ダンジョン戦
ダンジョンにはいると、壁にかかっていた松明に灯がともり、岩窟内を明るく照らした
「明かりをどうしようか考えていたが、手間が省けたな
それに、意外と道が広くて助かった」
照らされた道は、幅3mくらいの一本道で高さも十分だったので、迷うこともなく戦闘もどうにか行えそうだ
少し進むと、上から長さ6mほどの蛇が降ってきた
「蛇か、ならこれかな」
そういって鶏の足を食べた
>デュアルマテリアルのクールタイム中です、捕食者を発動できません
「そういうことか」
てっきり、【デュアルマテリアル】のクールタイム中も普通の捕食は発動できると思っていた
「あぶなっ」
蛇がしっぽを勢いよく、振り回し攻撃してくる
ギリギリ避けれたが、攻撃に移れないのでクールタイムが切れるまで
ぴょんたと一緒にかく乱して時間を稼いだ、かみつき攻撃もされたが、何とか乗り切ることが出来た
「んじゃ今度こそ」
そういって鶏の足を食べると、鋭い爪の生えた鶏の足に変化した、その足で蛇をつかみ思いっきり岩肌に叩きつけた
>蛇のしっぽを手に入れた
「しっぽか、これは使えそうだな」
蛇のしっぽ
:スネークのしっぽ、強靭な筋肉で出来ている
「「「「「こけー!」」」」」」
説明を見ているといつの間にか、クック5体に囲まれていた
「いい機会だな、試してみるか」
蛇のしっぽを食べると、長さ2m直径30cmほどのしっぽが生えてきた、そのまま体を一回転させ周囲を薙ぎ払った
クック達は一撃で地面に伏せた
「これはかなり強いが、相変わらず生肉を喰うのは気持ち悪いな」
その後は出来るだけクックの足を使い戦闘を行っていき進んでいくと、道が2本に分かれた
「どうしようかな、ソナーでもあれば、、、そうだ」
鶏嘴粉と兎の耳を口にすると鶏の嘴と兎の耳が生えてきた、鶏の鳴き声を発し兎の耳で聞くと、左の道の先には何もない広い空間が、右の道の先には少し広い空間に岩がいくつかと奥に小さな箱状のものがあるのが分かった
「ダンジョンには宝だよな」
右の道の先にあるのが宝箱だと確信したハグは、右の道に進んだ
「やっぱりな、敵もいなそうだ」
正面の壁際に宝箱のある10m四方ほどの空間についた
「「「「うぉー」」」」
宝箱に近づくと周囲の岩が動き出した
「なんだ!?」
動いた岩を見ると、岩に手足が生えてきてゆっくりと近づいてきていた
「さてどうやって倒そうか」
とりあえず兎の足を使い蹴ってみたがビクともしない、むしろこっちがダメージを負った
「痛っ、さてどうしようか」
一通り試してみたが、ろくにダメージが通らない
「これしかないか」
【モード:ラピッドラビット】
一体倒すことが出来たが時間切れだ、幸い動きは遅い上に残り三体だ
クールタイムの5分30秒を待ち同じことを三回繰り返した
>ロックスの外皮×4
:ロックスの皮膚、岩のように固いが、皮膚のようなしなやかさもある
「これは食えそうにないな、さてお宝は何がはいっているのかな」
奥にある宝箱をあけた
>天照の勾玉
:天照大御神の魂が宿った勾玉、天照の加護が宿っている
火属性攻撃+50、火耐性+50
「かなり強いんだろうが、今の俺には使えないな」
ひとまずバッグにしまい道を引き返し、二手に分かれている部分まで戻り、今度は左の道をすすんだ
「この場所が最後みたいだな」
進んだ先の空間には、だだっ広い空間に大きな扉がそびえたっていた
「この先は確実にボスだろう、できるだけの準備していくか」
ぴょんたに角をもらえるように頼み込み撫でまくった
1時間ほどで10本入手できたが、ぴょんたはもう無理だという目で見ている
「無理させてすまなかった、ありがとなぴょんた」
LEVEL 14
HP 250/250 → 400/400
MP 150/150
STR 13
VIT 10 → 16
INT 4
MND 3
AGI 15
DEX 15
ステータスポイント 12 →0
装備
武器 不可
防具 不可
装飾 ーー
アイテム
太兎の足
兎の足×9
兎の耳×1
兎角粉×10
鶏嘴粉×4
蛇のしっぽ×10
得能
種族得能
【一匹魔族】
職種得能
【捕食者】LV2
個性得能
【第三の目】LV2
【他力本願】LV3
:他の力を借りる際、150%上乗せする
【テイム】LV2
【鑑定】LV3
【薬師見習い】LV2
スキルポイント 9
特技
【捕食者】
捕食
:魔物の素材を摂取して、力を借りることが出来る
デュアルマテリアル
:2種類の素材の力を同時に借りることが出来る、クールタイム30秒
【第三の目】
ウィークサーチ
:動いていない対象を視ることで弱点を発見出来る
オーラサーチ
:オーラを見ることが出来るようになる、1秒につきMPを1消費する
【テイム】
テイム
:残りテイム枠0
コール
:テイムしたモンスターを瞬時に呼び寄せる、全MPの30%を使用する
【鑑定】
鑑定
識別
:相手モンスターの情報を識別できる
【薬師見習い】
インスタントクラッシュ
インスタントボイル
:煮込み作業を即座に再現できる
名前【ぴょんた】
種族【ホーンラビット】
LEVEL 8 → 12
HP 200/200
MP 0/0
STR 16 → 20
VIT 7 → 11
INT 0
MND 4
AGI 16 → 20
DEX 10
ステータスポイント 12 → 0
得能
【剛脚】LV3
【硬質化(毛)】LV3
【聴力強化】LV2
ダメージを食らっても、死なないように耐久性をあげた
ぴょんたは攻撃力重視で、能力を上げた
「よし行くか」
扉に手をかけた
>【天照の間】に挑戦しますか?
→ はい
いいえ