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デスゲームの正しい攻略法  作者: エタナン
第二章:戦闘編

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29頁:ゲームの進行方針には仲間の承諾を取りましょう

 街や町の名前は『(単語)の街(町)』で統一します。わかりにくくなったらごめんなさい。

「はぁ……」

 去年の7月、行幸正記は職員室に呼ばれてしまった。

「やっちまった……」


 つい先日行われた一学期期末試験。その解答について話があると、正記は担任に囁くような声で呼ばれたのだ。


 今回、テスト期間中は家の事情でどたばたしてマトモに勉強出来なかった。特に世界史、日本史のテストについてはほぼ完全に一夜漬けだったのだ。


「これ、親に連絡とか行くのかな……」


 それは非常にまずい。

 今は母親を心配させるような問題を起こしてはならない時期だ。


 なんとかして言い訳を考えなければならなかった。教師達が納得できるような言い訳を。


 職員室の前のソファーで俯いていた正記の前に人影が出来た。教師が呼びにきたのなら本気でヤバい。


「へえ、キミが噂の一年生なんだね」


 それは、女性……しかも恐らく自分と同じ生徒の声だった。顔を上げると、そこには大きな人がいた。見上げていることを抜きにしても明らかに大きいと感じる。


 そして、職員室前にもかかわらず目立つ髪飾りや、髪留め代わりのミサンガは今まで目立ちすぎないようにと気を使って来た彼を挑発するようなファッションだった。


 そんな『大きな女』は身を屈めて正記の顔を覗き込んだ。


「私は天照御神てんしょうみかん)。天照大御神から大を外して天照御神。キミは源氏物語で出てくる『行幸』に『正しく記す』の行幸正記みゆきまさき)くんで合ってるかな?」


 名前を把握されていた。だが、いたって冷静に答える。もともと、噂になる可能性くらいは考えて当然のことだった。


「はい、で、そのアマテラスさんがオレに何の用ですか?オレは今、言い訳を考えるので忙しいんです」


「『平均点50代』のテスト二つで『百点満点』をとっちゃったことについての言い訳?」


「!!」

 そう、今回は点が悪くて呼び出されたのではない。点が良すぎて呼び出されたのだ。

 しかも、テスト問題以外を突発的に質問されたとき、正記は答えられず、それで疑われている。



「はは、馬鹿だねえ。そこは70くらいにしとかないとカンニング疑われても当然だよ」


「……あなたも、オレがカンニングしたと?」


「いや、ちょっと調べてみたけどシステムにハッキングの形跡はないし、印刷とかの行程も盗まれる余地はない。あと、先生達のリークも有り得ない。そんなことしても得なんてないし、バレたら教師を辞めることになる」


「じゃあ、オレはどうして満点なんてとれたんだと思います? 説明が付くなら教えてください、中間ではほぼ平均以下だったオレが、どうして今回に限り満点を取り、しかもそれ以外の問題を聞かれても答えられないのか。言い訳の参考にしますから」


 ミカンはニヤリと笑うと堂々と言い放った。

「テストはどっちも一問一答形式で50問ずつ。なら、キミが一夜漬けで憶えた100問が『そのまま』テストに出た。そうでしょ?」


「じゃあ、オレはどうしてその100問を知っていたのかは?」


「簡単だよ。キミはお父さんの遺産の話とかで忙しくて勉強できなかった。でも、それで点を落として母親に心配はかけたくない。だから……テスト問題を『予知』したんでしょ?」


 正記は何もいえなかった。


「あの人間達については安心して、私が勉強を教えてたと言えば多分何の問題もなく事は収まるから」


「本当に!?」

 願ってもない話だった。

 だが、ミカンはその食いつきを見て、きわめて有利な状況で自分のカードをきった。


「ただし交換条件。キミ、うちの部活来なさい。部員が一人辞めちゃって困ってるから」






《現在 DBO》


 太陽が真上に来たとき、ジャックは道場から出てきてへたり込んだ。

「はぁ……これだけやればスカイも文句ないよね?」

「ああ、本当によくやったな」


 その目の前で待ちかまえていたライトは、ついさっきクエストで手に入れた《水湧の瓢箪》を差し出す。一日に一定回数しか使えないが、EPを回復する水が出てくる便利アイテムだ。

