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18 異変
はじめにその異変に気づいたのはテレビ、ラジオ、ネットなどの報道関係者だ。
「画面の具合がおかしいな? どうしたんだろう?」
好奇心に溢れる取材クルーたちは解像率の悪いロングショットでは飽きたらず、危険を承知で、なんでもたべちゃうゴンのごく近くまで寄っていく。するとテレビ、ラジオの画像に、それまでより強い電波障害が起こったのだ。実はそれは、なんでもたべちゃうゴンが異常な磁気を発生している確実な証拠なのだが、彼らはそのことに気づいていない。
画面がはっきりしなくては仕方がないので、報道関係者たちが、しぶしぶながら再びショットをロングに切り変える。それでも怪獣の指二本が一本にしか見えないような映りの悪さだ。が、背に腹は変えられない。と、そのとき、ひとりのカメラマンがビルの破片に足を滑らせ、地面に背中から転び、その拍子に手持ちのカメラが空を向く。
すると――
そのカメラが視聴者に何十、何百、何千という数の大陸間弾道ミサイルが大群となって押し寄せてくる怖ろしい光景を送り出す!




