27頁:疑われるような行動はやめましょう
少しずつですが感想をもらえるようになりうれしい限りです。
「あ、あの子……もうすぐ死ぬよ」
治療の困難な患者の集められた『集中治療棟』で、彼女の隣人は廊下を横切った車椅子の少年を見てそう言った。
「……あと、どのくらいなの?」
「少し見ただけだったから正確にはわからないけど……4ヶ月かな」
「あの子、今日入院したばっかりなのに……」
彼女は悲しそうに俯き、隣人はその頭を優しく撫でる。
「アキのせいじゃない。人はいつかは死ぬんだ、早いか遅いかだけだよ」
「ジャク、でも私……やっぱり何も出来ないのは……」
「わかった。今夜あの子を誘いに行こう……招待しようボクらの『ネバーランド』へ」
《現在 DBO》
赤を基調としたコートに胸を守るプレートアーマー。そして、その身長とほぼ同じ長さの柄を持つ大鎌。
そんないかにも『戦闘職』といった風貌をした少女は……ナビは、ジャックを見て少々品のない豪快な笑顔で笑った。
「ヒハハハハハ!! よく見たらちっこいしペッタンコじゃねえか? 声は確かに女だったし……ライト、前々から思ってたが、やっぱりロリコンだったのか!!」
「ロリコンじゃねえし前々から思ってんじゃねえ!! てか、出会い頭に攻撃してくるのはやめてくれって言ってるだろ……あと、攻略はどうした?」
「あ、そうだ。ライト、ここら辺で『ロロ』って名前のプレイヤー見なかったか? 見るからに地味で特徴のない、登場したすぐ後に蹴散らされそうな顔もろくに覚えてもらえなさそうなモブっぽい奴だ」
「ろくに覚えてもらえなさそうな特徴のないモブみたいな奴は、見ても覚えてる奴の方が少ないだろ。そいつがどうしたんだ?」
「聞いてくれよ、そいつあたしらがクエストボスを追いつめたとき……」
「まずは詫びを入れろこの馬鹿者!!!!」
突然、ナビの脳天に拳骨が叩き込まれた。
「いっだ!! 何すんだジジイ!!」
「私に何か言う前にそこのお嬢さんとライトに謝れ!! すまんなお嬢さん、こいつは悪い奴じゃないんじゃ。少し気性が荒いだけでの……私が代わりに謝ろう。ホントにすまんかった」
ライトはナビの頭に拳骨を叩きこんだプレイヤーを見た。
達人のような威厳と雰囲気のある和装系の装備を着た初老のプレイヤーだ。
「あ、マサムネさん。久しぶりですね」
ライトは敬語で挨拶した。
彼は現在最前線で戦うパーティーTGWのリーダーのマサムネという男だ。
「ああ、砦の攻略以来だったな。あの件は本当に助かった、君がいなければ犠牲者が出ていただろう」
「大げさですよ。あ、そうだ。黒ずきん、大丈夫か?」
ライトは今まで放置されていたジャックを呼んだ。
そして、互いに互いを紹介する。
「この子は黒ずきん、わけあって今はオレのパートナーになってる。こっちはマサムネさん、前線で活躍中の攻略パーティーTGWのリーダーだ。で、こっちの騒がしいのはナビ。TGWの近距離担当兼支援役でオレの部活の後輩……で、さっきの『ロロ』って何者ですか?」
「ああ、私から話そう……実は前線の方で他のパーティーが弱らせたボスモンスターの止めを横取りするプレイヤーがいてな、ほとほと困り果てているのだ」
「それがロロですか……それでマナー違反を是正するために捕まえようと……」
「いや、ナビがラストアタックを横取りされて怒ってそのまま追いかけてきたのだ。突発的に追いかけて行ったから、何か問題が起きたらいけないと思い、代表として私がついてきた」
前線の公式なマナー違反への粛清かと思ったら、ただの衝動的な独断先行だった。
「あーそうだよ、もうちょっとで追いつけそうだったのにナビキが起きちまったからな……その間に撒かれちまった」