 ジャックはそれをひったくって一回分を勢い良く飲み干す。


 ライトはそれを見て、微笑みながら手を差し出す。ジャックはそれが瓢箪の返却を求めるものではないとすぐにわかった。


「所要時間五時間半、クエスト17種類イベント5種類、加えてNPCとの遭遇戦6回」

「『看板の町』全滅完了!!」


 ジャックは力強くライトの手を握った。



 昨日の会話の後、一晩眠ったジャックは一気にクエストに積極的になった。

 ジャックの中では勝手に名前を使っていたことが心に引っかかっていたらしいのだが、ライトにお墨付きをもらったことによって吹っ切れたらしい。


 そして、この快進撃だ。

 この『看板の町』のクエストは『道場もしくはそれに類する施設に入る→そこのNPCに挑戦→戦闘→勝利→クリア』という流れが多く、早く確実にNPCを倒せる技術があればそれだけ速くクリアできた。(『瞑想スキル』は例外の部類だ)おかげで、その戦闘能力を遺憾なく発揮したジャックは次々と道場破りを達成した。


 中でも『ナイフスキル』の派生技能『鎧通し』を修得するクエストでは、超重装甲の甲冑騎士の目に戦闘開始直後にナイフを突き立てて僅か数秒でクリアしてしまった時にはライトが『報告書に戦闘パターンが書けないだろ』と言ったほどだ。


 主に複雑な作業が必要なクエストはライトが担当し、単純な戦闘はジャックが担当した。町の中で挑みかかってくるNPCも、特に積極的に挑んで来る者は倒すと有益な情報をくれるとわかり、二人で挑んできたそばから倒した。


 そうして、この町に来てから一日かからずに、ほとんどの主要なクエストなどの情報は手には入ってしまった。


 連続で戦ったため、技を出すのに使うEPは回復が追いつかない。EPは何もしなければ三日ほど保つが、戦闘では比較にならないほど早く減っていく。食べ物で回復すると言っても、食べてからそれが反映されるまで時間がかかるのだ。どうやら、『消化・吸収』の時間が取られているらしい。しかも一度に大量に食べようとすると状態が『満腹』となり逆に動けなくなってしまう。


 現在はEPの回復中だ。


「さあて、次はどうする? 一度『時計の街』に戻るか? それとも次の町に行くか?」


 ライトの問に対して、ジャックは疲れながらもハッキリとした口調で答えた。


「勢いはそのまま『次』だよ。北か南かは任せる」


「じゃあ……スカイからの受注の関係上で北がいいな。時計の11時の方角にある『石ころ』を主産業とする町……『車輪の町』だ」



 二十分後、二人は『看板の町』の北門に到着した。

「ここから『車輪の町』へは『道』があるから、EPを回復しながら行こう」


 フィールドには、町と町、町と街を繋ぐ『道』という物がある。この道は地面の色が違い、モンスターは出現せず侵入もして来ない。


 だが、この道は全ての町を繋いでいるわけではない。これは大規模なクエストを攻略することによって解放される攻略の恩恵だ。クエスト内容と言うのが『道の途中にある特大ポップストーンの破壊』。異常なモンスターポップの中、恐るべき耐久力を持つ岩を攻撃し続ける必要がある。


 攻撃力のある戦闘職の利害を考えるとなかなか『時計の街⇄周囲の町』というルートは開拓されないのが悩みどころだ。


「ま、スカイがその内ポップストーンの買い取り価格を上げるって言ってたから、すぐに開拓されるだろうけど」


「前々から気になってたんだけどさ……スカイさんとライトって付き合ってるの? 馴れ初めは? チューした?」


「どんだけ人の恋愛に興味あんだよ、女子中学生か!?」


「女子中学生だよ。中二」


「そうだった……って、チューとか言うな。中学生でも少し子供っぽいぞ」


「生殖行為した?」


「宇宙人みたいな質問でさり気なくランク上げるのやめろ! してないし、する予定もないし、付き合ってもない!」


「じゃあまさか……貢がせてるの?」


「借金を盾にこき使われてんだよ! おまえはこんな大人になるなよ」


「ボク、大人になれないし」


「そうだった」


 ジャックとライトの関係はスカイとライト、ナビキとライトとは違い、上下のない対等なものだ。パートナーと呼んで差し支えない。恋愛感情ではないが、信頼は確かなものを感じている。


 この二人でなら大丈夫。

 壊すだけの自分もライトが居れば守る事が出来る。予知なんて出来ないながらに、そんな未来が道の先に見えた気がした。



 数十分後、二人は高さ20m程の傾斜の緩い岩山の前に到達した。

 まるで蟻塚のように幾つもの穴があき、そこに建物が建っているのが見える。


 そして、目の前の『入り口』は洞窟のようになっており、その傍には貸し出し用のトロッコの車庫、そこから入り口には線路が続いている。


「この岩山が『車輪の町』?」

 ジャックは目を見張る。まさか町が岩山をくり抜いたものだとは思わなかったのだろう。だが、ライトは一言だけ言った。


「え、違うよ?」


「え、違うの!?」


「この岩山は町のごく一部だ。本当の『車輪の町』はジャックの足下にある」


 ジャックは驚き足下を見るが、そこには地面しかない。ということは……


「地下都市なの?」


「ああ、一度ここのマップを載せるに来たことがあるが、下は蟻の巣とか洒落にならないくらい複雑な迷路みたいになってるんだ。遭難しないように貸しトロッコと一緒に地図を買っておかないと大変なことになるぞ」


