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空無「…………ん?」
巴「……っ、空無先輩!お身体は…!?」
空無「ぁ、ああ…問題ない。手当ありがとう」
巴「良かったぁ。無理しないでくださいね。特攻部隊のお部屋まで一緒に行きますよ」
空無「すまないな」
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_____コンコンッ
千景「はい……って、空無!?君、大丈夫なのか!?」
空無「ああ。巴の手当てのお陰だ」
千景「ありがとう、巴…」
巴「いいえ、無理しないよう手助けだけお願いします。それでは私はこれで」
巴はお辞儀し扉を閉め部屋に戻った。
蛍が空無に気付くと駆け寄り飛び掛かって来た。
蛍「空無先輩~!!」
空無「うぉ!?」
何とか持ちこたえ、蛍を抱きしめ返す。
千景「こら、蛍!怪我人にいきなり飛び掛かるな」
蛍「僕、嬉しかったから!!」
空無「心配かけてすまない。お、楪は珍しく遅い朝だな」
千景「昨日、蘇芳と兄弟喧嘩したみたいで、疲れてぐっすり」
空無「そうだったのか…」
楪は目を薄っすら開けると目の前に空無が居てびっくりしてベットから落ちた。
楪「ゆ、ゆ、幽霊…!?」
空無「勝手に殺すな」
楪「先輩、身体の具合は…?」
空無「もう平気だ。怖い思いさせて悪かった」
楪「……っ、ほ、本当にそうですよ!!気をつけてくださいね!!」
吐き捨てるかのように言うが、楪の目には涙が溢れていた。
柊「あれ、空無先輩…。生き返ったんですか?」
千景「おい!柊、その言い方…!」
柊「あのまま眠っていた方が幸せだったかもですよ」
空無「それは違うな。皆と生きてこその幸せだ」
柊「…そうですか。それはご勝手に…そろそろアナウンスもあるかと思いますので」
【ゲームが始まります。ホールにお集まりください】
柊「ほら、始まりますよ。お先行ってますね」
空無「…………柊」




