: command3 害虫駆除
Command3 四季雨 紫野
四季雨「渡されたから着たものの。何で防護服?」
紫野「何ですかね、これ?………蜂の巣駆除とか」
【command3 害虫駆除】
害虫を一匹残らず殺せ
なお、手段は問わない
遂行できなかった場合、罰を与える
四季雨「害虫駆除………ねぇ。あー虫とか気持ち悪………さっさと終わらすよ」
【こちらの扉から】
四季雨「………………」
四季雨は言葉が出なかった。
部屋中足の踏み場の無いほど害虫がいたからだ。
四季雨は一旦扉を閉めた。
四季雨「えーと、監視者さん。何ですか、あの量。想像の100倍居るんですけど」
【約50000匹です】
四季雨「気持ち悪い…」
【自身で薬や罠も作成できます。その場合隣の部屋をお使いください】
四季雨「だって、紫野。作成に行くよ」
紫野「え、でも自分…スプレー作成とか出来ないですが…」
四季雨「平気平気。一応医療部隊だから」
2人は隣の部屋に入るとお酢や水、ライトに消毒液、洗剤を準備した。
四季雨「酢水スプレーを水1:酢100で作れば簡易的な殺虫剤になる。消毒液とか洗剤もそうだね。虫の体に覆われている脂を洗い流すから気門が塞がり窒息する。まあ、まずはこれを一面ぶち込もう。あと、ライトで一点に虫をおびき寄せる。隅の虫も寄ってくるだろう。あとは最後の準備なんだけど、紫野100°以上の熱湯を作っておいてくれ。何故か窯と木材があるからね」
紫野「分かりました!!」
四季雨は殺虫剤と罠の作成。
紫野は熱湯の作成を急いだ。
四季雨も自身の準備が終わると紫野の手伝いをする。
湯が沸くと耐熱ホースを括り付け隣の扉まで運んでいく。
四季雨「いい?僕が先に罠を仕掛けに行って数分待つ。それで二人で殺虫剤を部屋一面にかけろ。隙間の穴にも忘れずにね。最後に熱湯をぶち込んで終わり」
紫野「分かりました!!」
四季雨は深呼吸して、害虫のいる中走っていき罠を何個か設置した。
四季雨の防護服には害虫がたくさん付いていた。
紫野は殺虫剤を四季雨に放射する。
数分待ち、二人で再度中に入ると殺虫剤を辺り一面吹きかける。
隙間や穴にも吹きかけ、ホースを持ってきて熱湯を浴びせる。
沢山の害虫が苦しみ地面にくたばっていた。
モニターの画面の数が0になると二人は外に出て防護服を脱ぎ捨てた。
監視者はモニターが0に表示されたのを確認し、二人に鍵を渡した。
【四季雨 紫野…生存。こちらの扉からホールに戻れます】
四季雨「何とか終わったわ。ねぇ、監視者さん。あの害虫の始末はお願いしていいんだよね?」
【お任せください】
四季雨「ラッキー、さっさと戻って風呂入ろうよ」
紫野「そうですね!微かに酢の匂いがしますし…」




