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鬼人達の宴朱 Aエンド 日常と変化

今回はAエンド。

但し、作っているとこれが最適ではない気もしました。

でも、Aエンド。えー!(こら

誤字、脱字があったらすみません。

翼は護から自分と勇吹、どちらを愛しているか聞かれた。

「…私は、これってダメなんだけどさ、二人と鬼の試練をしていたら、二人共愛していた。…三人でさ、写真撮った時は嬉しかった。私は強い鬼と一緒なんだなって。

二人とも大切だから、どちらか一方は無理かな。」

「…翼の気持ちは分かったよ。翼が俺も勇吹も両方愛しているならそれでいい。…勇吹はどうなんだ?」

「…俺も、翼が護も俺も愛しているならそれでもいいよ。もし、どちらかと結婚するなら、その時でいいよ。」

「…うん。」

翼は護と勇吹、二人を抱きしめた。護も勇吹も翼を抱きしめた。

「護、勇吹。大好き。愛しているよ。」

(我が儘、言って、ごめんね。私、三人で一緒の時が一番嬉しい。)

翼の頬からポタポタと涙が溢れた。

「俺も愛しているよ。翼。世界で一番愛している。」

「俺も。愛しているよ。翼。だから、大丈夫だよ。」

今日は護と勇吹が翼の背中を擦っていた。



「…そろそろ解散しないとね。今日はありがとう。護、勇吹。」

「…うん。俺も翼を困らせて、ごめん。でも、翼が良いなら、俺も良いよ。」

「…まあ、仕方ないよな。俺も、護も、今は翼と一緒だから善鬼になれるからな。また、明日連絡するよ。」

「うん。おやすみ。護、勇吹。」

二人は翼に

手を振ると闇の中を飛んでいった。



「…で、翼は護も勇吹も愛しているって言ったのね。…日本は一夫一妻制で重婚はダメだよね。結婚詐欺で罪に問われるかもだって。まあ、翼も護も勇吹もそれで良いなら私は良いよ。」

「…うん。まあ、そういう事。」

バスの中で結花と護は翼の話をしていた。

「…この前天津さんと写真も撮ったし、ちょっと一人で旅行に行こうかな。ホテルの値引きチケット当たってさ。一人だけしか使えないから使うかどうしようか迷ってたんだよね。」

「え?大丈夫?一人で旅行して?」

「隣の県だし、輝く石あるし、何かあったら連絡する。」

「…もしかして、傷心旅行?」

「…半分ね。でも、友達でいてくれるでしょ?」

結花が小指を出す。

「…俺は翼の次に大切なのは結花だよ。…勇吹は自分の親と同じ位かな?」

護はそう言って結花と小指を重ねた。



「…それで退院したばかりなのにいきなり旅行に行ったのかよ?」

「…そう。護か勇吹のどちらかと付き合いたかったみたいでさ。思わず結花のモヤモヤ無くなるように暗示掛けようとしたら効かなかった。」

「え!美佳に効いたのに、結花は効かないのかよっ!」

「…たぶん、原因は結花が天津さんから貰った輝く石。暗示、無効よ。あれ。

結花がちょっとキレかけてさ。素直に心を読んでごめんねって泣いちゃった。まあ結花もちょっと泣いちゃったんだけどね。尻尾出して機嫌直した。」

「…俺も気を付けようかな。」

その日は勇吹も結花が大切な友達だよと言って、どうにかなった。



その日は夢を見た。

池がある場所で、着物姿の人が遊んでいる。その中の青い着物のショートカットの女性が高い場所にいた時だった。不意に振り返ると、誰かがその女性を突き飛ばした。女性は手を伸ばしながら、落ちた。

池に沈んでいった。深く、深く。

助けられた時には、もう亡くなったようだ。

人々が集まって悲しんでいた。

やがて、夜になると池の回りに幽霊が現れるようになる。

近くに村があり、泣く人々が映る。頭から角を出し、やがて白目になった。

池の高い場所から村を見て、笑みを浮かべる男がいた。

女性を池に突き飛ばした男だろう。

辺りは黒いオーラのようなものが漂った。

挿絵(By みてみん)


「…っ!はあっ!はあっ!はあっ!」

翼は目を覚ますと慌てて息をした。

九尾の狐の時とは違い、息苦しい、ねっとりとした感じがした。

「…鬼!ここ以外にもいるの!何処よ!あそこ!」

シャワーを浴びて、朝食を食べながらグループチャットに朝の夢の事を書き込む。

「今日、また鬼になる人の夢を見ちゃった。後、池に青い着物の女性が突き飛ばされて、亡くなる夢。」

暫くして、護や勇吹から返事が来た。

「え?翼も見たの?俺も見たよ?」

「俺も見た。池の回りに悪霊みたいなのが出るだろ?」

その後にまた返事が来た。

「私!初めて見た!黒いオーラが出て!悪そうな男の人がいた!」

結花からだった。天津から輝く石を貰った為だろうか。

(…結花も鬼関係の夢を見るとか余程やばいんじゃないの?)

「…何かあったら、連絡してね。」

翼は返事を送ったが、薄々嫌な予感はしている。

(…今回はたぶん、結花が旅行に出掛けた場所じゃない?)


大学前の駅に行くと少し不安そうな護がバス停から降りた。

「…お…おはよう。翼。結花も夢を見たって。大丈夫かな?」

「…たぶん、良くない。私の九尾の勘。」

大学に着いて暫くすると結花からメールが来た。

「あの池に落とされた人!いたよ!池も森の中にあるって!絶対近づかない!」


翼の不安は的中した。

(今度はヤバいかも。かなり鬼になってる人がいたし、たぶん護や勇吹と違う。あれは、悪鬼に変わった姿かも。)

今回のAエンドは、元々結花が一人で旅行に行く話を入れる予定でしたが、まあBCエンドの流れだと傷心旅行になっちゃいますね。

Aエンドは護と勇吹と変わらない生活です。

これが日常。それによる『変化』です。

今回の結花と次の主人公の接触が変化でしょうか。

後、悪鬼の魂を浄化する話が鬼人達の宴蒼や碧の話の予定です。

次はある程度落ち着いたら投稿します。

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