第6章-1 クライマックス~エンディング
クライマックスシーン:Strange fortune (奇妙な幸運)
登場侵蝕値
PC1 吉野咲楽 6 (64)
PC2 『絶対零度の白炎』万田沙羅 9 (83)
PC3 『水晶の弾丸』金田友絵 2 (64)
PC4 『導きの声』霧谷響 7 (75)
PC5 『不屈の雷盾』霧谷奏 6 (84)
衝動判定 目標値11
PC1 吉野咲楽 4+3D→13 成功 侵蝕値+2D→12(76)
PC2 『絶対零度の白炎』万田沙羅 1+6D→10 失敗 暴走(解放) 侵蝕値+2D→8(91)
PC3 『水晶の弾丸』金田友絵 6+3D→12 成功 侵蝕値+2D→16(80)
PC4 『導きの声』霧谷響 15+5D→22 成功 侵蝕値+2D→13→(88)
PC5 『不屈の雷盾』霧谷奏 10+5D→19 成功 侵蝕値+2D→12→(96)
バスに足を踏み入れると、そこは恐ろしく濃密に血の匂いとレネゲイドウイルスが充満した空間であった。
「あはははは、いい気分だわ。ここはとぉーっても落ち着くわね!」
「…吉野さん、沙羅ちゃん連れ出して、外で介抱して。生き残りが居れば運び出すから」
「…はい」
空気に沙羅ちゃんが当てられたため、吉野さんに沙羅ちゃんを連れ出してもらい、生存者を探す…所が
「この人、生きている!こっちの人も!こっちの人も!」
「うそ、こっちもよ、殆ど全員生きているんじゃないかしら」
「…だとしても、このままここに置いておいたらジャーム化する。急いで運び出さなきゃ」
なんと、発見できた乗員・乗客全員が生きていた。
私達は急いで合計20名の乗員乗客を運び出し、介抱し始めた…が、状況が思わしくない。
「駄目だ、このままだと暴走する!これだけの人数、一気には対応できないよ!どうする?」
「…いったん実力で鎮圧するしかないわ」
奏の問いに、そう、友絵ちゃんが決断を下した。
「で、でも…」
「友絵ちゃんの判断を支持するわ」
私は渋る沙羅ちゃんの腕を引き、人々から少し離れ、他の皆もそれに続いた。
そして、直後、救出した人々の中の一人が暴走を始め、呼応するように(実際呼応しているのだが)全員が暴走を始めた!
そんなレネゲイドウイルスの共鳴暴走とでもいうべき状況に、私達のレネゲイドも揺り動かされる事となった。
衝動判定 目標値9
PC1 吉野咲楽 4+3D→10 成功 侵蝕値+2D→12(88)
PC2 『絶対零度の白炎』万田沙羅 1+6D→8 失敗 暴走(解放) 侵蝕値+2D→12(103)
PC3 『水晶の弾丸』金田友絵 6+4D→21 成功 侵蝕値+2D→6(86)
PC4 『導きの声』霧谷響 15+6D→24 成功 侵蝕値+2D→8(96)
PC5 『不屈の雷盾』霧谷奏 10+5D→17 成功 侵蝕値+2D→13(109)
「アハハハハハ!みんな目覚めたのね、良いわよ、いい事よ!これこそ進化!なんて感動的な光景なの!」
そして、沙羅ちゃんだけ、それに共鳴し、暴走した。
「お嬢様…帰ったら意志力の訓練をいたしましょうね…」
「うん…そうだね、その方がいいと思う」
そうこうしていると、暴走オーヴァード達はこちらを向き、咆哮を上げた。
「…っと、来るよ!構えて!」
行動値一覧
PC1 吉野咲楽 4
PC2 『絶対零度の白炎』万田沙羅 9
PC3 『水晶の弾丸』金田友絵 14
PC4 『導きの声』霧谷響 13
PC5 『不屈の雷盾』霧谷奏 10
暴走オーヴァードA,B 6(アンチェインアームズp100 ジャーム:クラッシャーを改造・トループ化)
暴走オーヴァードC,D 16(アンチェインアームズp100 ジャーム:ブラスターを改造・トループ化)
暴走オーヴァードE 16(アンチェインアームズp98 ジャーム:ウォークライを改造)
暴走オーヴァードF 14(アンチェインアームズp102 ジャーム:ジェノサイダーを改造)
初期配置 (C,D)←2m→(E,F)←2m→(A,B)←2m→(咲楽、沙羅、友絵、響、奏)
ラウンド1
セットアッププロセス 行動者
暴走オーヴァードF 灰色の庭2を宣言、対象:響 行動値7に
友絵 サポートデバイスを宣言 侵蝕値+6(92)
響 ファンアウトを宣言 侵蝕値+4(100)
「くっ…重い…けど動けない程じゃない…とりあえず、友絵ちゃんは2m後退。吉野さんは沙羅ちゃん連れて4m下がってください。奏はここ」
「「「「了解」」」」
配置 (C、D)←2m→(E、F)←2m→(A、B)←2m→(響、奏)←2m→(友絵)←2m→(咲楽、沙羅)
行動者:暴走オーヴァードE 16
マイナーアクション なし
メジャーアクション 猿叫(風の渡し手4+エンジェルヴォイス4+弱点看破4)を宣言。
対象、暴走オーヴァードA,B,C,D,F
対象に次の修正。次のメジャーアクションにDB+4, CL-1(min6)、ラウンド間、攻撃力+12。