そのロロを探している途中にライトとジャックを見つけたから声をかけたらしい。声をかけたというより攻撃を仕掛けたという感じだったが……
「ねえ、ライト……TGWって『チームゴッドウォーズ』のこと?」
突然、ジャックがライトの耳元で小さな声で問いかけた。
「そうだけど? 知り合いでもいるの?」
ジャックはしばしの沈黙の後、小さな声で言った。
「後でメールするから別の場所で落ち合おう。それまで適当にクエストなり食事なりしてていいよ」
「え?」
言い終えると、ジャックは全力疾走で走り去った。まるで逃げるような足取りで、女子とは思えない全力フォームでいきなり走り出したのだ。
「……あの子、どうかしたのか?」
「うーん……急用……かな?」
「……ライト、ジジイ、ちょっと追いかけてくる」
ナビは真っ直ぐジャックのかけていった方を見据えながら二人に言った。
「なんでだ?」
ライトは一応理由を問う。
「ロロの話をした直後だったし、もしかしたらロロの仲間かも」
「それはないだろう……本音は?」
「……逃げるもの見ると追っかけたくなる」
ナビは見るからにうずうずしている。そして、鎌を背中のホルスターに収めてジャックが走って行った方に向かって叫ぶ。
「待てえええええええ!」
まるでネズミを見つけた猫のようにジャックを追って行ってしまった。
残されたマサムネはライトにポツリと言った。
「……迷惑かけてホントにすまんな」
「ナビはナビキの狩猟本能の部分だから、当然と言えば当然ですね。まあ、黒ずきんなら逃げきれるだろうけど」
ライトはこれから何をするかを考える。適当にクエストをするのが無難かと思うが、ナビに置いて行かれたマサムネを放置するのも気が進まない。
「で、どうします? オレはこれからクエストを探しに行くつもりですけど、マサムネさんもどうですか?」
誘ってみた。
ライトは断られるかと思っていたが、以外にも予想以上の返事が来た。
「なら丁度いいクエストを知っている。話したいこともあるし、一緒に受けないか? すぐ近くだ」
クエスト『免許皆伝!! 魔羅との根競べ』
『看板の町』の中心近くにある『菩提樹』の根元でひたすら座り続けるクエスト。手に水の入った椀を持ち、それを零すか木の下から出たらリタイア扱いになる。
なお、途中木の主である〖魔羅〗の妨害があるが、長く居座れば居座るほどいい報酬があるらしい。
「ただ座ってるだけで良いなんて、変なクエストですね」
ライトは手に九割くらい水の入った木製の椀を持ちながら、あぐらをかいた状態で隣のマサムネに話しかけた。椀は口が広く、持ったまま立とうとすればまず間違いなく中身をこぼしてしまうだろう。
「聞いた話だと一時間はそのままでないと失敗になるらしい」
「前線の情報網ですか、是非とも攻略本に載せたいのでいろいろと教えてくださいよ」
ライトは軽い口調で言うが、結構本気のお願いだ。
「………なあ、君は前線に出てこないのか? 情報だけじゃない、クエストも、スキルも、アイテムも、ここにはない物が山ほどある。そろそろ店も街の状況も安定してきただろう?」
「……話ってそれですか。砦の一件の時に断りませんでしたか? オレはTGWには入らないって」
「年寄りは物忘れが激しくてなあ……だが、私にはわからないのだよ、君ほどの才能がここで立ち往生している理由が」
このクエストはクリアに最低1時間はかかる。つまり、その間は話しかけられたら逃げることは出来ないのだ。
ライトは無視するような無駄な抵抗はせず、会話に応じることにした。
「買いかぶりすぎですよ。オレにはそんな目を見張るような才能はない。オマケに集団行動も出来ない。こんな奴、いない方がパーティーはまとまります」
