: command11 三択クイズ
Command11 相神 桐生
相神「不気味な雰囲気ですね」
桐生「怖いの、相神?」
相神「いえ、全く」
桐生「ああ、お前はそういう奴だったね」
【command11 三択クイズ】
回答する順番を決めスタート地点に進め
クイズの出題に対して正解と思う選択肢ABCの内一つ選べ
各々ABCの振り分けがされている椅子に座れ
クイズに正解したら鍵の片方を渡す
不正解の場合、罰を受ける
桐生「へぇ、三択クイズね。俺が先に行こう」
相神「よろしいので?」
桐生「回答の順番が変わろうと何も損はないだろう」
桐生はスタート地点に立った。
【問題:皮膚が感じることが出来る感覚は何種類あるでしょう】
A:5種類
B:9種類
C:13種類
桐生「はは、拍子抜けした…どんなやばい問題が出てくると思ったら…感覚なんて僅かしか感じられない」
桐生はAの椅子に座る。
少しの沈黙後クッラカーの音がする。
【正解(皮膚が感じることが出来る感覚は「触覚」「圧覚」「痛覚」「冷覚」「温覚」の五種類)】
監視者は桐生に割れた鍵の一つを渡した。
桐生は相神の元へ戻る。
相神「お帰りなさいませ」
桐生「とても、簡単な問題だ。構えなくて楽にして大丈夫だ」
相神「左様でございますか。それでは行って参ります」
相神はスタート地点に立った。
【問題:貴方は今、トロッコの進路を切り替えれるレバーの前に居ます。レバーを引けば5人の大人は助かります。しかし、1人の子供は死にます。一方、レバーを引かなければ1人の子供は助かります。しかし、5人の大人は死にます。貴方ならどのような判断をしますか?】
A:レバーを引く
B:レバーを引かない
C:????????????
相神「………っ!この問題…選ぶことはできない…っ」
相神は恐る恐るCの椅子に座った。
相神「(Cの答えは?ですが…それに掛けるとしたら…)」
少しの沈黙後、ブレーカーが突然落ちた。
すると辺り一面赤いライトが点滅し警報音が流れる。
【Cを選んだ貴方は……自分を犠牲にすることを選びました】
相神「………っ!!」
相神の手足が拘束され、何かのドリルが迫って来る。
【それでは、貴方を犠牲にして他の命を救いましょう】
ドリルはゆっくりゆっくりと相神の目に近づく。
そして、あと数mの中、相神は恐怖から目を瞑ると。
いきなりクラッカーの音が鳴った。
【正解(この問題に不正解はありません)】
相神「………………え」
相神の拘束は外され監視者は割れた鍵の一つを渡す。
相神は放心状態で桐生の元に戻ると、
桐生「さっき凄い警報音が鳴り響いたけど大丈夫か…?って、おい!」
相神は床に倒れ込んだ。
相神「すみません………すこし驚いてしまって」
桐生「仕方ないな。ほら背中に乗れよ」
相神「お気遣いありがとうございます。しかし、大丈夫ですから」
桐生「遠慮するな。お前は俺の大切な後輩なんだから少しは頼れ」
相神「申し訳ございません………」
相神「(もし自分があの場に居たらどうしてたんでしょう…私の命で助かる者があれば…その時は…)」