中衛の3体が叫び声を上げたと思った瞬間、ほかの暴走オーヴァード達の動きが良くなる…支援型だが、ハヌマーン系ならば連続使用はできない筈だ、後でいい。
行動者:暴走オーヴァードC 16
マイナーアクション 主の恩恵4を宣言
メジャーアクション 光の弓11+主の右腕6+ピンポイントレーザー5+コンセントレイト:エンジェルハィロゥ3を宣言し、攻撃
対象 咲楽
命中値3+15D(CL6)、攻撃力+25+12、装甲値無視
命中判定達成値3+15D(CL6)→55
咲楽:ドッジを宣言、1+7D(CL10)→10 命中
攻撃側 ダメージ算出 37+6D→69
防御側 ダメージ69 戦闘不能 リザレクトを宣言 1D→8 侵蝕値+8(96)
行動者:暴走オーヴァードD 16
マイナーアクション 主の恩恵4を宣言
メジャーアクション 光の弓11+主の右腕6+ピンポイントレーザー5+コンセントレイト:エンジェルハィロゥ3を宣言し、攻撃
対象 友絵
命中値3+15D(CL6)、攻撃力+25+12、装甲値無視
命中判定達成値3+15D(CL6)→36
友絵:ドッジを宣言、1+4D(CL10)→8 命中
攻撃側 ダメージ算出 37+4D→69
防御側 ダメージ69 戦闘不能 リザレクトを宣言 1D→2 侵蝕値+2(94)
合計6体のRC射撃タイプの雑多な一斉射撃が吉野さんと友絵ちゃんを襲う。が、まだリザレクトできる。庇わなくていい。私はそう、奏に無言で指示した。
イニシアチブプロセス 響:軍神の一手を宣言(侵蝕値+5(105))
マイナーアクション なし
メジャーアクション 導く声(アドヴァイス6+導きの華7+光り射す場所)+要の陣形+華美なる華の使用を宣言
対象 咲楽、沙羅、友絵、響、奏
対象が次に行うメジャーアクションに次の修正
CL-1(min6)、DB+6、達成値+19、攻撃力+5
響:侵蝕値+13(118)
「ここ。友絵ちゃん、前衛の白兵タイプの集団を狙って」
「了解!これを貰うのも、訓練以外では久しぶりね!」
そう言って『青く輝く華』が咲き乱れ、皆の行動をサポートする様に世界が塗り替わる。
行動者:『水晶の弾丸』金田友絵 14
マイナーアクション ハンドレットガンズ5を宣言 侵蝕値+3(97)
メジャーアクション 黄金の弾丸(カスタマイズ5+コンセントレイト3)+ギガンティックモードを宣言。ハンドレットガンズで攻撃。
対象:暴走オーヴァードA,B
18+19+26D(CL6)、攻撃力19+5
魔弾の悪魔+剣星の手をそれぞれ宣言、侵蝕値+6(103)
命中判定達成値37+10+26D(CL6)→81
暴走オーヴァードA、B ドッジを宣言、1+10D、イベイジョンの効果で21、命中
攻撃側 ダメージ算出 24+9D→85
防御側 ダメージ85
友絵:侵蝕値+7(110)
10体の白兵型らしい暴走オーヴァードの群れに友絵ちゃんの弾丸の雨が降り注ぐ。それは暴走オーヴァード達を傷つけ、一部を倒すが、群れを止めることはできなかった。
行動者:暴走オーヴァードF 14
マイナーアクション なし
メジャーアクション 因果歪曲4+黒の鉄槌6+雷の槍6+コンセントレイト:バロール3を宣言し、攻撃
対象 咲楽、沙羅
命中値4+14D(CL6)、攻撃力30+12
重力球と雷が沙羅ちゃんと吉野さんを狙う。
奏が二人を庇おうとしたが、私はそれを止める。
「いいの?」
「うん、沙羅ちゃんの『本気』が必要だから」
命中判定達成値4+14D(CL6)→55
咲楽:ドッジを宣言、1+7D(CL10)→20 命中
沙羅:リアクション不可
攻撃側 ダメージ算出 42+6D→72
防御側
咲楽:装甲値8→ダメージ64 戦闘不能 リザレクトを宣言 1D→1 侵蝕値+1(97)
沙羅:装甲値13→ダメージ59 †ブラックスーツ-5→54 戦闘不能 暴走オーヴァードFにロイス:強力そうな暴走オーヴァードを取得、タイタス昇華し、復活 残HP14 静かなる怒り(バーニングハート8)を宣言 侵蝕値+2(105)
「よーし、いい感じ。奏は一旦待機、私が沙羅ちゃんの全力を広げる。沙羅ちゃん!訓練で一度だけやったアレやるよ!」
「了解、響」
「あはっ、アレね!ふふ、私達には向かう愚か者どもを消し飛ばしてあげましょう」
行動者『不屈の雷盾』霧谷奏 待機 10
行動者『絶対零度の白炎』万田沙羅 9
マイナーアクション なし
メジャーアクション 白き徹甲弾(焦熱の弾丸3+プラズマカノン10+結合粉砕6+コンセントレイト:サラマンダー4)を宣言
響:拡散する世界を宣言、侵蝕値+10(128)
対象:暴走オーヴァードA~F
命中判定達成値18+19+25D(CL6) 攻撃力60+5+16、装甲値無視
「あはっ、吹っ飛べ」