「『砦』の一件で、我々戦闘職は戦闘での強行突破以外の策を思いつかなかった。しかし、それを君は無駄な戦闘を避け、プレイヤーの犠牲を一人も出さずに三つの砦を同時に突破して見せた。これは、才能だろうがそうでなかろうが、稀に見る能力だ」
三つの砦の攻略は難行していた。北の盗賊の砦、西の聖王国と呼ばれる国の砦、東の魔法国と呼ばれる国の砦の三つがマップの拡大を抑え込んで、プレイヤー達を押しとどめていた。
フィールドの野獣のようなモンスターとは違った連携のとれた『軍団』に阻まれ、その三つの砦の内一つを落とすことも出来なかった。
そこで、ライトが動いた。
ライトは砦の門番などのNPCとの数少ない会話の情報を集めて、その状況を整理したのだ。
聖王国と魔法国は人種、文化の違う互いの国と戦争、もしくは冷戦状態にあり、二つの砦は『盗賊の砦』への警戒という名目でそこを防衛し、三勢力が互いににらみ合っているという状況が浮かび上がった。
そこでライトが考えた大胆な作戦が状況を動かした。
ライトは聖王国と魔法国の砦の軍団を利用して盗賊を討伐したのだ。
盗賊の砦を攻撃して攻撃部隊を誘い出して聖王国の砦に接近させて『聖王国軍vs盗賊攻撃部隊』の構図を作り、同時に魔法国軍を誘導し盗賊の砦を攻めた。これによりプレイヤー達は敵にしようとしていた強力なNPCを味方に付け、両軍は『盗賊討伐』という名目上の目的を達成し、それに貢献したプレイヤー全体がそれぞれの国での様々なサービスを受けられるようになった。
このとき、万が一聖王国軍と魔法国軍が遭遇すると全ての計算が崩れて戦争が始まってしまうかもしれなかったが、スカイの完璧なスケジュール表とメール統制によってそのような事態にはならなかった。
ライトとスカイがいなければ、こんな最善の方法で砦は攻略出来なかったといって良い。
だが、このライトの功績は一般のプレイヤー達にはほとんど知られていない。一般での情報では『第一回前線攻略会議』の立てた作戦となっている。
会議では本来戦闘職のみが話し合って『どの砦から一点集中で攻め落とすか』が決まる予定だった。それはそれでバラバラに攻略していたプレイヤー達が一つになるという点では大きな意味を持っていたのだが、『補給担当の生産職代表者』という役割で参加した……というより、活気の出てきた生産職に対して『攻略は戦闘職、生産職を問わず全てのプレイヤーで行われている』という建て前を示すためにゲストとして招かれたスカイとその護衛として参加したライトがとんでもない作戦を持ちかけたのだ。
参加した有力パーティー、擬似ギルドの代表たちのほとんどは最初からスカイなど、ましてやその護衛の意見など聞く気はなかったが、スカイが無理やり作戦を実行まで持って行ったのだ。
『協力していただければ、ここにいる方々にはこれから発売する事になる攻略本を一般販売より「二日」早く販売しましょう。作戦が成功すればただ情報を提供するだけでなく「調査」の注文も受けましょう。しかし、協力してくれないならあなた方及びその仲間に売る攻略本の値段は5倍にします』
呆れた交渉術だった。
二日間もあれば混雑する前にクエストを独占でき、他に一歩先んじる『エリート』となれる。しかも、その恩恵は元はと言えば生産職のスカイから贈られたものであり、『生産職代表者公認の優位性』がもらえるとなれば活動の正当性の面でも大きな報酬だ。
その上、いくら軽視されていると言ってもスカイはこの短期間でプレイヤーショップまで開いた有力プレイヤー。今後の勢力拡大も見込まれていて、とりわけ『攻略本』はその内容の精密さと利便性で話題になっていた。それの今後の発展を考えたら、リスクとリターンを考えても賛成しない方がおかしい提案だった。
