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最弱職だって勇者になりたい!  作者: うすしお
ルートA派生

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185/186

176 言葉

「…大丈夫だなんてそんな曖昧な言葉に縋らないで」


…は?


「快晴にあの二人を守り切れると思ってるの?手遅れになる前に行きましょう」


……そうだな。知らない方がいい事だって世の中には溢れる程ある。それをわざわざこいつに話す必要もないか


「…行くか?」


「………」


無反応とは、どうしたんだ?


「…快晴とのリンクが断たれてる!なんで私今まで気づかなかったの!?急がないと!!」


「おい待て、それは一体どういうことだ?」


「快晴達が何者かに襲われてるって事よ!」


「そんなの、いまさっきの爆発音から大体は察せる……そうか、結界を張ることができる奴相手にあの3人ではいささか戦力不足だと…?」


「もうそんな細かいことはどうでもいいわ!行くわよ!」


…本格的に死人が出てくるであろうな……


間に合えば良いが…




「…やまと、落ち着いたか?」


「……快晴こそ…大丈夫ですか?」


俺は…まぁ、大丈夫だろう


「俺は大丈夫だよ。なぁ、2つ聞いておきたい事があって…」


「…?なんですか?」


「まず1つ目、マリーの……遺体は、あっちに居る2人に報告してから埋葬するか?」


「…そう、ですね。私としては、今埋葬した方がいいと思いますが…」


なるはどな。あまり遺体を放置しておきたくないとか、そういう理由だろうか…


「…では本題の2つ目。マリーの遺体はどこにいった…?」


「………えっ?」


遺体があった場所を見ると、崩壊が始まった時のあの黒い灰ではなく、火葬をした後のような真っ白な灰が残ってあるだけだった


「…マリーは…どこに…?」


「わからない。瞬きをした瞬間目の前から遺体が消えてたんだよ…何かの呪いの類か…?」


「…急ぎましょう」


「…えっ、ちょっと待てよ。なんでいきなりそんな…というか何処に」

「何故だかわかりませんけど、私たち、ここにいちゃいけない気がするんです」


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