そう言って沙羅ちゃんが放った白熱する火球を私は広げた。20発に『広がった』必殺技が、敵を襲う…はずだった。
暴走オーヴァードF:時の棺を宣言、命中判定を失敗させる。
沙羅:侵蝕値+11(116)
暴走オーヴァードの一体が何かをした。その瞬間、火球たちの時が止まった。
「…えっ?ハァッ?」
「しまった!バロールの時の棺!まさかこいつが使えるとか…計算ずれた。ごめん、奏、がんばって」
「うん、了解」
そして、『吹き飛ぶ』はずだった白兵型の暴走オーヴァード達が私達に殺到した。
行動者:『導きの声』霧谷響 待機 7
行動者:暴走オーヴァードA
マイナーアクション 破壊の爪6+ハンティングスタイル2を宣言
配置 (C、D)←2m→(E、F)←2m→(B)←2m→(A、響、奏)←2m→(友絵)←2m→(咲楽、沙羅)
メジャーアクション 獣の力6+鬼の一撃4+増腕2+コンセントレイト:キュマイラ3を宣言し、破壊の爪で攻撃
対象:響、奏
命中値3+14D(CL6)、攻撃力+32+12(+20)
命中判定達成値3+14D(CL6)→37
響:ドッジを宣言11+5D(CL10)→27 命中
奏:クリスタルシールドでガードを宣言、輝く雷盾(崩れずの群れ+磁力結界5)とプロテクトアーマーの効果を宣言し、響をカバーリング 侵蝕値+5(114)
攻撃側 ダメージ算出 64+4D→91
防御側 奏:ガード値31+5D→61 装甲値10 ダメージ20×2→40 鉛の兵士-5→最終ダメージ35(残HP98)
行動者:暴走オーヴァードB
マイナーアクション 破壊の爪6+ハンティングスタイル2を宣言
配置 (C、D)←2m→(E、F)←4m→(A、響、奏)←2m→(友絵)←2m→(B、咲楽、沙羅)
メジャーアクション 獣の力6+鬼の一撃4+増腕2+コンセントレイト:キュマイラ3を宣言し、破壊の爪で攻撃
対象:咲楽、沙羅
命中値3+14D(CL6)、攻撃力+32+12(+20)
「奏」
「うん」
ハンドサインで沙羅ちゃんを庇うように奏に指示を出した。が、それより早く、吉野さんが動いた。
命中判定達成値3+14D(CL6)→37
沙羅:暴走によりリアクション不可
咲楽:ドッジを宣言、1+7D(CL10)→8 炎陣を宣言し、沙羅をカバーリング 侵蝕値+2(99)
攻撃側 ダメージ算出 44+4D→63
防御側 咲楽:装甲値8 →ダメージ55×2→110 戦闘不能 リザレクトを宣言 1D→3 侵蝕値+3(102)
「ふう…致命傷を貰いましたが、ギリギリ『まだ』再生できました…凄まじいですね、これがオーヴァードの戦い…ですがやっと目が慣れてきました…ご無事ですね?お嬢様」
「ふふ、いい子よ。それでこそ私の咲楽ね。さあ、あいつを吹き飛ばすわ、あなたは私を守りなさい」
「御意」
なんか、ファルスハーツにいそうな主従をしているが、まあ、暴走しながら戦うのが沙羅ちゃんのスタイルだしこんなものか。
「じゃあ、奏、露払いしてあげて」
「はーい」
「あ、お待ちを。わたしも『届きそう』ですので」
そう言って吉野さんは欠損した左腕を補うように炎を形成し、それを伸ばすようにして支援タイプの3体を薙いだ。
行動者: 吉野咲楽 4
マイナーアクション なし
メジャーアクション フレイムタン2+コンセントレイト:サラマンダー4を宣言し、素手で攻撃
対象 暴走オーヴァードE
命中値6+19+15D(CL6)、攻撃力-5+5
命中判定達成値25+15D(CL6)→88
暴走オーヴァードE:ドッジを宣言、1+4Dイベイジョンの効果により9、命中
攻撃側 ダメージ算出 0+9D→42
防御側 暴走オーヴァードE:装甲値2 →ダメージ40 戦闘不能
配置 (C、D)←2m→(F)←4m→(A、響、奏)←2m→(友絵)←2m→(B、咲楽、沙羅)
咲楽:侵蝕値+4(106)
支援型の3体はその炎の腕に吹き飛ばされて、動かなくなった。
「私の支援を受けているとはいえ…流石、吉野さんというべきかな。よし、奏。私達は後ろに抜けた白兵型の一群を片付けるよ」
「ん、了解。一応言っておくけれど、殺しちゃだめだよ、響」
「わかってるって」
行動者:『導きの声』霧谷響 7
マイナーアクション なし
メジャーアクション コントロールソート(偽)(エフェクト無し)を宣言し、ワイヤーウィップで攻撃
対象:暴走オーヴァードB
命中値15+19+11D(CL9)、攻撃力+6+5
命中判定達成値34+11D(CL9)→71
暴走オーヴァードB ドッジを宣言、1+10D、イベイジョンの効果で21、命中
攻撃側 ダメージ算出 11+8D→58
防御側 ダメージ58
響:侵蝕値+0(128)
行動者:『不屈の雷盾』霧谷奏 10
マイナーアクション なし
メジャーアクション リバウンド・シールドバッシュ(伸縮腕4+異形の絶技4+コンセントレイト:エグザイル4)を宣言し、クリスタルシールドで攻撃
