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―― ???side ――
『これは、どういうことですか?』
『?? 何のこと?』
彼女の言いたいことは大体わかるけど、分かるからこそ面倒臭いのでとぼける。
『“狩場:DarkCarven【闇の洞窟】”の変更点のことです。』
『今、忙しいんだけど。』
実際は暇過ぎて死にそうな位だけど、彼女の面倒くさい文句に付き合うくらいなら暇死にした方がマシかなー。
『すいません。ではまた今度にします。』
その言葉を最後に、彼女との会話は切れた。
他人の本音に敏感なやつは、鬱陶しいときの扱いが楽でいいね。
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―― ???side ――
ハクさんとのチャットを終えた彼は、ふぅ。とため息を吐き、暇そうに天井を見上げる。
こっちは猫の手も借りたいくらいに忙しいのに、彼は手伝おうとしない。否、手伝えないから暇なのだろうけれど……。
しかし、忙しい人の目の前でくつろがれると、どうも苛立つ。
「彼が彼女に協力すれば効率は良いだろうけど、でもわざわざこうする必要はあったの?」
今やっていることがうまくいかない事に加えて、暇人の彼への苛立ちも合わさり、言葉に棘が出てしまうが、彼は気にした様子もなく面倒くさそうに答えた。
「彼じゃなくて彼ら。アイツの自己中レベルは俺より上だからな。お前より重症の白ちゃんには、彼らといるのがいい薬になるだろうよ。」
「僕は別に、治ったわけじゃないよ。君のことも嫌いだし……。」
「俺はお前が嫌いじゃない。だから、お前がどう思おうと関係ない。」
「ホント、自己中だよね。」
「褒めてくれてありがとよ。」
「……。」
そういう所は嫌いじゃないかも……。と、僕は無意識に心の中で呟いていた。