「なったの?」


「……オレはもう持ってるが、ジャックも一応買っておけよ。本当に大変なことになるらしいから……噂では知り合いがこの町に入ってから帰ってこないとか、中で餓死したプレイヤーの幽霊がでるとか」

 ライトは口調を暗くして怪談の雰囲気を出す。


「こ、怖がらせようとしてるの? べ、別に、ボクは幽霊とか怖くないよ?」


「いや、ほんとうに地図は買っておいた方がいい。スカイの調べでも行方不明のまま死んだっぽいプレイヤーが何人かいるらしいから」


「……うん、買っとく」


 ライトはトロッコ置き場に歩み寄る。ライトについていったジャックは、トロッコの自動貸し出し装置らしきカラクリの横の地図の販売機を見つけて地図を買う。


「これで大丈夫……だよね?」


「地図をなくさなければな。じゃあ、行くか」


 はぐれたくないので二人で一つのトロッコを借りる。大きさは遊園地の二人乗りアスレチックの乗り物くらいだ。


 ライトが前に乗り、ジャックが後ろに乗る。座席がついているのでそれに座った。


「これからこのトロッコは町を出るまで使うから、番号覚えとけよ。あと、まずは地下二階のクエスト依頼密集地帯で幾つかクエストを受けて一気にクリアして回りたいが……その前に一度、地下一階の宿泊区画で止まるぞ」


「どうして?」


「馴らすため」


 トロッコがゆっくりと動き出す。ライトがレバーを地下一階を示す『-1』に動かしたのだ。


 ライトは振り返ってジャックの目を見つめて短く言う。


「覚悟決めろ、落ちるぞ」

「え、どういうこ、え、うそ、きゃぁああああああぁああああああ!!!!!!」


 ここは複雑に入り組んだ通路をトロッコで移動することが義務化された『車輪の町』。だが、一度ここを訪れた者は揃って別の呼び方をする。


 『ジェットコースターの町』と。




「はあ、はあ、はあ、死んじゃう……あんなのまたやったら、今度こそ死んじゃう……」


 ジャックは一度トロッコを降りて壁に手をついて息を荒くしている。そして、譫言のように弱音を吐いている。朝の勢いはどこ行ったんだという感じだ。


「大丈夫か? 流石にここまで弱いとは思わなかったんだ」


「だって、ジェットコースターなんて乗ったことほとんどなかったし……でも、そろそろ……」


「じゃあ次行くか。もう一階下でクエスト受けたら、どんどん下の方へ攻めていこう」


 ジャックの顔が青ざめる。

「え、もう無いよね? 下の階に下りるのだってゆっくりだよね? そう……だよね?」


「安心してくれ。システム的に落ちることはないし、一階ずつ降りれば短く済むから」


 ジャックはそれを聞くとトロッコを恐れるように後ずさり、弱々しく口を動かす。


「いや……いや……ちょっと待って……そんなものに乗りたくない……歩いて下りるから……ちょっとそれは止めよう?」


 ライト的にはジャックも遊園地みたいに楽しめるかもしれないと思ったのだが……

 ジャックの怯え方は結構マジだった。


 というか、噂だけの幽霊より実際に恐怖を体験するジェットコースターの方が怖いらしい。


「だめ? うう……本当はやっぱり根に持ってたんだ……ライトはボクが病気で死ぬ前に……精神を殺すつもりなんだ」


「なんかもうオレが腐れ外道みたいな目で見られ始めてる!? てか、周りの人目もあるからやめて!!」


 流石に町の入り口に近いところだ。ほかのプレイヤーもいるしNPCもいる。


 そして、まるで蹂躙されつつあるかのように怯える女子中学生とそれを見つめるライト。

 犯罪的過ぎて通報されたら言い訳できる気がしない。もし、スカイにメールが行ってしまったらライトは地上に戻ることはないかもしれない。社会的に抹殺された幽霊になるかもしれない。