対象:暴走オーヴァードB
命中値10+19+17D(CL6)、攻撃力+0+5+4D
命中判定達成値29+17D(CL6)→63
暴走オーヴァードB ドッジを宣言、1+10D、イベイジョンの効果で21、命中
攻撃側 ダメージ算出 5+11D→72
防御側 ダメージ72 戦闘不能
配置 (C、D)←2m→(F)←4m→(A、響、奏)←2m→(友絵)←2m→(咲楽、沙羅)
奏:侵蝕値+8()
私のワイヤーウィップと奏の伸縮する椀を利用したシールドバッシュの連携で後ろに抜けた白兵型暴走オーヴァード達を吹っ飛ばし、一掃する
ラウンド1 クリンナッププロセス 行動者なし
ラウンド2 セットアッププロセス
暴走オーヴァードF 灰色の庭2を宣言、対象:響 行動値7に
友絵 サポートデバイス4を宣言 侵蝕値+6(116)
行動者:暴走オーヴァードC 16
マイナーアクション 主の恩恵4を宣言
メジャーアクション 光の弓11+主の右腕6+ピンポイントレーザー5+コンセントレイト:エンジェルハィロゥ3を宣言し、攻撃
対象 咲楽
命中値3+11D(CL7)、攻撃力+25、装甲値無視
命中判定達成値3+11D(CL7)→29
咲楽:ドッジを宣言1+8D(CL10)→10 命中
奏:飛来する雷盾(崩れずの群れ+命のカーテン4+磁力結界5)を宣言し、クリスタルシールドで咲楽をカバーリング 侵蝕値+9(131)
攻撃側 ダメージ算出 25+3D→41
防御側 奏:ガード値28+5D→56 → ダメージ0
行動者:暴走オーヴァードD 16
マイナーアクション 主の恩恵4を宣言
メジャーアクション 光の弓11+主の右腕6+ピンポイントレーザー5+コンセントレイト:エンジェルハィロゥ3を宣言し、攻撃
対象 咲楽
命中値3+11D(CL7)、攻撃力+25、装甲値無視
命中判定達成値3+11D(CL7)→47
咲楽:ドッジを宣言1+8D(CL10)→10 命中
奏:飛来する雷盾(崩れずの群れ+命のカーテン4+磁力結界5)を宣言し、クリスタルシールドで咲楽をカバーリング 侵蝕値+9(140)
攻撃側 ダメージ算出 25+5D→41
防御側 奏:ガード値28+5D→56 → ダメージ0
敵後衛の6体のRC攻撃型の暴走オーヴァード達の一斉射撃がこちらの後衛…沙羅ちゃんと吉野さんを襲う…が、それらは全て奏が『腕を伸ばして』受け止め、弾き飛ばした。
「すいません、奏さん。今のは防ぎきれなかったです、助かりました」
「良いよ、それが私の仕事だから…次、来るよ」
行動者:『水晶の弾丸』金田友絵 14 待機
行動者:暴走オーヴァードF 14
マイナーアクション なし
メジャーアクション 因果歪曲4+黒の鉄槌6+雷の槍6+コンセントレイト:バロール3を宣言し、攻撃
対象 咲楽、沙羅
命中値4+10D(CL7)、攻撃力30
命中判定達成値4+10D(CL7)→35
沙羅:リアクション不可
咲楽:素手でガードを宣言、炎陣+氷盾4を宣言し、沙羅をカバーリング 咲楽:侵蝕値+4(110)
攻撃側 ダメージ算出 30+4D→49
防御側 咲楽:ガード値20 装甲値8 →ダメージ11×2→22 氷雪の守護4を宣言 咲楽侵蝕値+3(113) ダメージ-5D→22 最終ダメージ0
吉野さんは氷の盾を生成し、重力球と雷の攻撃を受け止める…が、それが突破されそうになる。
「響、これも庇った方がよかったんじゃ?」
「大丈夫、多分ね」
そして氷の盾が壊れた瞬間、吉野さんから吹雪が巻き起こり、暴走オーヴァードの攻撃を相殺しきった。
行動者『不屈の雷盾』霧谷奏 待機 10
行動者『絶対零度の白炎』万田沙羅 待機 9
行動者:『導きの声』霧谷響 7
マイナーアクション なし
メジャーアクション 導く声(アドヴァイス6+導きの華7+光り射す場所)+要の陣形+華美なる華の使用を宣言
対象 咲楽、沙羅、友絵、響、奏
対象が次に行うメジャーアクションに次の修正
CL-1(min6)、DB+6、達成値+19、攻撃力+5
響:侵蝕値+13(141)
「ごめん、待たせた。白兵戦をしのいだら、反撃再開、今度こそ吹っ飛ばすよ」
『青く光り輝く華』の中、私はそう宣言した。
行動者:暴走オーヴァードA
マイナーアクション なし
メジャーアクション 獣の力6+鬼の一撃4+増腕2+コンセントレイト:キュマイラ3を宣言し、破壊の爪で攻撃
対象:響、奏
命中値3+10D(CL7)、攻撃力+32(+20)
命中判定達成値3+10D(CL7)→25
響:ドッジを宣言11+6D(CL10)→22 命中
奏:クリスタルシールドでガードを宣言、輝く雷盾(崩れずの群れ+磁力結界5)とプロテクトアーマーの効果を宣言し、響をカバーリング 侵蝕値+5(145)
攻撃側 ダメージ算出 52+3D→75
