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兄弟の証  作者: 大澄 涼太郎


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3/3

頬の痛み

10年後


「うぃー、おつかれ」

学校が終わり、一緒に帰ってる友達と道が分かれたところで一人になった。

「けいくんが悪い敵役ね」

「いやだー、俺はヒーローだもーん」

いつも通り通る公園に喧嘩する子供の姿が見える。

部活がない日だけみられる光景に時間の余裕を感じ、少し優越感に浸る。

そうして公園の階段を降りている最中に、少しふらついた。慌てて手すりに捕まりほっとした。

(今日流石に授業寝すぎたな。あのクソ教師ぼそぼそ喋ってる上に話が逸れすぎていつのまにか寝てまう。あんなん睡眠導入の授業やろ。おまけに小学生しかやらんような課題出しやがって。まあ、まだ提出まで余裕あるし今日はゲームしまくったろ)

そんなことを考えていると、いつの間にか家の前に着いていた。


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