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第4章 オープニング+ミドルシーン

2026/0712追記

進行判定に生き字引の使用が許可されていますが、生き字引については情報収集判定、と明記されていますので裁定ミスになります。

巻き戻し処理は致しませんが、以後気を付けます。

万田沙羅オープニング:神城早月からのお願い

早月先輩が新会長に就任して10日ほどが経過したある日、私は非常にお忙しい筈の早月先輩に呼び出され、神城グループ本社の会長室を訪ねていました。

私は秘書室で咲楽と別れ、一人で会長の応接室に通されました。

「万田沙羅、お呼びにより参上いたしました」

「よく来てくれましたね、万田沙羅さん。まずは座ってください」

「失礼します」

そう言って勧められたソファーに座ります…するとサンドイッチと飲み物が二人分、運ばれてきました。

「すいません、昼食の時間を使って沙羅さんとの面会をねじ込んだので…よろしければ召し上がってください」

「頂戴します」

という訳でサンドイッチとオレンジジュースに手を付ける…流石、と言うべき良い質の物でした。

「さて…手短に用件をお伝えしますと、沙羅さんにはUGNと協同してとある兵器の回収任務に就いていただきたいのです」

「私はUGNイリーガルとしての身分もありますが…神城グループから人員を出した、と言う事実が必要なのですね?」

「必須ではありませんが、可能であればそうしたい、と言う所でしょうか…こちらが任務に当たっての基礎資料です」

そう言って早月会長が差し出してきた封筒を受け取ります。

「拝見しても?」

「ええ、もちろんです」

と言う事で、中身を流し読みすると…北条建彦体制時代にFH工作員の潜入を受けていた兵器開発プロジェクトの一つで試作されたメタルビースト・サンドストームと言う二足歩行ロボットがFHに回収され、行方不明になっている、と言う内容でした。

「…あまりよろしくはない事態ですね…神城グループで開発された兵器がテロ等に使用されれば色々と問題になる…UGNへの借りを増やすだけで済めば御の字、という程度には切迫した状況であると理解します」

「理解が早くて助かります。沙羅さんにはこの兵器を起動前に回収、万一起動してしまった場合はそれが衆目に晒される前に破壊してほしいのです。

無論、我々とUGN以外の組織に回収されるという事態も防いで頂きたいです」

「了解いたしました。では、神城グループの縁者としてUGNに派遣されるという形で該当兵器の回収・破壊任務に当たります」

「お願いします」

と、いう訳で、私は北条建彦体制の後始末をする事になったのでした。




霧谷響、霧谷奏共通オープニング:ライブハウスで

 8月の半ば、私と奏がFHチルドレンであると発覚してから二週間ほど経過したある日の事、私たちは家族4人で東京都内にあるライブハウスにいた。

「さて、お次は『ダブルクロス』の二人だぁぁぁ!」

司会の人の言葉の後に現れたのは秋月律さんと一人の女性で二人はお揃いのギターを持っていた。

その女性は第一印象ではロック歌手と言う感じの自由人っぽい印象で、ステージ上でも真面目そうな雰囲気の残る律さんとは対照的である…事前情報では、彼女が春日鈴音さん…私と奏の実母である。

軽いトークを挟みながらダブルクロスの二人が披露したのは6曲。短い挨拶の後、最初の曲は鈴音さんがボーカルを、律さんがギターを担当し、次の曲は役割を入れ替えての演奏であった。

そこでまたトークを挟み、3曲目はギターのデュオの演奏を披露した。

そしてまた短くトークを挟んだ。

ここまでの腕前は…音楽はよくわからないが、前世で言えば冒険者酒場や広場の吟遊詩人よりは上手いが、劇場や旅一座の歌姫演目未満、と言った程度だろうか。

が、次の二曲からがすごかった。

二人して、ハヌマーンの力を使って音に干渉して感情をガンガンに載せてギターデュオにボーカルデュオを重ねた激しい曲であった。

そして再びトーク…その締めに、鈴音さんと律さんはこう語った。

「それじゃあ、最後の曲、いくぜ!最後の曲は『Hearts to talk(語らう心達)』!」

「何度も聞いてくれている人達にはいつも通りで悪いけれども、俺達の締めはこれと決めているからな」

「それじゃあ、いくぜ」

その曲は、バリバリのラブソングであった…

いや、とてもしっぽりとしたいい曲で、直接的にはそう言う描写がある訳ではないのだが、ステージ上でギターとボーカルを通して想い交わす二人の姿は下手なラブシーンよりも強烈な情事にしか見えなかった。