防御側 奏:ガード値31+5D→59 装甲値10 → ダメージ6×2→12 鉛の兵士-5→最終ダメージ7(残HP91)
行動者: 吉野咲楽 4
マイナーアクション なし
メジャーアクション フレイムタン2+コンセントレイト:サラマンダー4を宣言し、素手で攻撃
対象 暴走オーヴァードF
命中値6+19+15D(CL6)、攻撃力-5+5
響:妖精の手で判定に介入。6回目の降り足しのダイス目を1つ10に。侵蝕値+4(145)
命中判定達成値25+15D(CL6)→25+85→110
暴走オーヴァードF:ドッジを宣言、3+8D→11命中
攻撃側 ダメージ算出 0+12D→75
防御側 暴走オーヴァードF:装甲値7→ダメージ68
咲楽:侵蝕値+4(117)
行動者『絶対零度の白炎』万田沙羅 9
マイナーアクション なし
メジャーアクション 白き徹甲弾(焦熱の弾丸3+プラズマカノン10+結合粉砕6+コンセントレイト:サラマンダー4)を宣言
対象:暴走オーヴァードF
命中判定達成値18+19+25D(CL6) 攻撃力60+5+16 装甲値無視
響:妖精の手で判定に介入。4回目の降り足しのダイス目を1つ10に。侵蝕値+4(149)
命中判定達成値37+25D(CL6)→37+63→110
暴走オーヴァードF:ドッジを宣言、3+8D→18命中
攻撃側 ダメージ算出 81+12D→142
防御側 暴走オーヴァードF ダメージ142 戦闘不能
配置:(C、D)←6m→(A、響、奏)←2m→(友絵)←2m→(咲楽、沙羅)
沙羅:侵蝕値+11(127)
「お嬢様、奴を拘束します」
「うん、任せたわ」
そう、短く言葉を交わした主従。従者は炎の腕を操り、暴走オーヴァードを締め付ける様に拘束し、燃やす。そこにめがけて白く発光するプラズマが主人によって放たれ、暴走オーヴァードは蒸発…しそうな気がしたのだが、沙羅ちゃんはしっかり手加減したのか、生きている様である。一応。プスプス煙が上がっているが。
「ん、それじゃあ残敵掃討。私は目の前のをやるから、友絵ちゃんは後ろのをよろしく」
「了解、奏」
行動者:『不屈の雷盾』霧谷奏 10
マイナーアクション なし
メジャーアクション リバウンド・シールドバッシュ(伸縮腕4+異形の絶技4+コンセントレイト:エグザイル4)を宣言し、クリスタルシールドで攻撃
対象:暴走オーヴァードA
命中値10+19+18D(CL6)、攻撃力+0+5+4D
命中判定達成値29+18D(CL6)→29+52→81
暴走オーヴァードA ドッジを宣言、1+10D、イベイジョンの効果で21、命中
攻撃側 ダメージ算出 5+13D→65
防御側 暴走オーヴァードA:装甲値0→ダメージ65
奏:侵蝕値+8(153)
行動者:『水晶の弾丸』金田友絵 14
マイナーアクション ハンドレットガンズ6を宣言 侵蝕値+3(119)
メジャーアクション 水晶の弾丸(カスタマイズ6+クリスタライズ6+コンセントレイト:モルフェウス4)+ギガンティックモードを宣言。ハンドレットガンズで攻撃。
対象:暴走オーヴァードC,D
18+19+30D(CL6)、攻撃力40+5 装甲値無視
魔弾の悪魔+剣星の手をそれぞれ宣言、侵蝕値+6(125)
命中判定達成値37+10+30D(CL6)→47+55→102
暴走オーヴァードC、D ドッジを宣言、1+5D、イベイジョンの効果で11、命中
攻撃側 ダメージ算出 45+11D→110
防御側 暴走オーヴァードC、D:ダメージ110 戦闘不能
配置:(A、響、奏)←2m→(友絵)←2m→(咲楽、沙羅)
友絵:侵蝕値+8(133)
ラウンド2 クリンナッププロセス 行動者なし
ラウンド3 セットアッププロセス 行動者なし
行動者:『水晶の弾丸』金田友絵 14 待機
行動者:『導きの声』霧谷響 13
マイナーアクション なし
メジャーアクション コントロールソート(偽)(エフェクト無し)を宣言し、ワイヤーウィップで攻撃
対象:暴走オーヴァードA
命中値15+19+11D(CL9)、攻撃力+6+5
命中判定達成値34+11D(CL9)→51
暴走オーヴァードA ドッジを宣言、1+10D、イベイジョンの効果で21、命中
攻撃側 ダメージ算出 11+6D→45
防御側 暴走オーヴァードA:装甲値0→ダメージ45 戦闘不能
響:侵蝕値+0(128)
「仕留めたわ」
「こっちも…あ、一体残った」
友絵ちゃんの放った水晶の弾丸により、敵後衛は全滅したが、奏の薙ぎ払いは一体、暴走オーヴァードを取り逃した。
「ん、私がもらうね」
というわけで、私はワイヤーウィップでその残り1体をワイヤーウィップで切り裂いた。
敵勢力の全滅
HP推移表
暴走オーヴァードA 180→95→30→0
暴走オーヴァードB 180→95→37→0
暴走オーヴァードC 84→0
