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翌日から昼間は学校で授業をうけて、放課後は魔王による魔法の特訓を行うようになった。

 魔王が厳しいのか私が下手すぎるせいか分からないが、特訓はあまり成長を感じないものの、始めたばかりのころよりかは多少は魔力操作の感覚がつかめるようになってきた。


 学校の休憩時間などは封印に関することを調べたりと色々やってはいたものの、新しい情報はなく、そのまま何事もなく1週間が過ぎる。


魔王がいる生活にも慣れ、魔王のちょっかいも気にせず授業をうけられるようになってきたそんなある日の放課後、私はアオキ先生に呼び出された。


いつ来ても人がいないせいか、地下の書庫へと集まるのが暗黙の了解となっていた。


書庫にたどり着き、この1週間で先生の定位置となった場所に呼びかける。

「先生、来ましたよー」


「ああ、来たか。結果報告と相談なんだが・・・」


アオキ先生はこの1週間で調べたことを教えてくれた。


 魔導具の銘、制作者については近年の物の判別方法は流通しているが、魔王が封印されていた時代のものは魔導学会というところが資料を独占しているらしいとのこと。


魔術協会が魔法の管理をしているのに対して魔導具の技術、販売などを管理しているのが魔導学会というところらしい。


結果として魔導学会の協力を得なければこれ以上の調査は難しいとのこと。


勇者の子孫についてもあまり芳しい成果は得られていないらしい。

昔過ぎてその子孫をたどるのが難しいというのもあるし、単純に封印の方法や魔王についても伝えているか確証がない状態なので雲をつかむような状態とのこと。



「う~~~ん、手詰まりですね。どうしましょうか?」



「正直ここまで何も出ないとは思っていなかった。で相談というのは、魔術協会か魔導学会に協力を求めようかと思っている。あまり関わりたくないのは変わらないが、魔王と一緒に半分封印されている今の状態では今後どんな影響があるか分からないからな」

頭をかかえたアオキ先生は悩みながらも提案してくれた。


「正直、この街に来てまだ2、3ヶ月くらいなのであまりその二つがどんな所なのかも分からないんですけど・・・」


「そうだよな。魔術協会はこの街ができた頃からある組織だから資料も人脈も影響力もある。協力を得られれば解決する可能性は高い。反面、色々な利権争いがあるし、悪い噂も多い。魔導学会は魔導具が発展し始めた近年から影響力を持ち始めたので、そこまでの影響力はまだない。悪い噂も聞かないしな。銘や単純に魔導具の構造にも詳しいから解決する可能性もある。どちらにしろ身の安全は最大限配慮するように交渉するつもりだ。すぐには決められないだろうから、決まったら教えてくれ」


「わかりました。できるだけ早めに決めるようにします」


その日はそのまま寮へと帰り、私はどうするべきなのか悩むのだった。


次は12月17日予定。隔週でも展開に悩んでしまい、時間が足りない。

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