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コード・オブ・レヴァリエ  作者: 伊瀬 未兎
第一章 『生徒会合宿』
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第一章 『生徒会合宿』 1-3

お久しぶりです。


めっちゃ久しぶりの投稿なのでどこかおかしい点があるかも知れないです。

― 数日後 ―



「ふぅ~、やっと着いたなぁ」


 駅から出てきて太陽の日差しを浴びた水無瀬は手で影を作った。



「太陽がまぶしいぜ!」




「今は4月で春ですよ先生、暑苦しいです」




 暑苦しい水無瀬の言葉を一蹴したのは、生徒会長の紫だった。




「まぁまぁゆかちゃん。あの人は頭のネジがどっかいった人なんだから仕方がないわよ」




 紫の後ろから亜美がうふふと笑いながら駅から出てくる。





「ああ、そうだったな、これは失敬先生」




 そう言って紫もニッコリ。本物の笑顔である。嫌な意味で。





「君たち二人って笑顔で人を殺せる人なんじゃないかと今心の底から思うよ……」





二人の笑顔を受け止めた水無瀬が苦笑う。




「それはそうと紫ちゃん」





 視線を紫の服に移した水無瀬が問う。





「君はなぜ制服なんだい?」





 紫は荷物こそキャリーバッグに入れて引いてはいるが、服装は旅行やお出かけなんぞに着ていく服装ではなく、学校の制服そのものだった。亜美も同様。





「なぜって先生、それはこっちのセリフです。なんなんですかその格好は」





「え、なにって……」





 水無瀬の服装は、それはもう浮かれ気分満載のそれでしかなかった。




 上はアロハシャツ一枚で下には短パン。サングラスを掛け、麦わら帽子をしてすらいる。




 しつこいようだがいまは4月だ。春なのである。決して時期を間違えたあつい季節がやってきているわけではない。






「これのどこがおかしいんだと言うんだ君は?」





 そう言って水無瀬は両手を広げて自分の姿を紫によく見せる。





「全部」



「全部よね」





 紫と亜美は口をそろえて同意見。






「な……君たちは! 今日という日がどれだけ特別なのかわかっているのか!」





「合宿です」




「合宿よね」





 同意見再来。





「あ、いや、そうなんだけど……。ほらほら、海で泳ぐとか、森で探検するとか、そうしていって親睦を深めるものじゃないのか合宿っていうのは!」





「違います」




「違うわね」





「もういいよ……いいよもう……私が悪かったよ……それでいいよ……」





 ついに水無瀬が折れた。柱に顔を擦りつけて自らの生徒の残虐さを嘆いた。





「あー……愚痴りたい。愚痴りたいけど相手がいない……。相手……あそうだ、雄介君と美夏君はまだかい?」






 あいかわらず切り替えの早い水無瀬は、いつになっても来ない雄介と美夏の姿を探した。





「すいませーん! 遅れましたー!」





 しばらくして美夏が紫達のもとに到着した。






「雄介君はどこだい?」




 水無瀬が尋ねる。





「そ、それが……」





 水無瀬の問いに、美夏は言いにくそうに顔をそむけた。





「ちょっと張り切り過ぎちゃっって、そのお……荷物が凄いことになったんですけど。雄介君が持ってやるって言ってくれたんですけど……その……」





 美夏がその先を言う前に、美夏の背後に何か巨大な物体が立った。






「た、ただいま、到着、しました……」




 その正体は雄介だった。しかしその姿は大量の荷物に埋め尽くされていて顔の一部しか見えていない。






「く、お……俺の背骨ファイトぉ……っ!」





 雄介は小さな声で自分の背骨に喝を入れた。





「こ、これはまた、結構な荷物になったもんだね美夏君」




 美夏の荷物を見た水無瀬がたじろぐ。





「一体何が入ってるんだい?」





「えーそれきいちゃんうんですか先生? 女の子の荷物を聞くなんて最低ですよ?」





「そ、そうか、それはごめん。好奇心は心の中に留めておくよ。は、ははは……」




 水無瀬は雄介の持った大量の荷物を見て苦笑った。





「み、美夏……この荷物……」




 美夏の背後で未だ荷物を持ちっぱなしの雄介が苦しそうな声を上げる。





「え、雄介君もこの荷物の中身知りたいんですか?」





「ち、ちが……。この荷物どこに置けば……」





「秘密ですよ雄介君。荷物の中身は女の子の秘密が詰まってるんです」





「いや、だからこれをどこに置けば……」






「でもでも、雄介君がどうしても知りたいって言うんなら教えてあげてもいいですけどぉ」






「頼む……俺の話を聞いてくれ……お願いします……」





「例えば化粧品とか、着替えとか、お菓子とか、後……あ、着替えはちゃんと下着も用意して……って何言わすんですか雄介君!」





「お、俺は何も言ってなぐふぅ!?」





 自分で言って自分で盛り上がった美夏は雄介の背中を叩いた。





「ちょ、あぶな、た、倒れ……ぎゃああああああああああああああ!!!」




 案の定、荷物はバランスを崩した雄介の元に落下し、雄介は荷物によって生き埋めになった。





「はぁ……なにをやってるんだお前たちは」





 二人のやり取りを見た紫がため息をつく。





「まぁまぁ、仲が良いことは良いことじゃない」





 亜美が二人を見ながら微笑む。





「はあ……それで先生。全員そろったことですし、目的地へ行きましょう」






「え? あ、ああそうだな。こっちだよ」





 紫に促された水無瀬に案内されて、雄介を除く生徒会メンバーはぞろぞろと歩き出す。





「え、ちょっと待って皆! 俺を置いてかないでくれ! ヘルプミーーーー!!!」





 周囲に響き渡った雄介の叫びも届かず、皆はどんどん遠くへと歩いて行ってしまった。

第一章1-3段落、いかがでしたでしょうか?




ひさしぶりの投稿です。




今まではワードに書いていたものをコピペして投稿してきたのですが、この先はその場で考えて直接書いていこうかと思います。




よって誤字脱字が増加するかもしれないので、ご了承願います。





次回、


ついに到着した合宿先。



背中を痛めた雄介は、不思議な少女に出会う。




今後もこの小説を読んで楽しんでいただけると嬉しいです!

(●´∀`●)




では、お楽しみに!

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