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IT’S AII MY FAULT  作者: ななこっち
Chapter2  Command
38/172

: command9 接吻

Command9 磯波 零



零「あ、貴方でしたか。よろしくお願いします」


磯波「零…。昨日はお前のお陰で助かったありがとな」


零「いいえ、運が良かっただけですよ。さぁて、今回も上手くいきますかね」




【command9 接吻】

接吻をしろ

遂行できなかった場合、罰を与える




磯波「せっ接吻…!?」


零「………………………………」


磯波「そ、そのような不健全な………!………零?」


零は一瞬顔を曇らせた。


零「………………あ、すみません。びっくりしてしまって。大丈夫です。貴方さえよければですが…俺は大丈夫ですよ」


磯波「そ、そうか………」


零は目を瞑った。


磯波は零の顔を見ると酷く赤面した。


磯波「(睫毛長いし、本当に綺麗な顔してるな…女性みたいだ…でも、手が震えてる。さっきの表情も…)」



磯波が深刻な顔で悩んでいると零は磯波の頬にそっと唇を当てた。


磯波「………………っ!?お、お前…!?」




監視者は二人に鍵を渡した。



【磯波 零…生存。こちらの扉からホールに戻れます】




零「接吻の位置までは命令されてませんでしたので。不愉快な思いをさせてすみません。どうぞ、俺の手拭い使ってください。先行ってますね」




磯波は去っていく零の腕を咄嗟に掴んだ。


零は驚き反射で手を弾いた。


磯波「零………?」



零「…っなんでもないです…。それじゃあお先に」





零は扉の先で蹲っていた。



微かに肩を震わし、必死に抑えるかのように。


零「(治まれ、治まれ、治まれっ!!…大丈夫……。もう【あの人】は居ないのだから…)」


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