「今日はライブに来てくれてありがとう、彰吾、優花、それに…響、奏」

ライブ終了後、両親と共に『ダブルクロス』の二人の楽屋を訪ねた私達一家は鈴音さんにそんな言葉で迎えられた。

「えっと…鈴音さん、律さん、今日はお招きいただき、ありがとうございます。

素敵な演奏でした…が、いいんですか?あんなに大っぴらに力を使って…特に、律さん」

「うん、まあ本当は良くないんだけれども、他にもアレ位は使う人、結構いるからね…

ここ、鈴音が趣味で運営していて、オーヴァードのミュージシャン御用達なんだ…度が過ぎれば注意が入るけれども」

「まあ、確かにハヌマーンの力で感情をガンガンに込めた後半の曲、グッときましたけれどね?

特に、オルクスの力まで使っていた最後の曲、すごかったです。ね?奏」

私は、目を輝かせて演奏に聞き入っていた奏に話を振る…今は私の陰に隠れていたが。

「えっと…静かな曲なのに、なんだかドキドキして…すごかったです」

「それは良かった…その…娘達の前でアレをやるのはちょっと恥ずかしかったんだけれども…な?」

そう言って鈴音さんが少し頬を赤くした。

「…と言うか、あんなに堂々と人前でいちゃついていいんですか?まともなセンスがあれば二人の関係バレバレですよね?」

「それか…それは一応問題ないな…双方の組織に今は全てバレている」

「アーうん…響と奏の存在と鈴音との交際は高クラスの機密情報としてUGNに記録はされているね…

表向きには互いの立場があるからかつての縁で交流はあるけれど交際までは至っておらず、秘めたる想いを互いに抱えている…みたいなカバーストーリーになっているよ」

「実際は、オーヴァードとしての能力をフル活用して割と頻繁に秘密の逢瀬重ねているっすけどね―」

そう、彰吾父さんが茶々を入れた。


その後、出前を取って控室で早めの夕食を取りながら色々と話をした…

私達の日常の事、両親たちの出会った任務の事、それから今に至るいろいろな事…

鈴音さんと律さんから私達への謝罪の場面もあった。

そして、これからも時々会って欲しい、と言うお願いも。

そして、そろそろお開きとしようか、と言う時間になった頃、鈴音さんがあるお願いを口にした。

「アー最後に一つ頼みがある。近々、UGNからある任務が下る事になると思う。そこで戦うであろう、ある『兵器』を破壊して欲しい」

「兵器?」

不思議そうに奏が鈴音さんの言葉に反応する。

「そう、『兵器』だ。本当なら私の手で破壊してやりたいのだが…組織力学というモノがあって…な。

私は直接の手出しができないんだよ」

「その兵器とやらは放っておけば私達の平穏を乱すモノですか?」

「いや、放っておけば東欧のクロドヴァでの内乱に投入され、恐らくはソコソコの戦果を上げた後に現地の軍隊によって葬られる事になるだろうな」

「じゃあ、どうしてわざわざそんな事をしなきゃいけないんです?」

暗に、なんで自分に関係のないFHセルからの指令を聞かなきゃいかんのだ、それも無償で、と言う。

「…私の理由が聞きたいなら話してやれるが、そう言う意図ではないよな…

まあ、怪しまれん程度に彰吾のセル経由で物資やら資金やらを融通するくらいならできるが?」

「じゃあ、スネークブレードが欲しいんですけれどもお願いできますか?」

「…なんだ、そんなものか。それくらいなら容易いぞ、使いこなせるかは響の腕前次第だが。奏は何か欲しいものあるか?」

「じゃあ…生体埋め込み式(ハードワイヤード)の防壁発生装置が欲しいかな?」

「…響、奏、それ位なら鈴音姉さんから定期的に貰っている二人用の装備・訓練費で十分賄えるよ?」

「…え?」

「一族の基準でエリート教育を施せるだけの資金と物資は貰っているからね。

後、UGNの任務で使う事を考えたらイリーガルとしてのボーナス報酬を使ってUGN経由で調達した方が良いね…

せっかくだし、響はノイマンらしく裏資金の使い方も勉強しようか。

それで一部資金洗浄しておけば大手を振ってUGNに見せられる物資を買えるし」

「ごめんなさい、そんな規模でご支援頂いているなら、それくらいの頼みは無償でお受けします」

そう言って私は鈴音さんに頭を下げる。

「気にするな。と言うか、私が稼いだ金とは言え、組織や一族の資金からの支払いだ、養育費にもならんよ」

「二人の表向きの養育費は律さん経由で貰っていますけどね…全額、二人の将来用資金として貯金していますが」

「…話がそれている、話を戻すぞ。

で、だ。その兵器の開発コードはメタルビースト・サンドストームと言う…例のハカセの遺産の一つで、戦闘形態は全長5mくらいの二足歩行ロボットだ」

「詳しくは、尾崎さんか二人の友達のチルドレンの子…金田友絵さんから説明があると思うんだけれども、神城グループとUGNからの共同依頼になる予定だよ」

そう、律さんがUGNの立場から補足を入れた。

「と、言うと…北条建彦の負の遺産が暴れられると色々醜聞になるからその兵器を回収または破壊したい神城グループと、FHの兵器が本格的に暴れる前に何とかしたいUGNの利害が一致した…って所ですか?」

