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キーンと耳鳴りのする程の極寒の中。大きく白い息を吐いたハクはその場にへたりこんだ。

と同時に、史谷を閉じ込めていた黒ガラスの壁も消え失せ、それに気が付いた彼は慌てて彼女に駆け寄った。


「おぃ、大丈夫かよ……。」


「…………きっつい。」



正直な彼女に、どうすればいいのか分からずに困ったような笑みを浮かべる史谷。



「……とりあえず帰って、対策を練り直します。」



そう言った彼女が行き先を自身のFAに指定した直後、二人の視界は暗転した。


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