暴走オーヴァードD 84→0
暴走オーヴァードE 25→0
暴走オーヴァードF 188→120→0
エネミー改造内容:暴走オーヴァードA,B
HP×5
獣の力2→6
破壊の爪2→6
鬼の一撃0→4
増腕0→2
コンセントレイト:キュマイラ0→3
エネミー改造内容:暴走オーヴァードC,D
HP×3
光の弓2→11
主の右腕2→6
ピンポイントレーザー0→5
主の恩恵0→4
コンセントレイト:エンジェルハィロゥ0→3
イベイジョン0→2
エネミー改造内容:暴走オーヴァードE
導きの華2を削除し、ハヌマーン/ノイマンのクロスブリードに
風の渡し手3→4
エンジェルヴォイス0→4
弱点看破2→4
先手必勝0→2
献身の盾0→2
エネミー改造内容:暴走オーヴァードF
侵蝕率120%→100%
因果歪曲2→4
黒の鉄槌2→6
時の棺0→1
雷の槍2→6
紫電一閃1
生命増強1→5
Eロイス・Dロイス数一覧
『死に至る幻影』竹内優子 Dロイス 実験体×1
『アイテム頼り』春日恵 Dロイス 装着者×1
『滅びを纏うモノ』鈴木佳奈 Dロイス超純血×1 Dロイス強化兵×1
バックトラック
侵蝕値・ロイス数確認
PC1 吉野咲楽 侵蝕値117 ロイス7
PC2 『絶対零度の白炎』万田沙羅 侵蝕値127 ロイス5 メモリー3
PC3 『水晶の弾丸』金田友絵 侵蝕値133 ロイス6 メモリー3
PC4 『導きの声』霧谷響 侵蝕値149 ロイス6 メモリー3
PC5 『不屈の雷盾』霧谷奏 侵蝕値153 ロイス6 メモリー3
バックトラック
PC1 吉野咲楽 侵蝕値117→7D(39)→78 5点
PC2 『絶対零度の白炎』万田沙羅 侵蝕値127→5D(25)→102→メモリー:金田友絵を使用→92 5点
PC3 『水晶の弾丸』金田友絵 侵蝕値133→6D(30)→103→メモリー:万田沙羅を使用→93 5点
PC4 『導きの声』霧谷響 侵蝕値149→6D(32)→117→メモリー:霧谷奏、霧谷彰吾、霧谷優花を使用→87 5点
PC5 『不屈の雷盾』霧谷奏 2倍振り 侵蝕値153→12D(62)→91 3点
経験点算出
配布経験点:15点(基本点)+3-5点(バックトラックの結果)+5点(Sロイスがタイタス化しなかった)+3点(Dロイス)+FS判定(6点、吉野咲楽以外)=
PC1 吉野咲楽 28点
PC2 『絶対零度の白炎』万田沙羅 34点
PC3 『水晶の弾丸』金田友絵 34点
PC4 『導きの声』霧谷響 34点
PC5 『不屈の雷盾』霧谷奏 32点
共通エンディング:UGN到着
暴走オーヴァード達を鎮圧し、再び介抱を始めて少しするとUGNの兵員輸送車の車列が到着した。
「これは…いったい?君達が偶然居合わせたチルドレンとイリーガルか?状況を説明して欲しい」
20名のオーヴァードらしき負傷者を見て困惑を隠しきれず、指揮官らしき男性が私達に声をかけてきた。
「神城市支部所属のチルドレン、金田友絵です。手短に状況を説明すると、彼らは爆発したバスの乗員・乗客たちです。奇跡的に、発見できた乗員・乗客全員がオーヴァードに覚醒、生存していました。しかし原因不明ですがバス内に濃密なレネゲイドウイルスが満ちており、放置すればジャーム化確実でしたので、運び出しました。しかし、その後、全員が暴走状態に入った為、我々で鎮圧、再度介抱をしている所です」
「何!?全員がオーヴァードに覚醒して生存していた!?この手のファルスハーツのテロは連中がスクリーニングした候補を集めても覚醒率5%~10%程度が普通だぞ…いや、そんな事を言っている場合ではないな、ホワイトハンド(医療班)各員は被害者の治療・収容に当たれ。鎮静剤を忘れるなよ、ジャーム化している被害者も何人もいるはずだ…通信班は近隣の支部と連絡を取って応援を求めると共に被害者の収容先を探せ!20名もの覚醒者が同時発生していたとは想定していない、収容能力が足りないぞ」
「あの、それと、手が空いてからでいいのですが、咲楽の、こちらの女性の検査をお願いしてもよろしいですか?容体は落ち着いているようですが、先ほどの事故で覚醒した私達の引率者です」
そう言って吉野さんを連れた沙羅ちゃんが指揮官さんに声をかけた。
「すまんが、容体が安定しているのなら、神城市支部で検査を受けられるように手配するので、そちらで検査を受けて欲しい。正直、ホワイトハンドの手が足りていない」
「ですが…」
「お嬢様、私は大丈夫です。ですから、神城市に帰ってから検査を受ける事にします」
その後、私達は専門家の邪魔にならない程度に被害者の救護・収容活動を手伝い、神城市支部から応援の第一陣が到着した時点で、全員、吉野さんの搬送に同乗する、という形で神城市に帰還した。
万田沙羅、吉野咲楽合同エンディング:検査結果と今後(三人称視点)
