表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/9

1、溶けるってどんな気分だろうか

厨2が不快な方

読むのはお控えください



本当は読んで欲しいけどね(笑)

「あっちぃ……」

俺こと浦原凌馬はそう呟いた。

ホントになんなんだろうか、この暑さは。

まだ6月だぞ、6か月。

暑くするにもほどほどにしてほしい。

このままなら7月、8月どうなんだ?

俺溶けるぞ?

溶けてはぐれメタルになんぞ?



なんて考えてると

「そこ!授業に集中しなさい!」

という声がとんできた。

えーと確か今は数学の時間だったかな……

数学の教師は……やべっ!担任じゃん!

「まったくいつも君はそうだ。

窓の外をみてプーさんみたいな顔して…」


キーンコーンカーンコーンー



「授業が終わってしまったか、浦原くんあとで職員室に来るように。では終了、起立!」

ガタガタッガタ

「「ありがとうございました」」

皆がそういうと数学の教師で

担任の荒木が出ていった。

それにしても 職員室かぁ……だるいな。

あ、まてよ。

クーラーがあるじゃないか!

ラッキー!!



とか思ってしまった俺がバカだった……



「で、なんだその顔は?」

当然だ、クーラーがある職員室ではなく

進路指導室に連れてこられたのだからな。

「あー暑いか。」


うぉぉぉぉ!察してくれたか!

ありがとう。先生、マジ天使!

次からちゃんと授業聞くよ!



「クーラーなんてつけないがな。

そのままで話聞いとけ」


地獄に叩き落とされた気分だ。


「何で君はそんなに私の授業聞かない?」

「退屈だか……」

「言い残すことはあるか?」

「いえ、自分が悪かったです」

あぶねぇぇぇ、もうちょっとで有名なあの川に逝くところだった……

「しんどいのはわかる。だからと言って聞かないのはダメだ、わかるな?」

「はい…… 」

「わかればよろしい」


きた!やっと解放される!


「ではあと二時間、そこにいとけ」

あっこいつ俺をはぐれメタルにする気だ。


バタンッ


え?マジ?ホントにやんの?

「冗談だ。」

「そうですよね、一瞬あせり」

「一時間でいいから、終わったらあけてやる」


俺は溶ける気分がどうなのか考えていた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