神様転生物じゃ無く神様に転職?
この小説?続かないよ?いいのかい?
耳に目覚めを急かす用に人を不愉快にさせる電子音が聞こえた事で自分が起きた事を自覚し眼を閉じたまま、ぼんやりしつつ思考する。
(あ~・・・朝か・・・仕事だりぃな~・・・)
布団の中で眠気と格闘してる間にも電子音が規則正しく自分を起こすために鳴り響き続ける、携帯のアラームを止めるべく布団から手を出して自分がいつも携帯を置いている場所に手を当て探し始めて・・・困る。
(あれ?・・・無い・・・)
男が鳴り続ける携帯を手探りで探す間にもアラームは頭上で鳴りたて、心で舌打ち一つしつつ自分に掛かっている布団を退けて体を起こしぼんやりした視界で携帯を探しはじめ。
(あった・・・)
男は中に浮いてる携帯を掴むとアラームを何時もどうりに切り、ふと違和感を感じ思考する。
(あれ?今携帯浮いてた?・・・え・・・どういう事?)
ぼんやりと動いていた思考が一瞬止まり眼を擦り視界をクリアにしつつ携帯に穴が開きそうになるまで見つめつつ、声を捻り出す。
「どういう事なの?」
携帯から視界を外して自室の窓に視線をやろうとして初めて気づく、今自分が寝ている場所がまったく知らない場所である事に、「え」っと小さく呟いた後に回りを見渡してただただ広がる草原と雲一つ無い青い空を視界に入れて混乱する。(何処だここ)最初に浮かんだのはそんな疑問で次に脳裏に浮かんだ思考は(てか草原にベットって・・・場違いだなぁ)何とも場違いな思い。今現在の自分の境遇に無い知恵を絞り考えようとしたところで握り締めていた携帯が馴染みのある音色で鳴り、電話だと知らせ一瞬体をビクつかせながらも反射的に携帯を開き困惑する。
「神?」
携帯を開いてまず眼に入った文字を見つめながら出るか出ないかを考えながら思考する。
(誰だ?こんな悪戯仕掛ける人、自分の携帯に仕事場の人意外で番号知ってる人何ぞ少ないはずだし、友人か?いやでも仕事場の人もやりそうだな・・・)
携帯に番号が出てい無いから解るのは神の表示のみ、悪戯の可能性に賭け、携帯を耳に当て、通話ボタンを押し集中する、集中すると嫌でも自分の心臓が激しく動いているのがわかり体がだんだん強張って行くのが感じられた。
「もすもす、起きますたかな?・・・ん~?もすも~す、起きてますか~?・・・起きてないのかな?まぁいいか、今から!そちらに!説明しに行きますんで~!」
あんまりだった、自分が緊張しまくって出た相手は何とも気の抜ける声だった、具体的に言えばアニメのシルバーソウルに出てくる皇子確かハタとかそんなん、普通に知らない人、通話が切れた途端一気に何かどうでもよくなった気がして綺麗な草原を見つつ無意識に呟く。
「夢だな」
「いんや~残念だけど夢じゃね~よ~」
隣から声が聞こえて、すわっ皇子登場かっ!と横に視線をやり・・・おっさんだった、間違い無くおっさんだった、二回目だが普通に知らない人だった。気を取り直し現状もっとも怪しい存在ではあるが話せそうなおっさんにもっとも聞きたい事を聞いた。
「ハタ皇子?」
「ちげぇよ」
即答だった、しかもさっきまでの独特な間延びした喋りじゃ無く標準ごだったため少し驚きながらも質問を重ねる。
「シルバーソウル好きなの?」
「もう普通に銀○って言えよっ!解りにくいんだよ!てかほかに聞きたい事あるでしょ?何でそっちから聞かないの?話進まないでしょ?!」
「喋り方普通になってるけど何で?キャラ付け?」
「手前の所の言語真似て喋ってんだよ、キャラ付け言うな!」
