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第42話 次女との秘密の買い物
スマホに新着が一件入っていた。
【敦也、午後から買い物に行かない? 新しいラケットを買いたいんだけど、どうかな?】
と、里菜からメッセージが入っていた。
(ラケットか。中学の頃のものが、古いからな。新しいのを買うなら今しかないよな。一人で買うよりも里菜姉に見てもらいながら買う方が効率いいか)
敦也はそう考えながら、里菜に返信する。
すると、すぐに返事が返ってくる。
【それじゃあ、午後一時に駅前集合ね】
と、書いてある。
別に集合しなくても一緒に行けばいいのにと思った敦也は、里菜に【どうして?】と、訊いた。
【二人が、私達のデートを邪魔するかもしれないでしょ?】
これが、一番の目的なのではないのだろうかと、そう思った敦也は、二人にバレないように里菜と買い物に出かけることにした。




