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呪魂の穴へレッツゴーです!

アラミタマ討伐のメンバーが決まり、数日後に出発することになった。


「リィアちゃんは今回自信ある?」


「微妙です。相手は神様ですし、それにセーハさん達の実力もまだ未知数ですからね」


「つまり勝てはするけど、無傷では済まないかもしれないってことでいい?」


ロミス様が何も言ってこないことを考えると多分私一人でも勝てる相手なんだろうけど


「そうですね。そこが不安です」


「それじゃあ安心していいよ、私の力は生命力の活性化をすることができるの。つまり、私がいれば死ぬほうが難しいってこと」


死ぬほうが難しいって……そんなすごいの!?


「ちなみに物理的なものでも呪い的なやつでもなんでも治せるからね!」


じゃあセーハさんひとりでもなんとかなるんじゃ……


「あ、今私ひとりでもいいじゃんとか思わなかった?」


「は、はい」


「私逆に攻撃力がなくてね?せいぜい相手を動けなくさせる程度なの」


なるほどね、セーハさんは回復特化型で攻撃面は期待できないのか


「それじゃあハミュエルさんはどんな力が?」


「ハミュちゃんは妨害、デバフ魔法と攻撃魔法が使える魔術師って考えるといいよ」


「あ~、セーハ様〜、私のセリフなのに〜!私は〜魔法が得意ですよ〜属性は闇、水、風が使えま〜す」


おぉ~三属性使えるんだ!


「ということで前衛はリィアちゃんとサーティアちゃんに頼むよ。私はサーティアちゃんの全力サポートをしているからリィアちゃんとハミュちゃんは自由に戦ってね」


ルーナちゃんがセーハさんに、クロエさんがハミュエルさんに変わっただけと考えたらみんなと戦うときとそんなに変わらないね


とはいえ今回は相手が相手だからより慎重にいかないとね!


「セーハ様、こちらが作成した呪魂の穴への地図と内部構造の簡単な図になります。実際に行ったわけではないので内部の図は曖昧になってしまいました」


「十分だよ、ありがとね。ユカリは私達が向かってる間になにかあればの時の戦力だから」


「相手は神である以上影響された人が暴走したり、魔物が活性化して皇都の結界を突破してくることも考えられます。クロエ様達はそうなった時の大事な戦力になります」


そっか、そういう視点では考えてなかった。


「任せるのだ、ただ待っているだけのほうが性に合わないのだ」


「私も張り切っちゃいますよ!」


さっきまで落ち込んでいたクロエさんとテナちゃんが元気になる


「ルーナ、ふたりをよろしくね」


「えー!あたしじゃどうしょうもないと思うんだけど、わかった。サーティア達も気をつけてね」


「ええ」


「ルーナちゃん……また離れるなんて寂しすぎますよ」


「はいはい、リィアも頑張ってね」


「なんか冷たくないですか!?」


ルーナちゃんならこういうとき一緒になって寂しがってくれると思ってたのに


「リィアなら大丈夫だってわかってるから」


「ルーナちゃん……」


ルーナちゃんはぎゅっと抱きしめてくれた。



「それじゃあいざ神様討伐の旅へ出発だよー!」


「やけにテンション高いですね」


「そりゃあそうだよ、久しぶりに魔王城の外に出たんだからね」


「セーハ様は〜、その特性から王都の外へ出ることが許されてないのです〜」


勝手に出歩かれたほうが困るのはそうなんだけど、ほとんど幽閉状態なのもかわいそう


「ま、エミリーちゃんに言われなくても私も自分の力はわかってるから」


「精霊も大変なのね」


「下手に出歩いたら種族繁栄しちゃうからね〜生態系こわれちゃうこともあるの。エルフとかの長命種のところなら増えすぎることがないからいいんだけど」


セーハさんは精霊の中でも特殊な方なんだろうけど、そう聞くと影響規模がものすごい



ユカリさんからもらった地図の通りに進んでいくと、皇都のすぐ近くに立ち入り禁止区域があった。


「ここみたいね」


「なんかやな雰囲気」


「普通に怖いんですけど」


「これは確かに〜呪い耐性がないとまともに動けませんね〜」


見張りとかはなく、普通に入ることができた。

元々いないのかユカリさん達が手回ししてくれたのだろう


更に進むと木々が生い茂っており、小さな祠が建っていた


「やっぱりアマトは日本に似てるね。鳥居っぽいのと社もある」


私も前世で似たようなものは見たことがある


「アマトでは〜悪いものを祀ることで鎮めるという考えがあります〜なので私達とは違って様々な神様がいるんですよ〜」


祠の近くには人が入れるくらいの洞窟があった


「ここが呪魂の穴ね」


「ちょっと入ってみて不調を感じたらすぐに出るよ。特にサーティアちゃんとハミュちゃんはなにかあったら言ってね」


この中から嫌な感じがする


「私が前を歩きます」


もしなにかあっても私ならなんとかできるし、セーハさんがいる限りなにかあってもすぐ回復してくれるよね


「わかったわ、気をつけるのよ」


呪魂の穴は地下に続いていて、入ってすぐは階段で降りていった


周りの壁にはびっしりとお肌のようなものが貼ってある


「やっぱり怖いんですけど!」


「リィアちゃん頑張って!」


ものものしい雰囲気の中進むと祭壇があった。

祭壇の上には供物が置いてある。


探知魔法には特に反応はなく、行方不明になった子供がいる様子もない


「逃げたってことはないわよね?」


「それはないと思います〜もしここから出ているのだとしたら〜御札があんなにきれいに残っていませ〜ん」


となるとやっぱりこの先にいるんだね

祭壇の奥にはさらに道が続いている


「ちゃちゃっと倒して早くアマトの観光でもしよ!」


次回予告

リィアです。いよいよ神様と戦うことになったんだけど、ここ、めっちゃ雰囲気怖い………

心の栄養剤としてルーナちゃんも来れればよかったんだけどなぁ〜

次回「神との戦い」

それじゃあ次回も楽しみにしてくれると嬉しいです!

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