当時1-4
僕は自分の目を疑った。
先ほどまで雨だったのに何故だ。
今、僕の目の前に広がってる風景は雨等なく
むしろ爽やかな風が心地いい晴れ模様だ。
ま、まさか高橋は本当に魔法を?
僕は、何も気づいていないサトーに先生にバレないように話しかけた。
僕「おい、おいサトー」
サトーは馬鹿そうな顔で寝ている。
僕はもう一度サトーを起した。
僕「おい、おいって言ってるだろバカ!起きろ」
サトー「ふぇあ!?」
今にも今起きましたって顔でサトーが僕の方向を見た。
僕「シー!先生に気づかれるだろ!それよりも、だ。お前外見てみろよ」
サトー「ったく、なんだよ。何で俺が起きて早々起こられなければいけないんだ」
そう言いながらサトーは外を見た。
サトー「うえぇぇぇぇぇ!?」
僕はバカの頭を叩いた。
僕「だ、か、ら、静かにしなさいと何度言ったら分かるんだ!」
サトー「だ、大丈夫だ。先生は自分の説明に夢中で気づいていない」
サトーは横目で先生の様子を確認し、勿論小さな声で僕に言った。
サトー「おいおい、俺の記憶が確かならさっきまで雨だったぞ?!」
僕「ふむ。お前の小さい脳ミソでもさすがに覚えているか」
サトー「うるさいわい!!まさか本当に高橋の魔法?」
僕「まあ、偶然ってこともある。今日の授業はこれで終わりだ。放課後サトーに聞いてみるぞ」
サトー「おう。お前さ、師匠撤回して逆に弟子にしてもらった方がいいんじゃね?」
僕「うっ。」
お前に言われなくてもこれが本当に魔法なら僕は今日で
師匠から弟子に口降格するつもりだ。
僕は、サトーに語りかけるような目で心の中で話しかけたが、
サトーは首をかしげ「やっぱり悔しいのかwww」
と、だけ言い先生の方向に体を向けたのだ。