さらに、これはマサムネを含めた一部のプレイヤーしか知らないが、会議に参加したスカイ以外の9勢力のうち3勢力(TGW含む)は会議の前からライトを通した個別交渉で根回しが済んでいたのだ。
知らぬ間に事態が進行し、気づいた時には手遅れになっている。まさに『空気感染』の異名を誇ったスカイらしい戦いだった。
「あの一件では、君はスカイのいいなりに動くただの駒だと思われていたが、ナビキに聞いたぞ? 本当は攻略本も君の発案だったそうじゃないか。本来、褒め称えられるのは君とスカイでは同列のはずだ。なぜ、そこまで自分の手柄をひた隠しにする?」
マサムネの声は少々悲しそうだった。きっと、誰よりも活躍しているライトが正当な評価を得ていないことに悲しんでいるのだろう。
だが、ライトの返答のときの声は明るかった。
「オレは将棋で言えば『銀』なんですよ。確かに『金』に成れば動ける範囲も少しは増える……だが、銀は金に出来ない動きもできる。輝きは鈍くて捨て駒にされやすいかもしれないが、それでもオレは銀のままでいい。一握りの金持ちが金庫に溜め込む『金貨』なんかより、たくさんの人に使ってもらえる『銀貨』の方が好きなんです」
その声には強い意志が感じられた。
それを真っ向から否定するほど、マサムネも野暮ではない。
「なるほどな……しかし、知名度とは別で君をTGWに招きたいのも確かだ」
「オレ、GWOやってないですよ?」
「それはナビキの時点でもう気にしないと決まったことだ……少し、勝負をしないか?」
「勝負?」
「どちらが長くこのクエストを続けられるかという単純な根比べだよ」
「『負けたら仲間になれ』とか言いませんよね?」
「私が勝ったら一度で良いから私達と組んでクエストをやってくれ」
「……オレが勝ったら?」
「私が知っている時計街周辺の町で受けられるクエストを全て教えよう」
「よし乗った!!」
3時間30分後。
「だけど信じられないよ……ナビとあなたが同一人物だなんて」
「やっぱりそんなに違いますか?」
「うん……とても同じ人間とは思えない」
「まあ、『同じ人間』というのも正しいか微妙ですからね……別人格ですし……私を人間と呼ぶのもちょっと……」
ジャックは今、『ナビ』ではなく『ナビキ』と話しながら『看板の町』を歩いている。
ジャックとナビの追いかけっこは熾烈を極めた。スピードで勝り『隠密スキル』も持っていてすぐに捲いて隠れればいいと思っていたジャックだが、ナビの野生の直感的探知能力で隠れてもすぐ見つかり、その執拗なまでの執念によって追跡され続けたのだ。
だが、その対決は唐突に決着した。
レストランに逃げ込んだジャックを追跡してきたナビが空腹を感じ、その場で食事して満腹になるとそのまま眠ってしまったのだ。
恐る恐る接近したジャックに対し、突然目を覚ました『彼女』は第一声でこう言ったのだ。
「えっと……ここはどこですか?」
それから、状況を説明するに当たってナビキからは二重人格だと説明された。ジャックは驚きこそしたが、その雰囲気の変わりようからすぐにそれを受け入れた。
ついでに言うと、物騒な大鎌はナビキには似合わず、すぐにギターに装備を変更している。
「でも、それで前線って危なくない? いきなり人格が入れ替わったりとか」
「気絶さえしなければそう簡単に入れ替わりませんし、私は音楽系スキルで支援できますから」
「それで近接兼支援なんて妙なポジショニングだったんだね……それにしても、ナビキはGWOはやってなかったんだよね?」
「私は草辰さんと交代で入りましたから」
「……よかった」
「?」
ジャックの安堵の声にナビキが疑問を投げかけようか迷ったとき、遠くから歓声が聞こえた。
「すげーぞこの二人!!」