UGN神城市支部に搬送された吉野咲楽は緊急で精密検査を受ける事となった。
死の淵からよみがえって暴走した直後に戦闘をこなすとかいう無茶をしたのだから当然である。
しかし、検査結果は極めて良好。また、シンドロームもブラックドックとサラマンダーである事が確認され、ブラックドック用の専用義手を装着する適性がある事も確認された。
「よかった…コレでお嬢様を守れるようになります…まあ、隻腕でもそうするつもりでしたけれど」
「よかった…と言っていいのかしら…咲楽がオーヴァードになった事、とても複雑な気持ちです…力を使いすぎればジャームになってしまう危険もあるのですし…」
「…僭越ながら、お嬢様がそれを言いますか。暴走状態で戦闘をするスタイルで、最近は特に発言がジャームの様ですよ?…先ほどは私も乗りましたが」
「うっ…それを言われると…反論できないです…」
「暴走状態の方が力を使いやすい、というのは聞いておりますが、意図的に暴走するだけならともかく、衝動に当てられて暴走するのは避けた方がよろしいかと」
「そう…ですね、もう少し意志力を鍛えるべきでしょうか」
「はい、ぜひそうなさってください」
「それはそうとして、咲楽の義手ですが、グループ内で軍用グレードのオーヴァード用義肢が試験運用段階にあると小耳にはさみました。それを使用できないか、掛け合ってみましょう」
「よろしいのですか?私などがそのような最新式の装備を頂いて…根回しが大変なのでは?」
「予算が許す範囲で、ですが装備は良い方がよいですよ、生死を分けますから。それに、開発部門はサンプルが増えたと喜んで提供してくれる事でしょう、わざわざ自前の腕を切り落として機械化したい人間など早々いませんからね。その点、咲楽は義手が必要な体になってしまったのですから、適任です」
そう言って、沙羅は微笑んだ。そこでほほ笑むというのが大分、戦闘に脳を毒されている事に本人は気づいていない。
現に、咲楽は微妙な表情で作り笑いをして主人に応えた。
エンディング シーンプレイヤー 霧谷奏(奏視点):難しい話
「奏、響、せっかくの旅行が大変なことになったね…まさか、ファルスハーツの爆破テロが目の前で起きて、それに巻き込まれるだなんて…でも、まあみんな無事…?で何よりだったよ」
UGN神城市支部で待っているとお父さんが迎えに来てくれた。お母さんは今回の事故の後始末の為に緊急招集を受け、応援の第2陣として私達と入れ違いで現場に出発したらしい。
外でしても害のない話…旅行自体の話等…をしつつ、徒歩で帰宅した。
「さて…まあ、改めてお話ししようか、奏、響…ああ、ちょっと聞きたいことがあるだけで、お説教の類じゃないから」
そう言ってお父さんはリビングのテーブルに私と響を座らせ、自分は向かい合うように座った。
「最初に行っておくと、今回の事件、お父さんのセルは一切関知していない。だから組織経由の情報が一切ないんだけど…普通のオーヴァード確保の為のテロとは違うみたいな話を優花から聞いたから情報が欲しいんだ」
「ええっと、話す前に、お父さんは何処まで情報持っている?」
響がそう、お父さんに逆に質問をした。
「そうだね、まずは引率をお願いしていた吉野さんが瀕死の重傷を負って、オーヴァードに覚醒して奇跡的に助かった事、バスの爆発直後にファルスハーツの回収部隊らしき連中が現れた事…あとは、被害者から通常の作戦で覚醒するよりも高い割合で覚醒者が出たらしくて、UGNの担当支部の手が足りなくなったこと、くらいだね」
「うん、最後の高い割合、って言うのが異常だった…死体も残らない程に吹っ飛んだ被害者がいたとかでもなければ乗員乗客合計20名、全員がオーヴァードに覚醒していたよ」
「…え?本当かい?この手の作戦は事前に適性がありそうな人達をスクリーニングして実施しても覚醒率10%あれば運がいい、くらいの作戦なんだけれども…」
困惑した様子でお父さんが響に言った。
「うん、私もそう聞いている。でも、現に全員生きていた。その原因だと思うんだけれども…バスの中が濃密なレネゲイドウイルスで満たされた空間になっていたの」
「ふむ…何らかの特殊なエフェクトの効果かな?」
「だとは思う…けれど、それを使ったらしいオーヴァードと交戦しなかったんだよね…交戦したのはムーンドックの一般兵位の練度の兵士が10数人くらいと知り合いのエージェントが3人だから…まあ、非戦闘員なのかもしれないけれど」
「知り合いのエージェント?」
「うん、ジャンクヤードで一緒だった3人…従姉の恵もいたよ」
「…それはよくないね。どこのセルが企画した作戦かは知らないけれど、そこのセルから恨まれる可能性があるから…少し調べて、相手がわかったら少しお話しておくよ」
「そうだね、この後すぐに知り合い3人には連絡入れておく」
「うん、そうしておいたほうがいい。背後にいるセルの方は…まあ、調べてはみる…しばらく二人とも、身の回りには注意してね」
