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~エピローグ~

 “もしも、全てを捨てて物語に没頭できたとしたら、それで素晴らしい小説を生み出すコトができるのではないだろうか?”

 ある日、僕はそんな夢を抱いた。


 もちろん、それは夢に過ぎなかった。単なる理想に過ぎなかった。

 でも、もしも、この世界に、そのような人間が存在したとしたら?そうしたら、どうなる?本当に、素晴らしい小説を生み出したりできるのだろうか?

 僕は、それを試してみたくなった。


 通常、このようなコトは実現不可能である。だって、現実の世界には様々な制約が存在するのだもの。

 たとえば、それは時間的制約。資金的制約。あるいは、情熱の問題かも知れない。

 どんなに理想が高くとも、時間やお金を持ち合わせていたとしても、そこまでする理由がない。そんな情熱が心の底から湧いてくるわけがない。それだけの時間やお金があれば、小説など書かずに遊んで暮らしてしまうに決まっているもの。


 でも、それでも…

 それらの数々の条件を満たし、いくつもの難関を突破して、その理想にたどり着いた者が存在したとすれば?果して、その人間は、最高の小説を生み出すコトができるのだろうか?小説の神の領域へ到達できるのだろうか?神に並ぶことができる?あるいは、さらにその先へと進むことはできる?


 僕は、その為の権利を持っている。全てとは言わないまでも、かなりの数の条件を揃えてしまっている。

 ならば、試してみるべきなのでは?

 試したい!この世界に史上最高の傑作を生み出せるのかどうか!


 今回は、まだ無理だった。でも、着実に能力は増している。

 前回よりも、確実に能力は上がっている。成長している。ならば、いずれは…


 こうして、僕の戦いは、続く!!

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