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はじめに
朝目が覚めると、天井があった。
もちろん異世界で目覚めた!とかではなく、普通に僕の狭い部屋の天井である。
僕は、山田太郎。平凡な名前だ。
他の人と少し違うとしたら、僕の育った環境、周りの友人が少し、いや、、
だいぶ変人である。
これは、小学生の僕がだんだん大人になる過程で出会う変人たち、
僕の半分〔自主規制〕のストーリーである。
今の僕は小学3年生。
今日は新学期。新しい教室、新しい友達、新しい先生。
何を考えても楽しみである。と、小説的には言いたいが僕は小学生の頃から非常にさ冷めてる子供だった。
実際は、特に楽しみでもなんでもなかった。
どうでも良かったのだ。