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異常から生まれた能力  作者: coll
第二章:夏休み以降の出来事
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憂鬱な最終日

いやぁまぁ遂に夏休み最終日やが

最後の最後に権治はんが何かしてるねぇ...


果たしてなんやろか...

まぁ多分どんどん楽しくなるやろうねぇ


ふふふっえらい楽しみやわ

そうして。俺たちは訓練をしまくり。

遂に夏休み最終日となった。


「よし、どれほど強くなったか確認するために戦闘形式で確かめる。」


「....OK」


「ヨッシャァ!」


「...また戦うのー?」


「しょうがないだろ...これが手っ取り早いんだからな」


「まぁ権治はんは脳筋やからねぇ」


「なんだと?」


「ん?ホントのこと言ぅただけやけど?」


「コイツっ!」


「ふふっ」


まぁこいつらは置いといて。

「....とりあえずフィールド展開するか」


「おぅ!」


「でも組み分けどうするの?」


「俺は白神とだ!」


「ん?乖十はんは妾とやで?」


「え?」


「....当たり前だろ」


「いや、神械君が審判でくるみ抜きで戦う」


「え?」


「僕、戦わなくて済む...」

とホッとした神械君とは反対に


「妾も戦いたかったのぅ...」

としょんぼりするくるみ。


「くるみと戦ったら皆勝てんだろ」


「...むぅ」

と頬を膨らますくるみ。


「そんな顔してもダメー」


「権治はんのケチー!もう知らん!」


「...どっか行きやがった...」

「子供かよ...」

「んまぁ...帰ってくるだろ」


「とりあえずやるか...」


「じゃあ組み合わせとしては...」


「憶vs琥珀と俺vs白神だな」


「えー!私琥珀ちゃんと戦うのー!?」


「....まぁそうなるな」


「手加減はしないぞ...えるちゃん」


「うげぇ...絶対勝てないよ...」


「....まぁ頑張れよ」


「うん...」


「先にえるちゃんと琥珀ちゃんの戦いをしようか」


「オッケーだ」




「よし、フィールド展開!!」


「相変わらずかっこいいな!!!!」


「....あんまはしゃぐなよ、俺と戦う時体力無くなんぞ」


「...ん?それは煽りか?」


煽りですと言わんばかりにニヤニヤ笑ってみる。


「...大丈夫だ、俺には体力の限界がないからな...ってか白神はそれ笑ってるつもりか?顔が無表情から一切変わらんぞ」


「....うるせぇ」


「じゃあえるちゃんvs琥珀ちゃんの戦いを始める!」


「準備はいいか?」


「もちろんオッケーだよ!!!」


「...あぁ、私も大丈夫だ。」


「戦うからには...」


「それじゃあ戦闘──」


「本気じゃないと」


「開始ッ!!!!」


「ねっ!!」


「っ!」


「速い!!」


「あいつ...本当に能力記憶だけか?かなり速いよな」


「....確かにな」


憶の動きが以前と全く違う....琥珀の戦う時の動き、速さ、能力の使い方が全て予測されてかわしてる....これが訓練の成果なのか....?


「はぁぁぁあああっ!」


「ぐっ...」


私の動きが完全に予測されている...憶ちゃんの完璧な記憶力と普通の人間からは考えられない桁違いの運動神経、反射神経を持ってるからこそ出来る技...。このままじゃ私の負けは確定...。だけど!!


「...ふぅ...」


「ん?」


「雰囲気が...」


覚醒バースト!!」


「うぉぉ!!!」


「きゃぁっ...こ、これは...」


「行くぞ...憶ちゃん」

「ここからが本気だ...」


「ッ速い!」


「...な、なんだ今の動き!!速ぇなぁ!!」


「....力あげすぎだろ....」


「フゥッ!」


「ッ!?危なッ!」


「憶がギリかわしたァ!!すげぇ戦いだ!!」


考えて、考えて、憶!!!琥珀ちゃんの攻撃をギリギリかわせたんだから!予測に予測を重ねて!!もっと私なら行けるはず!!!予測のその先へ!!!!


「右ッ!」


「かわした!!!」


「....いや、あれは」


「なッ...」


「ブラフだ....」


「琥珀スッゲェ!!!」


「ハァッ!!」


「なっ!!」


「嘘だろ...避けたァ!!!!!」


「....憶は右で殴る次の攻撃を予測したのか!?」


「でも憶は今飛んでる...隙だらけだ!!」


「....どうする....憶」


「琥珀の攻撃だ!!」


どうする私、ここの攻撃は予測出来た。けど今は浮いてる。隙だらけにも程がある。でもできるよね...私の運動神経なら!!!


「琥珀の腕を!!」


「....これは....攻撃を受け流した!?」


「うぉぉ!琥珀に攻撃を当てたァ!!」


「ぅ...グッ...」


「はぁ...はぁ...」


「....一瞬で能力をかなり使ったからな....そりゃ息も荒くなるか」


「はぁ...くっ」


「...フゥーッ」


落ち着いて...私...息を整えるの...思考を乱さないで...相手の動きの予測だけをして隙があれば攻撃をすればいい...そう...だから落ち着────


「ハァッ!」


「っやば───」


ドォォオオオンと言う衝撃とともに煙が舞い上がる。


「!!」


「....今....直で喰らわなかったか?」


「...憶は能力者とはいえ体は普通の人間にかなり近い...当たりでもしたら一大事だぞ...」


「....どうなったんだ」


「...嘘だろ」


「....マジかよ」


「この試合...」


「琥珀さんの行動不能によりえるちゃんの勝利!!!」


「拘束しやがった...」


「ボ...ボク...ずっと無言で見ちゃってた...」


「....それだけこの試合が凄かったってことだな」


「う...うん!」




「それじゃあ次の試合は裁兎と乖十だ。」


「2人とも準備はいいか?」


「おう!!」


「....あ、ちょっと待って」


「楽しみじゃのう」


「あ!くるみちゃん!」


「ただいま」


「この短期間で乖十はとんでもない程に強くなった。本気を出していない妾と同格レベルに。」


「...凄っ」


「ただ白神君も強くなったのは同じ。何せ、能力が遂に白神君と和解したからな」


「能力との関係がこの世界では強さの基準。」


「どうなる事やら...」


「ボク...た...楽しみ...!」


「私も!超楽しみ!」


「....オッケーだ」


「それでは、裁兎vs乖十の戦いを始める」



「試合...開始ッ!!!!」




す、凄かった!!!憶お姉ちゃんと琥珀さんの戦い...!!!ボクも頑張ればあんな風になれるのかな...いや、なるんだやってみせる!!!


そして次の試合は裁兎くんvs乖十くんの戦い...

一体どっちが勝つんだろう!め、めちゃめちゃ楽しみだなぁ...

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