 どうにかして、ジャックがジェットコースターへの恐怖を克服しなければ、できたトラウマはライトのせいになる。


「……よし、わかった。こうなったら奥の手だ……『インビジブルバインド』」

「え、うわ!!」


 ライトは糸でジャックを引っ張り寄せてお姫様抱っこした。

 通常の戦闘では、ジャックは見えない糸も持ち前の戦闘センスと『暗視スキル』で認識して引っ掛からないようにしているが、今の隙だらけなジャックなら捕獲は余裕だった。


 そして、ジャックを束縛したままトロッコの前の席に座る。


「え……嘘だよね? ボク、席に座ってすらいないし……」


「大丈夫。オレを信じていれば高確率でたぶん何とかなるかもしれない」


「何その不確実さ!? え、やだ、誰かたすけ」


「レッツ…ゴー!!」


 ライトは容赦なくレバーを『-2』に合わせた。


 ゆっくりと、トロッコが加速する。


「きゃあああああ!!」

「目をつぶれ……玉乗りスキル『ベストバランス』!!」


 ジャックは目をつぶり、加速だけを感じた。



 しばらくして、ジャックが目を開けるとそこはさっきまでとは違うの場所だった。壁には『-2』と描かれている。


 妙な感覚だった。下に降りたはずなのに、平坦な道を直線で加減速したようにしか感じなかった。


「あれ? もう着いたの? 揺れは?」

「オレのスキルでバランスを安定させた。これなら怖くないだろ?」


 ライトは悪戯っぽく笑う。

 それを見ていると、ジャックの中に怒りが湧いてきた。


「そんなのがあるなら先言ってよ!! 死ぬかと思ったじゃない!!」


「いや、驚かそうと思ってな……それにしても、悲鳴あげながらオレに抱きついてくる姿は可愛かったな~」


「な……」


「そうだ、これからは『黒ずきんちゃん』と呼ぼう。黒ずきんちゃん、怖かったらまた抱きついてきても良いからね~。オレがシートベルトみたいに抱っこしててあげるから」


 ライトはここぞとばかりにジャックをからかった。いつも男の子みたいに振る舞ってるジャックの女の子みたいな悲鳴が珍しかったから、この機会にからかっておきたかったのだ。


 それに、怒りで恐怖を忘れてくれたら万々歳だ。


 しかし、ライトの計算通りには行かなかった。ジャックの中では怒りより羞恥心の方が大きかったらしい。


 ジャックはプルプルと震えだした。

 そして、レバーをこっそり握る。


「ライト、子供扱いしないでよ。こんなものちょっと慣れればすぐ克服できるんだから」


「あれ、いやこれはただ人にはわかりやすい弱点の一つでもあった方がいいと……」


 ジャックは、レバーを一番下の階層の数字まで押した。


「五月蝿い!! かつてプレイヤーキラーとして恐れられたらボクが、いつまでもこんな笑い物ままでいると思うなよ!!」



 47分後。

 10周目終了。

「どうだライト!! もう悲鳴なんて上げずに乗れるようになったよ!!」


「オレにはもはや加速の時だけ無意識になってるように見えたんだが……ってお手柄だぞ!! 『走行スキル』に新技が修得された!!」


「新技!?」


「えっと……『ダッシュコースター』、坂道で加速し続ける技だそうだ」


「…………」

 バタン


「おいしっかりしろ!! 黒ずきん? ジャック? ……ジャック、ジャァァァック!!」


 以後、トロッコでの移動の時は何も言わずライトの膝の上にジャックが座ることが暗黙の了解となった。






 同刻。

 時計の街の教会でマリーは絵を描いている。

 今回の絵は一人で店を切り盛りするスカイの絵だ。


「幸せそうで何よりです……あ、そうだ、そろそろ商品を持っていかないと」


 マリーは幸せな光景を好んで作品に残す。

 今日も、店に行けば道中何か良い題材を見つけるかもしれない。


 だが、不安も残る。


「そういえば、最近物騒ですし……護身用の武器もスカイさんに相談したほうが良いかもしれませんね」


 街の中といえども、安全とは言いきれない。

 他のプレイヤーを疑い、警戒しなければならないようなこの現状を、憂いているのはライトやスカイだけではないのだ。

(キサキ)「どうもこんにちわ。キサキの部屋のお時間です」

(イザナ)「時間は結構不定期だけどね」

(キサキ)「アシスタントさん、そういえば今日はゲストが居ませんね」

(イザナ)「今回はNPCがほとんど出てないからね。あ、一応お手紙来てるけど」

(キサキ)「何故それを先に言わないの? 使えないアシスタントさん」

(イザナ)「結構ショックだよそれ。名前さえ呼んでもらえてないし」

(キサキ)「えー、お手紙です。差出人はオロソ爺さん……なになに『門番の仕事は暇です。町に来る人に話しかけてもろくに聞いてくれません。寂しいです』…………わかりました。アドバイスしましょう」

(イザナ)「あ、早いね」

(キサキ)「儲け話をすると聞いてくれるようになりますよ」

(イザナ)「身も蓋もないね」

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