「まあ、大体はあっている。頼めるか?」

「了解しました。とは言え、起動前にUGNが回収に成功してしまえば私達ではどうしようもないですし、研究所で戦ったメタルビースト級の敵であれば私は支援に、奏は守りに回ると思うので友絵ちゃんと沙羅ちゃんが主に破壊する事になりますが」

「それでいい」

と、いう訳で私達はFHからの初指令?をこなす事になるのであった。




金田友絵オープニング:新たな任務

8月が下旬に入ろうとした頃、私は尾崎支部長に呼び出された。

「よく来てくれたね、金田友絵君。今日は君に…正確には君達三人に頼みたい事があってね」

「三人…ですか?沙羅、響、奏と私の四人に、ではなく?」

「今回、沙羅君は少し違う立場での任務への参加と言う事になっている…まあ、まずは任務の内容を説明しよう」

そう言って尾崎支部長が語ったのは…またもや私達を誘拐した例の博士の影がちらつく任務であった…

メタルビーストと言うコードネームのついた兵器の回収、または破壊を目的としたFHの輸送担当セルへの襲撃作戦である…神城グループから派遣される人員との協同での。

「と、いう訳で、今回、沙羅君はUGNのイリーガルとしてではなく神城グループから派遣された協力者と言う扱いになる。

どちらにせよ、メタルビーストが起動してしまった時の事を考えると君達に頼らざるを得ない」

「わかりました。では、響と奏に連絡を取って、明日からでも作戦に参加するように頼みます。

特に、響の能力があれば情報収集も捗るでしょうし」

「頼んだ」

支部長室を辞した私は早速、響と奏宛に、ccで沙羅を付け加えてメールを出すのであった




ミドル1:集合と初動

と、言う訳で私達は友絵ちゃんのメールに従ってUGN支部に集合した。

そこで支給された基礎情報について統合を進める事にした…その結果は以下の通り。


・呼称メタルビースト・サンドストームと呼ばれる兵器は全長5m程度の二足歩行ロボットのジャームである。

・私達を誘拐した博士からの技術協力を得て開発されていた兵器で、神城市での『事故』の数日後に、神城グループに属する他の研究所からFHの運輸部門のセルに引き渡され、現在行方不明。

・引き渡し先のセルは特定済みだが、既に荷物は別の輸送担当のセルへと引き渡されている様子である。

・メタルビースト・サンドストームの奪還・破壊作戦はUGN日本支部の指導で複数の支部の協力の元、実施される予定。

・鈴音さん情報によれば、最終的には東欧クロドヴァへ輸送される予定だが、現在はまだ日本国内に存在していると推定される。


開示情報項目

『メタルビースト・サンドストームについて(情報:ビジネス、情報UGN)』

『メタルビースト・サンドストームの現在の所在(情報:裏社会、情報:FH)』

『クロドヴァについて(情報:裏社会、情報:UGN、情報FH、知識:国際社会)』




それを元に、私達は手分けして追加の情報について調べる事になった。




情報収集判定

金田友絵:『メタルビースト・サンドストームについて(情報:情報UGN)』

コネ;UGN幹部を使用

2+4D→7


万田沙羅:『クロドヴァについて(知識:国際社会)』

0+4D→6


霧谷奏: 『メタルビースト・サンドストームの現在の所在(情報:FH)』

コネ:春日恭二を使用

1+3D→10


霧谷響:『メタルビースト・サンドストームについて』

生き字引

10+5D→24


開示項目

『メタルビースト・サンドストームについて(情報:情報UGN)』達成値24

8:神城グループの研究所の一つでFHと共同で開発されていた全長5mほどの人型二足歩行兵器。

12:と、されているが実体は一抱え程の大きさの黒い円筒状の物体。この黒いシリンダーがモルフェウスのシンドロームに属する能力を有しており、二足歩行兵器はその能力により作成された戦闘用の姿。