「おい、どっちが長く保つか賭けようぜ!!」
「有り得ねえ……新記録だ」
二人は声のする方を見た。
そこには人だかりが出来ていたが、見るべきはそこではない。
そこには背は低いが枝葉が大きく広がった木があり、その根本にはライトとマサムネが椀を持って座っていた。
驚くべきは、その周囲に無数の蛇や虫がのたうち回り、見るだけで鳥肌が立つ光景になっていたことだ。二人はそれに対して微動だにせず、全く動かずにあぐらをかいて座っていた。
「何やってんの!?」
「何やってるんですか!?」
ジャックとナビキが驚きの声を上げると、ギャラリーの一人が親切にも答えてくれた。
「あのクエスト、長く座っていられるほど報酬がいいらしくて今まで何人か限界に挑戦してたんだ。でも一定時間ごとに木の下だけ雨が降ったり、燃えたり、凍ったりって難易度が上がっていって誰も三時間保たなかったんだ。でも、あの二人はもう三時間半も続けてて、蛇とか軍隊とかの幻にも全く動じないんだ」
助かることになかなか詳しく解説してくれた。
どうやらあの蛇や虫は幻らしい。
だが、リアルすぎて気持ち悪い。
「えっと……ライトー、あとどのくらいかかる?」
「黒ずきんか……マサムネが降参するまではオレはクエストをやめないぞ……」
どうやらマサムネと勝負しているらしい。
しかし、どちらも退きそうにない。
というか、マサムネはライトが頑張っているため止めるタイミングが見つからないらしく、もはや苦痛を通り越して苦笑いである。
「……やるな……是が非でも……勝たせてもらう……諦めろ」
もはや呆れるしかない意地の張り合いである。
だが、少女たちにとっては仲間が蛇やら虫やらにまみれている光景は見ていたいものではない。
「こんな人達はほっといてどっか行かない?」
「うう……マサムネさん、大人気ないですよ」
ナビキは自分のパーティーリーダーが高校生相手に本気で意地を張っているのが見ていられないらしい。
そんなナビキを見て、ライトは言った。
「ナビキ、『あれ』を使え。黒ずきんは耳を塞いでろ」
「み、耳?」
ナビキは頷いてギターを手にとり、目をつぶって呟いた。
「ナビキオリジナル『王の咆哮』」
その直後、ギターにスキルの発動を示す光が宿り、大音量で筆舌に尽くしがたい『音』が爆発した。
「■■■■■■■■■■■■■!!!!」
ギャラリーも一気に逃げ出す。
ジャックは耳をふさいで座り込んだ。
マサムネは椀を捨てて耳を塞いだ。
そして、ライトだけは顔をしかめながらもその『音』に耐え抜いた。
数十秒の短い『演奏』が終わったあと、ナビキは晴れ晴れとした顔で深呼吸した。
「スッキリしました」
ナビキの『無差別攻撃』により、勝敗は決した。
マサムネはクエスト失敗、勝者はライト。
ジャックはナビキを改めて見た。
てっきり、ナビキはナビよりも大人しくて冷静で弱々しいと思っていた。
しかし、本当はナビキの方がずっと強いのかもしれない。
ジャックは、喧嘩をするならナビの方にしようと密かに思った。
(キサキ)「どうも、毎度おなじみキサキの部屋です」
(イザナ)「とうとう本格的に乗っ取られちゃった……」
(キサキ)「今日のゲストは看板の町の竹林の主こと〖老師大熊猫〗さんです。アシスタントのイザナさん、ゲストにお菓子を」
(イザナ)「ゲストからアシスタントに降格されてるし」
(老師)「フォッ、フォッ。お若いの、いじけていても何も始まりませんぞ。ほら、これでも食べますか」
(イザナ)「笹を差し出されても困りますが……」
(老師)「本編で出番があるだけありがたいと思いなさい。ワシなんて名前だけなんだから」
(イザナ)「…………なんかすいません」
(キサキ)「ちなみに、次回のゲストは魔羅さんです」




