第3話
最初は別視点からです。
村に病が流行りだしてどのくらい経っただろうか。最初は爺様たちや、僕より幼い子ども達が病にかかり寝込んでいった。
そしてだんだんと若者や父や母と同じくらいの歳の人達も病気になっていった。
いつしか村の者殆どが病に倒れていた。
僕は村長である爺様に話を聞いてみたが、このような病は今まで無かったとのことだ。皆、咳や熱がなく、ぐったりとしているだけ。けど、どんどん弱々しくなっていってる。
不思議なことに、なぜだか僕や村長である爺様、家の近くに住む若夫婦の四人だけが病にならなかった。僕と爺様や夫婦さんたちとはよく神様の社でよく会うくらいだけど、何で病にかからなかったんだろう。それに神様の社って言っても、小さい建物だ。
村の皆が病に倒れてから数日後、村の近くの山に黒い雲がかかりだした。爺様はその昔、この辺りを暴れまわっていた鬼があの山に封印されたと言っていたけど、僕はよくわからなかった。でも神様の社は、その鬼が封印されてから神様に守ってもらう為に建てたらしい。
そんな中、この村にやって来た妖狩りの武者様が来られ、あの山と病は関係あるかもしれないと言って向かわれていった。でもそれから数日経ったけど武者様は戻って来なかった。
僕に出来ることはもう神様に祈ることだけ。その日も僕は爺様と一緒に社へとやって来ていた。
神様神様、どうか村の皆の病を治してください。どうか皆をお助け下さい。
僕か手を合わせて祈っていると、突然社の隙間から光が溢れ、ゴトッと音が聞こえた。爺様と顔を合わせて驚いたけど、僕は気になって社に近づきそっと扉を開けた。
そして僕はびっくりした。中には綺麗な服を着た村の女が誰も敵わないような美しい女の人が僕を見ていたんだ。
「ねえ、君・・・・」
それに聞いたことのない綺麗な声で話し掛けられてしまい、僕は心地よくて動けなかった。
「神様・・・」
女の人を見て思った事が、いつの間にか口から溢れていた。
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目の前の少年に声を描けたとき、私は違和感を感じた。
私は男の筈だしとっくに成人している。侍キャラも男のはずだし、こんなに声が高くない。
私を見る少年は、顔を真っ赤にして固まってるし。
自分の手を見てみると細く綺麗な手。
服を見てみると明らかに男もではない色鮮やかな服。私はこれを最近まで見ていたはず・・・。
まさかと思い私は部屋から出ると、外に置いてあった大瓶を除こみ、溜まっていた水に自分の姿を写してみた。
そしてそこに写っていたのは、正に大和撫子を体現したような、少し幼さの残る美しい女性の顔だった。
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