20:黒いシリンダーはFHが持ち込んだオーヴァードの生体パーツと推定されるナニカ。というか、ブラックドックシンドロームの完全義体の一種と推定される。




『メタルビースト・サンドストームの現在の所在(情報:FH)』達成値10

10:現在、関東地方を主な活動拠点とするFHの支援セルの手にある。その秘密物資集積所のどこかにて保管中と推定される。




『クロドヴァについて』達成値6

6:ルーマニア・モルドバ・ウクライナに囲まれた黒海に面した小国。現在内乱中。




「なんて厄いネタ…」

私はメタルビースト・サンドストームとやらの開発記録を読み込んでいてある事に気が付いた。

開発記録には、モルフェウス能力を有するEXレネゲイドと推定される黒いシリンダーを用いた戦術兵器開発として記録されているが、その黒いシリンダーのメンテナンス方法に覚えがあった…

それはブラックドックの完全義体にそっくりだったのだ。

「どうしたの?響」

同じ情報を調べていた友絵ちゃんに聞かれて私は答える。

「うん…ココ見て。メタルビースト・サンドストームの本体とされる黒いシリンダー…

これ、ブラックドック用の義体とメンテナンス方法がそっくりなんだ…それも脳以外完全に機械化するタイプのソレと」

「うげ…って事はこの黒いシリンダーの中身って…」

「うん、多分、オーヴァードの脳。中身の状態はわからないけれど」

そんな会話をしていると奏が情報をもってやってきた。

「目標は今、関東一円に根を張っているFHの支援セルグループの管理下にあるみたい。

そのセルの管理下にある大型兵器の保管庫は殆ど東京湾に面した沿岸部にあるみたいだからクロドヴァへのルートは海運かなって思う」

「あーうん、ありがとう…残念だけれども、保管場所とルートは再考が必要よ。

今回のターゲットの正体は一抱え程の大きさの黒いシリンダーらしいから…」

「ええ…って事は空路も考えないと駄目って事?」

奏はそう言ってげんなりとした様子になった。

なお、少しして沙羅ちゃんがクロドヴァについての基礎情報をまとめて持ってきてくれた。




ミドルシーン2:顔合わせ

数日後、私達はUGN日本支部の管理下にある建物の会議室にやってきていた。

会議室には日本支部支部長の岩倉成美さんと神城グループの神城早月会長を含め、

私達を含めて50名ほどのUGN関係者が集結している。

「では、定刻となったので始めさせて貰う」

そう司会をするのは秋月律さん。簡単な自己紹介の後、今回の作戦について説明を始めた。


・現在、目標の所在は明らかになっていないが、数か所程度にまで目星がつき始めた状態である。(うち一つは神城市にほど近いFHの拠点)

・神城市支部から派遣されたチーム(私達4名)と律さんが率いるUGN日本支部戦闘班の精鋭班(律さんを入れて5名)、関東各地から派遣された精鋭メンバーで編成された2チーム(5名×2班)が実質主力。他に支援として戦闘部隊が5班20名、支援チームの班長格以上10名がこの場に集結している。

・各種情報の共有・確認(私達が入手・読み解いた情報、特に標的の正体についても共有された。他、特に目新しい情報はなかった)


「今回の標的は入手したFHの計画書が真実であるならば最終的にはクロドヴァの内戦に投入される可能性が非常に高い。

言い換えれば、オーヴァード達がその能力を使用して戦争をしている彼の地に投入されるに相応しいだけの戦闘力を有していると想定される。

それだけの兵器が日本国内で使用されれば、試験運用だとしても大規模な被害が生ずる。

何としても標的の起動前に確保または破壊したい。各員の奮闘を期待する」

質疑応答の後、岩倉さんはそう会議を締めた。




ミドルシーン3

UGN神城市支部で待機状態にある私達は暇つぶしも兼ねて情報の捜索・整理をしていた。

まずは情報を集める事にしよう。


FS判定 名称:メタルビースト・サンドストームの所在を掴め!