「うん」「はーい」
ちなみに、響とお父さんとの会話は聞いてはいたが、私はオレンジジュースを飲みながら早く終わらないかなーと思っていたのは秘密だ。
「あ…そう言えば、鈴音母さんに頼まれてケースオフィサーする事になった関係で小耳にはさんだんだけれど、開発中の服用者をオーヴァード化する薬剤の噂、お父さんは何か知らない?確か開発コードは…αトランス…だったかな」
「んー噂は聞いた事あるけれど…こんな無差別テロに使える程安価な薬剤ではない筈だよ?多分別系統の何かだと思う」
長引きそうだなぁ…と私は思いながらオレンジジュースのお代わりを自分のコップに注いだ。
エンディング シーンプレイヤー 霧谷響:従姉との会話
お父さんとの話が終わった後、私は恵に話がしたいが都合は着くか、という旨のメールを送った。そのメールを送った直後、パソコンに入れてある通信アプリに恵から着信が入った。
「もしもし、恵、みんな無事に撤収できた?」
「無事に撤収できた?じゃありませんわよ!響!私の初陣を邪魔しておいて!」
「ごめん、でもわざとじゃないって。不幸な事故が重なっただけだよ」
「…まあ、それはわかっています。ですから優子と佳奈と口裏を合わせて貴女方…『輝く華』と『庭園の騎士』が相手にいたとは報告していませんわ。あくまでもUGNらしきオーヴァードの子供4人、としか報告していませんわ。貸し1つですわよ」
「ありがとう、助かる。こっちでも父さん…彰吾父さんが作戦を企画したセルと話を付けないといけないかもしれない、って言っていたから」
「まあ、本来はそうするべきなのでしょうけれども、藪蛇になりかねませんわよ?
ケースオフィサーのマスターエージェントが、せっかく作ったオーヴァード達がUGNに掻っ攫われた、とかなりお怒りでしたから」
「…恵たちは大丈夫なの?その怒り、ぶつけられてない?」
「叱責は受けましたが、それだけですわ。私も優子も加奈も他所からの借り物ですからこの程度で何かされたりはしませんわよ」
「それはよかった…で、あのバスの中の異様な状態について聞きたいんだけれども…」
「…話せるわけがないでしょう、と言いたい所ですが、一族の、それも従妹の頼みであれば多少であれば」
「ありがとう、それで、なんだけれど今回の作戦、αトランスかそれに類するものだも使ったの?乗員乗客20名全員がオーヴァードに覚醒していたんだけれども」
「残念ながらそれは私も詳細は存じ上げません。ただ、叱責の際にケースオフィサー直々に汗をかいた、と口走っていました。したがって、ケースオフィサーの固有能力か何かを行使したのだとは思いますわ…指揮所から遠隔で」
「…そうなるとオルクスの動物操作か、ブラムストーカーの従者かな…」
「おそらくは。これ以上の詳細は知りません。あと、UGNイリーガルとしても首を突っ込むのは止めておいたほうがいいですわよ、次はご本人直々に回収班を率いるとおっしゃっていたので」
「マスターエージェント直々の出陣かぁ…確かにある程度、事前に選別はしているだろうけれども、ターゲット全員を覚醒させられるならその価値はあるか…」
「ええ、そうですわね。…他になければ貸しの回収方法について相談しましょうか?」
「あーその辺りは鈴音母さん経由でそれに値する仕事をこなす、じゃ駄目?」
「わかりました。ではそのようにしましょう。そのうち、貸しの回収に値する仕事…功績になりそうなあなた達の助けが必要そうな仕事を見つけたら鈴音叔母様の『デモンズ・ビート』経由で依頼しますわ、もちろん奏も参加する様に。それじゃあ、お休みなさい、響」
「うん、お休み、恵」
という事になってしまったが、まあ、何とかなるだろう。
そう考えながら、私は父さんに恵から聞いた情報を共有しに行くのであった。
エンディング シーンプレイヤー 金田友絵:事件の結末
「調査の結果、乗員乗客20名全員がオーヴァードに覚醒し、うち12名がジャーム化、凍結保管施設行き…か。ジャーム化の割合も統計的な確率…5割強から大きくずれていない…一体ファルスハーツはどうやってこんなことを…非オーヴァードの確実な強制覚醒なんてことを成し遂げたのかしら」
5月中頃、私は今月頭の旅行帰りに巻き込まれたテロについての顛末書に目を通していた。
「沙羅は吉野さんが死にかけた事で事件の事を気にして、神城グループのエージェントの立場で調査しているらしいし…許可を取って私も調査に参加しようかしら…響と奏は結果的に吉野さんが助かったからって犯人の特定や討伐には興味がないみたいだけれども…協力をお願いしたら手伝ってくれないかしら。響の頭脳があるのとないのとではかなり調査の進みに違いが出るし…」
等と考えていると携帯端末に尾崎支部長から連絡が入った。曰く、すぐに支部長室に来て欲しい、との事だった。
私は端末を閉じ、急いで支部長室に向かった。