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「で?ハタさん一通り聞くけどさ、さっき電話で言ってた説明って何?ここ何処なの?何で俺がこんな所にいるの?後シンボル頭に無いけど大丈夫なの?仕事しに行きたいんだけど戻れるの?てか夢でしょ?」
「呼び方それなのね、ん~そだな~ここにまだ名前は無いな、仕事しに行きたい?無理だな向こうにもうお前が居た跡なんか無いし戻れてもお前を知ってる奴何かいやしないもの、さっきも言ったけど残念ながら夢じゃないんだな~、・・・っでここからがこっち側の本題だ良く聞けよ?」
ハタさんの話を大体纏めるとこう言う内容だった
1 まず自分がこんなとこに居るのは適当に選ばれたからだそうだ、正直どこの神様転生ものだよと思ったが話を聞くとちょっと違った
2 選ばれた者はまず自分が住んでいた世界のコピーを貰い人間や動物を増やして生き物からエネルギーを採取するらしい、ハタさんいわく寿命が長い生き物の方が長くエネルギーが取れるらしく、だから初心者な自分には増えやすい人間がイメージしやすくて簡単だと言っていた
3 エネルギーを何に使うのかと言うと自分の格やら力量やらとそう言う様な物を上げて自分が管理できる星の数を増やして行くんだそうだ、ハタさんにただの人間の自分にそんな事出来る訳がないんじゃ?と言ったら今いる場所こそ自分だけの星で人が言うところの神とかそんなんらしい、だから俺が死ねる時は自分の管理している星が全て粉々にでもならないと死ねないらしい、いつのまにか人間辞めていたらしい、少しショック
4 力の使い方は大体念じれば何とかなるとか無意識で基本俺が住んでいた星に居た生き物が生まれるようになってるとか、だから俺の仕事は他の生き物の創造と住める環境を作る事らしい、アドバイスでゲームみたいな魔法や超能力何て力が発現しやすい世界だとエネルギーが消費されやすいから慣れたらやってみると良いと笑いながら言っていた。笑い事じゃ無い
5 転生者について、ハタさん自身もたまに作ったりミスで出すらしいが基本自分の星に転生させるらしい、何故か?と聞いたら自分の星意外だとエネルギーを使わないといけないらしく使ったエネルギーは転生した星の管理者に行くらしい、ただ観賞用に作られた奴は転生した星を荒らすケースが多く正直割りに合わないらしい、だからお前も気を付けろよなとまた笑っているが・・・もう一度言おう笑えない・・・・
「ま~・・・大体こんな感じかな~、説明受けてる最中に理解したと思うけどこの星はお前の物でお前は管理者だ好きに生きるといいよ、これから長い長い付き合いになるんだからな~」
ハタさんの説明を聞いてる内に少しイメージしたら遠くに山が出来て正直受け入れるしか無いと理解した、さっきから星?が早く働けと俺に語り掛けまくっていて正直うざいが世話になったハタさんに礼を言ったらやるよと考えたら静かになった・・・お前は俺のかーちゃんかっ!!
「ハタさん、説明とアドバイスありがとうございました、けど何でこんな親切に教えてくれたんですか?正直ハタさんが来なくても大体星が教えてくれると思うんですけど?」
「感謝を受けよう。てかお前後半は思ってても言っちゃいけない部分でしょ?まったく・・・
そうだな~・・・お前が俺の星から初めて選ばれた管理者だから・・・かな?」
・・・・・えマジで?・・・え・・・神様?ハタ皇子が?見た目普通のおっさんの皇子が?俺の住んでた世界の管理者?まじか~ ハハッ 乾いた笑いしか出ないね・・・
「じゃ~またなっ!!次来た時には繁栄させとけよなっ!」
皇子ハタの神がそう言いながら手を振りつつ消えていった、正直さっきから俺は乾いた笑いしか出せてい無い、てか星うるせぇ・・・
「領域地球経営創り始めました」
多分続かない