終了条件:4ラウンド経過

判定 情報:UGN又は情報:FH 難易度:8

最大達成値:30

終了進行値:15

経験点:3


行動値一覧

金田友絵:11

万田沙羅:6

霧谷奏:6

霧谷響:6


ラウンド1

ハプニング:特になし


行動者:金田友絵

情報:UGNで判定

コネ:UGN幹部を使用

2+4D→11 獲得進行値:2、累積進行値2


行動者:万田沙羅

情報:UGNで判定

0+2D→6 獲得進行値:0、累積進行値2


行動者:霧谷奏

情報:FHで判定

コネ:春日恭二を使用

1+3D→9 獲得進行値:1、累積進行値3


行動者:霧谷響

情報:FHで判定

生き字引を宣言

10+6D→19 獲得進行値:2、累積進行値5


ある程度情報が集まってきた。次はこれらの情報を分析するべきだろう。


判定:知覚 難易度10 又は判定:精神 難易度7 に変更


ラウンド2

ハプニングチャート:特になし


行動者:金田友絵

知覚で判定

0+5D→19 獲得進行値:2、累積進行値7


行動者:万田沙羅

精神で判定

0+4D→9 獲得進行値:1、累積進行値8


行動者:霧谷奏

精神で判定

0+2D→8 獲得進行値:1、累積進行値9


行動者:霧谷響

精神

0+5D→8 獲得進行値:1、累積進行値10




情報分析の結果、目標は神城市近くの拠点に保管されている可能性が高いと推定された。

後は該当地区のFHについて調査して裏付け情報とすれば日本支部も作戦開始を決断するだろう。




判定 情報:UGN又は情報:FH 難易度:8に変更


ラウンド3

ハプニング:破滅的不運 このラウンドの判定、CL+1


行動者:金田友絵

情報:UGNで判定

コネ:UGN幹部を使用

2+4D→11 獲得進行値:2、累積進行値12


行動者:万田沙羅

情報:UGNで判定

0+2D→10 獲得進行値:2、累積進行値14


行動者:霧谷奏

情報:FHで判定

コネ:春日恭二を使用

1+3D→10 獲得進行値:2、累積進行値16


FS判定成功




「うん、コレなら秋月さん達も作戦実行に移れるでしょうね」

暇つぶしで始めた筈のそれは思いのほか立派な情報分析となった為、尾崎支部長に頼んで秋月さんに送ってもらう事とした。

少しして、日本支部から返答が来た。というか、緊急の出撃命令が来た。

どうやら、私達が特定したFHの拠点を含むいくつかのFHの拠点からほぼ同時刻に輸送隊が出発した、という報告が同時に来ていたらしい。

しかも、FHのフロントカンパニーの名義の輸送機が国外に向けて今晩、いくつかの空港から出発するという事である。

私達が特定した拠点から出発した車列もさらに2手に分かれ、別々の空港に向かっている様子であった…しかもその1つは神城国際空港であるという。

そこで、秋月さんはこの作戦に向けて用意した主力(私達を除く全戦力)を神城国際空港ではない方に派遣、私達と神城市支部に神城国際空港に向かったと思しき輸送隊の対処を任せた。

これは、各個撃破の可能性を少しでも下げる為の阻止である…と共に、母とおまけで父が参戦してくれるなら何とかなる、と思っている節があるらしかった。

実際、事情を知った両親は秋月さんに貸し1つ、と言いながら参戦はしてくれることになった。




ミドルシーン4:輸送隊襲撃

急ぎ出撃した私達は空港の荷物搬入用の車列に並んでいるFHの輸送部隊を捕捉した。

民間の車両に偽装はしているが、よくある型のFHの車両なので見分けはつく。

兵員輸送車が前後に2台、真ん中にライトバン型の輸送車両が3台である。

私達は神城グループに連絡して貸してもらった空港の警備員さんの制服を着た両親と共にその車列に接近していった。

「すいません、ちょっといいですか」

父が輸送隊の真ん中の車の運転席をノックする…答えはワーディングで帰ってきた。

私達が顔をしかめた直後、兵員輸送車の中から戦闘員が一斉に飛び出してきた。

強化歩兵5名の班が各車両から1班ずつ、計10名である。

「…積み荷についてお話があるのですが…話し合う気は…なさそうだな」

父は武器を構えた敵を見てそう言った。




行動値一覧

PC1 万田沙羅 6

PC2 金田友絵 11

PC3 霧谷響 6

PC4 霧谷奏 6

NPC A 霧谷彰吾 5

NPC B 霧谷優花 8

試作マシーナリーズA,B 16

強化歩兵:軽装A-D 11 上級ルールブックp143

強化歩兵:重装A-D 16 上級ルールブックp143


初期配置 (試A、軽A、軽B、重A、重B)←3m→(響、奏、友絵、沙羅、彰吾、優花)←3m→(試B、軽C、軽D、重C、重D)


ラウンド1

セットアップ:なし




試作マシーナリーズA,B 行動値16

マイナーアクション 完全獣化2+破壊の爪2を宣言

素手を攻撃力12、ガード値1に変更、肉体DB+4、素手以外装備不可

メジャーアクション 全力移動にて接敵


配置 (軽A、軽B、重A、重B)←3m→(響、奏、友絵、沙羅、彰吾、優花、試A、試B)←3m→(軽C、軽D、重C、重D)




