続・隠し通路の捜索
~エイリスの視点~
エイリスは報告書を読んでいた。
行方不明の冒険者について。
「あのバカは報告がいちいち遅いでやがるのよ(# ゜Д゜)」
エイリスはブチ切れていた。
報告はヴォール・ロイバーから。
ロイバーはアンダーグラウンドの可能性についての調査をしている。
一連の事件をギルド長らが様々な角度で調査している。
「入りますよエイリス」
アユムが入って来る。
「黙りやがりなさい(# ゜Д゜)」
「何も言ってません(# ゜Д゜)」
いつもの茶番をし、アユムは紙をエイリスに渡す。
「マギア・ヴォルセブからは承認が出ました。後1人から承認が出れば、晴れてフェルマーは町を任される依頼を受けられるようになります」
「デュエロス・パートルに優勝すれば、いずれそうなりやがるわ。ただ」
「ロイバーの仮説が仮に事実なら、派遣されるのはフェルマー以外にはいない」
「……本当、運命がフェルマーを中心に踊ってやがるって勘違いしてあげるくらいでやがるわ」
「……頭がいかれ始めましたか(;^ω^)」
「誉め言葉でやがるわね!」
エイリスの言葉を聞き、アユムは頭を振るのだった。
~翌日~
ふぁーぁ……。
ぐっすり寝た。
イーシャとアッファーがいなかったのは残念だった(´・ω・`)
朝食を食べ、いざクエストの続き。
昔、地下の監獄だったって言われる場所に行ってみる事にした。
いくつもの檻。
その中から俺を襲おうとしてるモンスター。
尖った耳。
ダークエルフだったっけ。
油断しないよう、両足にサンダー、両手にファイアを纏う。
短剣と弓を持ち、檻を出て俺に襲い掛かって来るダークエルフ。
少ないモーションからの短剣攻撃。
簡単に距離で避ける。
距離を詰めて左の前蹴りをダークエルフの顔面に。
そこから右のハイキックからの左ストレートでダークエルフをフルボッコにする。
消滅するダークエルフ。
ホッとしたところに5体のダークエルフがまとめて襲い掛かって来る。
速いけど、エイリスやステラに比べたら遅い。
難なく倒し、辺りにモンスターの姿が無くなる。
……こっからなんだよな(´・ω・`)
壁を小突きながらあるかどうか分からない隠し通路を探す。
うーん。
自分でも考えてみるべきか?
仮にアンダーグラウンドが存在するって決めつけてみよう。
どういう場所に作るか。
クエスト領域に作るかって言われたら正直作らない気はするんだよなぁ……。
探すは探すけどさ(´・ω・`)
地下監獄を隅々まで探してみても、やっぱり無い。
場所、変えるか。
一度コルスに戻り、食事を済ませてからまた移動。
弁当を作って貰っても良かったんだけど、元々格闘家だったから戦う時にかさばるのは嫌だった。
誰が建てたかもわからない、名前も無い塔。
神獣って言われるブレイジャーとかサラマンダーが多くいた。
ブレイジャーは何だかたぬきみたいな外見で、サラマンダーはまあ見た目通りって感じだ。
神獣達は俺が敵意を向けなければ襲って来なかったから無駄に戦う必要が無くて良かった。
最上階まで行っても何も無い。
最上階からは、コルスの町の周りに広がる砂漠と、ところどころにあるオアシスっぽいのがちょっと綺麗だった。
……帰ろう。
そもそも、1人で探してもらちが明かない。
疲れたな(´・ω・`)
振り返ると、ブレイジャーとサラマンダーがこっちの様子を伺ってた。




