウンターに、刀身が透き通るように青い刀を取り出した。
「俺が今まで作った中でも最高傑作だ。あと、これオマケな。」
そう言って、親父は更に、白い毛皮でできた服を乗せる。
「これは知り合いに頼んで作ってもらった。」
「いいの?」
「気にすんな。」
やった!と私は喜び、その服を着る。着心地はシルクのように滑らかだった。
「一応鑑定してもいい?」
「構わん。好きにしろ」
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鑑定結果
【銀狼】
白銀狼の毛皮で作られた服。認められしものが狼の力を得る。
要求値 力150以上 敏捷200以上 MP500以上
性能 《超感覚》《銀爪》
【幻水の精霊剣】
幻を生む精霊の剣。精霊の力を得る
要求値 特殊条件〈幻水精霊〉ミオの契約者である事
性能 《絆の力》《防御突破》《斬撃強化》《幻惑の霧》
魔術 『水系統魔術:水球』『水系統魔術:水霊槍』『水系統魔術:水刃』
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「強っ!?」
「だから言ったろ?最高傑作だって」
そう言って親父はカラカラと笑った。




