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セクハラされる豚。

オマケ回みたいなものなので短めです。



さわさわと9本の尻尾がケツを撫で付ける。

リディアたんとは違う圧倒的もふもふ。

こんにちは、リアル獣っ子(雌)を助けたら懐かれたでござるの豚です。


いやぁ、バジリスクって美味いのな。

経験値的にも飯的にも。

因みに食ったあとの変化はない。

手に入ったのは『重力の魔眼:I』『竜の息吹:I』のみである。

パッシブスキルとかもっと手に入りそうだったのに二つだけとは意外だ。

運要素も絡んでいるのかな?

称号は『救世主』と『竜殺し(ワイバーンキラー)』と『変異種殺し』。

『救世主』の方は体力を。『竜殺し(ワイバーンキラー)』の方は俊敏と魔力、筋力。『変異種殺し』は取得経験値にボーナスを得るらしい。

レベルもなんと12まで上がった。

元がいくつか忘れたけど。


で、現在というと現在は狐っ子に守られながら上の階層を目指している。

え?あのボスっぽいのと戦う?

無理ですわー。

恐らく近付くだけで死ぬ。

というか、早くここから出たい。

そもそもここダンジョンだろ?

なんでかれこれ数時間近くも歩いてるのに冒険者とかいないわけ?

宝箱見つけた時開けたら指輪とか出たんだけど。

太すぎて入らなかったから放置なんですけど。


ゴゥッ!


しかしあれだ。


スリスリ。


さっきからこの狐娘が強すぎるんだが?

なんであのサラマンダーに食われかけてたのかわからない位強い。

ゴリラとか蠍とか強そうなモンスターいっぱい出てるのにほぼ一瞬で死ぬ。


いや別に困ってないんだよ?

むしろ狐は食べないのかほぼ俺がこんがり肉を食べてる。

しかも最初の一匹を丸焦げにして俺が残念そうに食べるのを見てから火力まで調整してくれるくらいだ。


だけどその度に尻撫でてくるのはやめてほしい。

流石にダンジョンなだけあってモンスターはいっぱい居るし、もうさっきからずっと撫でっぱなしである。

いい加減擦り切れそうだ。


そして狐娘の目が血走っているのは戦いのせいだと思いたい。

あとたまに腋に鼻を押し付けるのもやめてほしい。

お嫁に行けなくなっちゃう。


脇と尻を蹂躙されること更に数十分。

ようやく階段を見つけた。

狐娘が嬉しそうに先を促す。

勿論ここまで俺が戦闘した回数は0回である。

食った回数はわからない。

途中から数えていないが50体以上は狩ったと思う。

見た感じ段々弱くなってるのを見ると『降りる型』のダンジョンで良さそうだ。


俺はケツに鼻が押し付けれる感覚に身悶えながらも、一歩一歩、階段を登る。

階段を抜けた先に待ち構えていたのは、広い広い砂漠でも生い茂る木々でもなく。


だだっ広い広場と真ん中でうんこ座りする一つ目の巨人だった。


「グルォ?」


俺たちの気配に気づいたのか、一つ目の巨人がこちらへと振り返る。

よくよく見れば、手には大きい棍棒が握られており、後ろからでも股の間に大きな棍棒が・・・

いや、なんでもない。


「きゅう?」


隣の狐が確認するように俺へと視線を向ける。

うん・・・どうやら焼き加減を聞いているようだ。

流石の俺でも人型の魔物は敬遠したい。

否定の意味で首を振ると、狐は少し考えたあと短く鳴いた。


「ゴアアア!」


俺たちのやり取りに痺れを切らしたのか、巨人が一気に距離を詰めてくる。

デカイ。立ち上がった巨人はそれはもう色々デカかった。

手に持った棍棒なんか電柱よりでかいのではないのだろうか。

身長は二階建ての家くらいはあるだろう。

そして、走るごとに揺れるそれはどこかの観光地にモニュメントとして飾られてもおかしくないほど立派だった。









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