機械化歩兵が筋骨隆々になり、手を鋭い武器とし、接敵してくるがそこで止まる。ああ、古いタイプの強化を受けている様である。




強化歩兵:重装A-D 行動値16

マイナーアクション なし

メジャーアクション アームズリンク2+急所狙い3+崩壊の一点2を宣言、スナイパーライフルにて攻撃

射撃 5+11D(CL10) 攻撃力17 HPダメージ発生時、防具1点破壊

対象 2、4、2、1→響1回、奏2回、沙羅1回


響1回

達成値14

響:ドッジを宣言

回避11+3D(CL10)→16 ドッジ成功


奏2回

達成値11

達成値14

奏:共にガード+磁力結界3を宣言


ダメージ算出

1回目 17+2D→33

2回目 17+2D→27


ガード値27+3D

1回目 27+3D→39 ダメージ0

2回目 27+3D→45 ダメージ0


奏:侵蝕値上昇+6


沙羅1回

達成値14

沙羅:ドッジを宣言

0+4D(CL10)→9 命中


奏: 輝く雷盾(崩れずの群れ1+磁力結界3)を宣言 


ダメージ算出

1回目 17+2D→20


ガード値27+3D

1回目 27+3D→46 ダメージ0


奏:侵蝕値上昇+5




続いて、剣を持った歩兵4人がほぼ同時に射撃攻撃を仕掛けてきた…が、奏は素早く立ち回り、器用に3人からの攻撃を受け流した。




金田友絵 行動値11 待機を宣言




強化歩兵:軽装A-D 行動値11

マイナーアクション 接敵


配置 (重A、重B)←3m→(響、奏、友絵、沙羅、彰吾、優花、試A、試B、軽A、軽B、軽C、軽D)←3m→(重C、重D)


メジャーアクション 獣の力3+グラップル2を宣言 両手剣にて攻撃

白兵 2+9D(CL10) 攻撃力16 ダメージを与えた場合、そのラウンド中ガード値-10

対象 5、2、5、6→奏1回、彰吾2回、優花1回


奏1回

達成値19

奏:ガード+磁力結界を宣言


ダメージ算出

16+2D→27


ガード値27+3D

27+3D→36 ダメージ0


奏:侵蝕値上昇3


彰吾2回

1回目 達成値9

2回目 達成値21

共に復讐の刃を宣言


敵側のダメージ算出

1回目 16+1D→21 装甲値10 ダメージ11

2回目 16+3D→28 装甲値10 ダメージ18


復讐の刃(トツカ) 白兵 16+11D(CL7) 攻+22

1回目 達成値52

2回目 達成値51


ダメージ算出

1回目 22+6D→22+37→59 装甲値11 ダメージ48 強化歩兵:軽装A 戦闘不能

2回目 22+6D→22+31→53 装甲値11 ダメージ42 強化歩兵:軽装C 戦闘不能


彰吾 侵蝕値+12


優花1回

達成値 19

優花:ガードを宣言


ダメージ算出

16+2D→26


ガード値19+2D

19+2D→27 ダメージ0


配置 (重A、重B)←3m→(響、奏、友絵、沙羅、彰吾、優花、試A、試B、軽B、軽D)←3m→(重C、重D)




「「くらえっ」」

「いいっすよ」

「「む?」」

続いて、剣を構えた4人が挟み撃ちをかけてきた。が、父さんはそのようなやり取りをしながら二人からの攻撃を受け止め、刺し違えて戦闘不能に追い込んだ…なお、父さんはピンピンしている。

残り二人の攻撃は狙われた奏と母さんがそれぞれ担当して、受け切った。




霧谷優花 行動値8 

マイナーアクション 紅の創造(赫き剣3+破壊の血5)を宣言

赫き剣(破壊の血付)を用意・装備 白兵 命中0 攻撃力31 ガード値5 使用するたびにHP3点消費


優花:侵蝕値上昇5




「やれやれ、血の気の多いことね…まあ、それならそれで薙ぎ払ってあげるけれども」

母さんはそう言って自らの血で剣を形作り、構えた。




メジャーアクション 収奪の舞(獣の力5+コンセントレイトキュマイラ3+渇きの主5+血の宴3+殺戮領域3)を宣言

白兵 19+8D(CL7) 射程:至近 対象:範囲(選択) 攻撃力51+2D 特殊効果:装甲無視、命中時HPを20点回復。ただし、赫き剣の効果でHP3消費。

対象 試A、試B、軽B、軽D


達成値42

試A、試B ガード 球電の盾5+イージスの盾2を宣言

軽B、軽D ドッジ 2+9D(CL10)→失敗


ダメージ 51+6D→76

軽B、軽D 戦闘不能

試A ガード値11+2D→26 ダメージ50

試B ガード値11+2D→23 ダメージ53


配置 (重A、重B)←3m→(響、奏、友絵、沙羅、彰吾、優花、試A、試B)←3m→(重C、重D)


