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第4話:インチキをした者たちの末路!後悔してももう遅い

俺が国民的飲料メーカーから大々的にスカウトされ、ネット中が「手描き無双」に沸き立っていた頃。


俺を「老害」「底辺」とバカにして追放したあの若造リーダーとその取り巻きたちは、まさに地獄の底を這いずり回っていた。


俺の裏アカウントによる痛快な指摘をキッカケに、奴らが「他人の絵を機械にツギハギさせただけのインチキ」を「自分が徹夜して描いた」と嘘をついていたことが、完全に世間にバレてしまったからだ。


『嘘つき!』


『機械のボタンを押しただけで天才ぶるな!』


『人のふんどしで相撲を取るな!』


ネット中からの大バッシングを受け、奴らのアカウントは無惨に大炎上。これまでの虚飾のメッキは剥がれ落ち、すっかり信用を失って、誰からも相手にされなくなっていた。


そんなある日、俺の表のアカウント――そう、あの「1000万円のポスター」を手掛けた天才手描き絵師のアカウントに、一通のメッセージが届いた。


差出人を見て、俺は思わず鼻で笑ってしまった。あの若造リーダーからだったのだ。


俺は表のアカウント名をグループにいた時のままにしていたため、奴らもようやく、今日本中から大絶賛されているスター絵師の正体が、かつて自分たちが無惨に追放した「底辺配達員」だったと気づいたらしい。


『ひ、久しぶり!いやあ、あんな素晴らしい手描きの絵を描けるなんて、やっぱりアンタは天才だと思ってたんだよ!俺たちも機械のインチキはやめて、これからは手描きの素晴らしさを広めようと思うんだ!だからお願いだ、また俺たちを仲間にしてくれよ!一緒にポスターの仕事をやろうぜ!』


画面越しに、手のひらを返してすり寄ってくる奴らの浅ましい顔が目に浮かぶ。炎上して居場所がなくなったから、今をときめく俺の威光にすがりつき、あわよくば甘い汁を吸おうという魂胆だろう。


俺は最高級のコーヒーを一口ゆっくりと飲み込み、キーボードを力強く叩いた。


「断る。機械に心を売って平気で嘘をついたお前らに、手描きの温もりを語る資格はない」


『そ、そんな冷たいこと言うなよ!俺たちは仲間だったじゃないか!』


「お前たちが俺を追放した時、こう言ったよな。『何日もかけるなんて要領が悪い、時間の無駄だ』と。人間の魂を込める時間を無駄だと言い捨てるような奴らの居場所は、俺の周りにはない。後悔しても、もう遅いんだよ」


送信ボタンを押し、俺は奴らのアカウントを綺麗さっぱりブロックした。


その後、若造たちがどうなったかは知らない。


ただ、インチキがバレてすっかり信用を失った奴らが、二度と絵の世界で威張ることはできないだろう。まさに自業自得の末路だ。


「さてと、今日もいい天気だ」


俺はふかふかのソファに深々と腰を下ろした。


時計の針は午前10時半を回っている。月収70万円という一生安泰の不労所得に、ポスター制作で得た1000万円。お金も時間も、腐るほどある。


俺は新しい真っ白なキャンバスを用意し、お気に入りの筆を手にとった。


これからも俺は、機械のインチキの化けの皮を裏アカウントで楽しく剥がしながら、人間の魂がこもった最高の手描き絵を、気の向くままに描き続けるだろう。


朝10時起きの貴族生活を満喫しながら、俺の気ままな「手描き無双」ライフは、まだまだ終わらないのだ。

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