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神殺しの魔法

アラミタマの依り代を倒した私たちは、このまま呪魂の穴にあるものを破壊することにした。


「なんかこんなことをしたら祟りがありそうなんだけど、本当に大丈夫なの?」


「私もちょっと怖くなってきたので、一応神様に聞いてみます」


「神様とは、わが主であるロミス様でしょうか~!」


ハミュエルさんが興奮気味に聞いてくる


「そ、そうですけど」


「リィアはこうなるとじっとしちゃうから周りを見張っときましょう」


「いいなぁ、私はこっちの世界に来てから神様と特にコンタクトとることなかったし、特に神託もないし」


「同じ神に近い存在でも、扱いはそれぞれなのね」


「神によっては信者に近い遠いがあるんですよね~。特に魔族の神々は信者と距離が近しいんです~、逆に人間の神は信者との距離が遠く、めったに信託などはないみたいですよ~」


「人間の神々は態度が冷たいのかしら?」


「単純に寿命の問題らしいです~せっかく力を与えてもすぐに世代交代しちゃいますからね~」


(ロミス様、ロミス様、今私、元凶の神を倒したんですけど、この後どうすればいいのでしょうか)


(リィアちゃんがどうしたいかにもよるけど、完全に亡き者にしたい?)


(え、えっと、もう子供たちがいけにえになるようなことがなくなれば何でもいいんです)


(なら、さっきリィアちゃんがやった方法でも大丈夫だよ、人々の記憶から薄れていけば神も役割を終えて消滅するから、あと大事なのはこのことをどう後世に伝えていくかだからね)


(なるほど)


(あと、手っ取り早い方法が二つあるんだけど)


(そんな方法があったんですか?)


(知りたい?)


なんか言い方が怖いんだけど、手っ取り早い方法があるなら知っておきたい


(ひとつはその神の信者を殺すこと)


確かに手っ取り早いけど!!


(あの、そういうのは....)


(ごめんごめん、その方法はいにしえに行われた神同士の戦争だからね。それで、もう一個の方法は忘却魔法を使うこと。こっちは強い思いには効果がないけど、ある程度のことなら忘れちゃう魔法だよ、リィアちゃんと戦った神に敬虔な信者はいないだろうし、有効かもね)


忘却魔法?人の記憶を消すってこと?


(あの、それもちょっと危なくないですか?)


なんか大事な記憶とかも消しちゃいそうなんだけど


(大丈夫大丈夫、逆にやりすぎちゃうことの方が難しいから、例えば名前が思い出せなくなるとか、そういうのはできないし、せいぜい昨日食べた朝ご飯を忘れるとか、そういうレベルだからね)


(それならまぁ......)


(あ、でも気を付けないといけないんだけど、この魔法は禁忌とされてるから、多用はしちゃだめだよ?)


(え!?それならやめた方がいいんじゃないですか)


(やるかどうかはリィアちゃん次第だけど、まぁでもこれまでにやってきた呪いとか無理やり契約を結ばせる魔法とかも禁忌だから今更だったね)


え!?そうだったの!?


(そういうのは早くいってほしかったんですけど.....禁忌を犯してしまったら魔法が使えなくなるんじゃ)


党に封印されていたレナラさんは禁忌を犯して魔法が使えなくなったっていうし...


(多用しなきゃ大丈夫だよ~、それにリィアちゃんのことは私がしっかり見張ってるから、もし悪いことに使ったら止められるし、リィアちゃんは使うときこうして確認してくれるからね。こっちとしても助かるよ)


今度からチート級の魔法を使うときは気をつけよう

それから私は、神様から忘却の魔法を学ぶ。

この魔法は大昔からある魔法だけど、禁忌とされているから継承はされなくて、神や精霊を除いて使える人はいないらしい。


「みなさん、あとは私に任せてくれませんか?」


「なにか方法がわかったの?」


「はい、ちょっとした禁忌の魔法を使います」


「ちょっと!それ平気なの?」


「ちゃんと神様にも確認したので大丈夫ですよ」


「ここはリィアちゃんに任せたほうがよさそうだね、私達はいないほうがいい?」


「詠唱の邪魔をしなければ大丈夫です」


「神様直伝の魔法ですか〜!これは見るしかないですね〜」


「その前に、ここに残っている神の痕跡を破壊しましょう」


罰当たりなことはわかってるけど、これで子供達を守れるならやるしかないよね


私達は丁寧に破壊して、元々何があったかわからなくする

あとは仕上げの忘却魔法だ。

忘却魔法の欠点としては術者も思い出すことができなくなるかもしれないということだ

まぁ私は忘れてもどっちでもいいけどね


「それではみなさんいきますよ!」


「記憶から解き放ち、忘却の彼方へいざなえ!オリヴィオン!」


......................


あれ、私たちって何のためにここへ来たんだっけ?確か依頼かなんかで討伐してほしいっていう魔物がいたような.....なんかモヤっとする


「リィアちゃん、私たち、魔物は倒せた?でいいんだよね?変なこと聞いてるのはわかるんだけど、なんでか鮮明に思い出せなくて」


「とりあえず気配や魔力は感じませんね」


「みんな覚えてないなんて不思議ね、私も記憶があいまいだわ」


「ん~もしかしたら知ってはいけないことを知ってしまい、神様が私たちの記憶をいじってしまったのかもしれませんね」


みんな不思議と覚えていないみたいだった。ん~うっすらと戦た感じはあるんだよね、その証拠に私が天使化してるわけだし


「ここを出てからまた考えましょう」


まぁとにかく解決してるみたいだからいいか

次回予告

リィアです。なんかよくわからないですけど、まぁ悪いやつを倒したってことはわかります!

なんとかなったってことでいいですよね?

次回「みんなも覚えていないようです」

それでは次回も楽しみにしてくれると嬉しいです!

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