優花:侵蝕値上昇13、HP回復20




「食らいなさい、収奪の舞」

そう母さんはそう言い、血で出来た紅の剣を振りかぶり、薙ぎ払った。

その剣で接敵してきていた敵は薙ぎ払われ、剣を持っていた二人は戦闘不能になったようである。




霧谷響 行動値6 

マイナーアクション なし

メジャーアクション 導く声(アドヴァイス+導きの華+光り射す場所)+要の陣形(未知なる陣形適用済み)を宣言

特殊効果:対象が次に行うメジャーアクションに後述の修正を加える。

CL-1(下限6)、DB+5、達成値+15

対象:奏、友絵、沙羅、彰吾、優花


響:侵蝕値上昇13




「大したことない相手だけれど、気を抜かずに行くよ、大丈夫、焦らずにいこう」

私はそんな事を云いながら領域を操り、『青く輝く華』を咲かせ、皆が動きやすいようにした。




霧谷奏 行動値6 

マイナーアクション なし

メジャーアクション シールドバッシュ(エフェクトなし)を宣言、クリスタルシールドにて攻撃

白兵 9+15+14D(CL10→9) 攻撃力0 特殊効果:なし

対象 試B


達成値 48

試B ガード 球電の盾5+イージスの盾2を宣言


ダメージ 0+5D→29

試B ガード値11+2D→19 装甲値15 ダメージ0




「喰らえッ!」

奏はクリスタルールドで機械化歩兵をぶん殴る…がその爪で受け止められ、ダメージはない様である。




万田沙羅 行動値6

マイナーアクション なし

メジャーアクション 紅の徹甲弾(焦熱の弾丸+結合粉砕+コンセントレイト)を宣言、

RC 11+15+14D(CL6) 攻撃力3 特殊効果 装甲値無視

対象 重C


達成値 68

重C ドッジ 21 失敗


ダメージ 3+7D→39 重C 戦闘不能


沙羅:侵蝕値上昇7




「次は私です!」

沙羅ちゃんの放った紅蓮の炎の弾丸はライフル兵の一人に命中し、その体は炎に包まれる。

そして、彼(ないし彼女)は動かなくなった。




配置 (重A、重B)←3m→(響、奏、友絵、沙羅、彰吾、優花、試A、試B)←3m→(重D)




「ん、とりあえずくらっとけ」

そう言って父さんは機械化歩兵の片方に切りかかった。




霧谷彰吾 行動値5

マイナーアクション なし

メジャーアクション バッシュ(獣の力+コンセントレイトキュマイラ)を宣言、トツカで攻撃

白兵 16+15+13D(CL6) 攻撃力32 特殊効果 なし

対象 試B


達成値 93

試B ガード 球電の盾5+イージスの盾2を宣言


ダメージ 32+10D→69

試B ガード値11+2D→27 装甲値15 ダメージ27


彰吾:侵蝕値上昇4




雷を纏い、爪で斬撃を受け止めた機械化歩兵だが、押し切られ、少なからずダメージを受けた様子である。




待機者の処理 金田友絵 行動値11




「さて、薙ぎ払うわ」

そう言いつつ、友絵ちゃんが銃を生成し、乱射する。




マイナーアクション ハンドレットガンズ5を宣言、射撃 命中0 攻撃+19 射程30mを装備


友絵:侵蝕値上昇3


メジャーアクション 飛散する黄金の弾丸(カスタマイズ5+コンセントレイト3+ギガンティックモード1)を宣言

射撃 11+15+16D(CL6) 攻撃力19 特殊効果:なし

対象 重A、重B


達成値 71(剣精の手使用)  侵蝕値上昇2

重A ドッジ 23 失敗

重B ドッジ 19 失敗


ダメージ 19+8D→65 装甲値7 重A、B 戦闘不能


配置  (響、奏、友絵、沙羅、彰吾、優花、試A、試B)←3m→(重D)


友絵:侵蝕値上昇7+2




弾丸の嵐に襲われた針路前方のライフル兵2名は地に倒れ伏した。




ラウンド1 クリンナッププロセス 行動宣言なし




「くっ…こうもあっさりと」

「だが、ただでは負けんぞ!」

機械化歩兵はそう言って奏と父さんに向かって爪を振りかぶった…選択が最悪である。




ラウンド2 

セットアップ:なし




試作マシーナリーズA,B 行動値16

マイナーアクション なし

メジャーアクション スタンボルト2+獣の力5+コンセントレイト3を宣言、素手で攻撃

白兵 4+16D(CL7) 攻撃力22  HPダメージ発生時、放心

対象 2、5→奏1回、彰吾1回


奏1回

達成値 49

奏:ガード+磁力結界を宣言


ダメージ算出

22+5D→45


ガード値27+3D

27+3D→41 装甲値1 ダメージ3点+放心


奏:侵蝕値上昇3


彰吾1回

達成値 29

復讐の刃を宣言


敵側のダメージ算出

22+3D→29 装甲値10 ダメージ19+放心


復讐の刃(トツカ) 白兵 16+12D(CL7) 攻+22

達成値49


ダメージ算出

22+5D→22+31→53 装甲値15 ダメージ38 試作マシーナリーズB 戦闘不能


彰吾:侵蝕値上昇6


配置  (響、奏、友絵、沙羅、彰吾、優花、試A)←3m→(重D)




案の定、奏には攻撃をほぼ無傷で受け止められ、父さんの方は刺し違って機械化歩兵は戦闘不能になった。

父さんはまだ元気である…父さんも奏ほどではないが、無茶苦茶タフなのである。

「なんと…ならばお前だ!」

そう言ってライフル兵は私に照準を合わせ、引き金をひいた。




強化歩兵:重装D 行動値16

マイナーアクション なし

メジャーアクション アームズリンク2+急所狙い3+崩壊の一点2を宣言、スナイパーライフルにて攻撃

射撃 5+11D(CL10) 攻撃力17 HPダメージ発生時、防具1点破壊

対象 1→響1回


響1回

達成値16

響:ドッジを宣言

回避11+4D(CL10)→22 ドッジ成功




「ん、残念。狙いが正確すぎるね。友絵ちゃん、よろしく」

私はライフル弾をすっと動いて避けるとそう返した。

「ん。それじゃあ、眠っときなさい」

友絵ちゃんはそう言うと銃を再生成して最後のライフル兵に狙いを定めた。




金田友絵 行動値11


マイナーアクション ハンドレットガンズ5を宣言、射撃 命中0 攻撃+19 射程30mを装備


友絵:侵蝕値上昇3


メジャーアクション 黄金の弾丸(カスタマイズ5+コンセントレイト3)を宣言

射撃 11+11D(CL7) 攻撃力19 特殊効果:なし

対象 重D


達成値36

重D ドッジ 10 失敗


ダメージ 19+4D→37 装甲値7 ダメージ30


友絵:侵蝕値上昇4




友絵ちゃんの放った弾丸は見事にライフル兵に命中した。

「お見事」

「でもないわ、急所は外された」

「ぐっ…まだだ!」

ライフル兵はそう答えて戦いを継続する構えである。




霧谷優花 行動値8 

マイナーアクション なし

メジャーアクション 収奪の一撃(獣の力5+コンセントレイトキュマイラ3+渇きの主5)を宣言 

白兵 19+15+13D(CL6) 射程:至近 対象:単体 攻撃力41+2D 特殊効果:装甲無視、命中時HPを20点回復。ただし、赫き剣の効果でHP3消費。

対象 試A


達成値65

試A ガード 球電の盾5+イージスの盾2を宣言


ダメージ 41+7D→90

試A ガード値11+2D→30 ダメージ60 試作マシーナリーズA 戦闘不能


配置  (響、奏、友絵、沙羅、彰吾、優花)←3m→(重D)




「さて、白兵戦はこれでお終いね」

母はあっさりと機械化歩兵を始末すると事も無げにそう言った。

「じゃあ、最後は私ですね」




万田沙羅 行動値6

マイナーアクション なし

メジャーアクション 紅の徹甲弾(焦熱の弾丸+結合粉砕+コンセントレイト)を宣言、

RC 11+10D(CL7) 攻撃力3 特殊効果 装甲値無視

対象 重D


達成値 25

重C ドッジ 17 失敗


ダメージ 3+3D→18 重D 戦闘不能


沙羅:侵蝕値上昇7




沙羅ちゃんは再び炎の弾丸を放ち、既に手傷を負っていたライフル兵はその弾丸に耐えられず、地に伏した。




メインプロセスの要求者 霧谷彰吾

マイナーアクション なし

メジャーアクション 鋼の肉体5を宣言

5D+11→26のHP回復、侵蝕値上昇2


エネミーのHP

試作マシーナリーズA 99→49→0

試作マシーナリーズB 99→46→19→0

強化歩兵:軽装A-D 37→0

強化歩兵:重装A-D 34→D:4→0







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