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いきなり流行りだす協奏曲

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

(。^_^。;)&(*^◯^*,)<ひろしまくん!10てんもくれてありがとう!一緒にBクラスにいようね!

(●▲●.)<8点もとられちゃってますので…

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


きのうは、


フェルスタッペン三連覇とか、


巨人の継投とか、


語り部のネタが


どこにでも落ちている日でした。


みんな


あまりにもテンションが高く


ころーんせんせいさんは


「(`~´:)<つ!の!だ!」


と怒り心頭でしたので


今日はボク


(●▲●.)<どっーと


が担当します。


よろしくおねがいします。


角田君。


日本の未来のため


もうちょっと頑張ってください。


今日の


話題は


ボクにはめずらしく


ピアノ協奏曲の


新譜の話をしようと思います。


日本にも二回来てくださった


アンナ・ツィブラエワ


というピアニストをしってますか?


ころーんせんせいさんにきくと


「日本では可もなく不可もなく弾いた」


って。


そうかなあ?


ちょっと確認したいなと思って


買いました。



手元に


あるのは


Ruth Reinhardtって人と共演した


ディスクです。


ブラームスの2番です。


なんだか


昭和の時代みたいに


余白にブラームスの小品が


ちょいちょいっと


はいってて


レトロだなあ


っておもいました。


すらあっーしゅせんせいさんに


きくと


「彡/(゜)(゜)<今時こんなカップリングなんて珍しい」


って。


なんせ


50分も


ありますから、


どうしても


のこり


30-40分で


中途半端です。


せっかくシューマンが弾けるのだから


シューマンを合わせて入れちゃっても


よかったかなあ


って思いましたが


ディスク外周の音質上


不味かったんでしょうね。


びっくりしたのは


この人の弾き方です。


大体


体格の問題で


細い人には向いていないんじゃないか


って


思うんですけど。


これ


ポリコレで


「(゜~゜:)<いっちゃだめ!」って


ころーんせんせいさんに


いわれました。


そうかなあ。


細い腕なら


音も小さいじゃないですか。


なので


CDを聴いてみて


びっくりしました。


これ


ほんとにグランドピアノですかって音です。


エリザベート国際コンクールでも


フルネルやサカタの音は


本当に小さかったです。


許容範囲ギリギリでした。


ほかのコンクールでも


ブラームスの2番を持ってくる人はいるんですが、


音が聞こえてこなくて


これ課題曲って


拷問になりはしないかと思うんです。


でも


ツィブラエワさんは


自分でこれを選んでリーズ国際にやってきたのです。


第1楽章の出だしは


PPでやっているといわれても問題がないみたいです。


そのあともPPPからFくらいです。


もうFFは全然なくて


晩年のErika Haaseさんか


Elisabeth Kleinさんみたいな音になってます。


音量がずっと最初から


最後まで


控え目なので


別の作曲家みたいで


こうやって聞くのは結構新鮮でした。


けれども


喜べない点もあって


スタッカートがどうしても


「ぺた」


って音なんです。


ぱりっって音に


全然ならないので


デジタルピアノかなんかと思うんです。


リーズ国際の時に


すごく指摘された


「弾き間違いの多さ」


というのは


このディスクにはありません。


けれども


第1楽章冒頭の手の交差も遅く


第2楽章のオクターブパッセージも


スケルツォではなく


この速度ではメヌエットです。


そのまんま第3楽章に入っていくので


第3楽章が音量の弱い楽章


という印象にならないので


ちょっと不思議な演奏だなって思います。


第4楽章も


テクニックに自信がないのか


オーケストラにところどころ待ってもらってるような


表情のつけ方で


全体的に苦しいです。


最近


若い人でも


ブラームスの第2番を


平気でコンクールに持ち込むようになりました。


それって


まず第1番あるいは2台のピアノのためのソナタを勉強するのが


先じゃないかなと思います。


物事には順番があり


スキップしたら


すかすかで


ころーんせんせいさんは


「(^~^:)<さぼるとすらあっーしゅせんせいさんみたいになっちゃうよ!」


といいます。


アンナ・ツィブラエワさんは


さぼってなんかいませんが


ところどころ


スキップして


ピアニストになってしまったのではないでしょうか?


なんだか


かわいそうになってきました。


併録の


ブラームスの小品も


5曲あるのですが


テンポの感じられないゆっくりゆっくり系の


曲ばかりで


この選曲


ほんとにいいのかなあ


って


首を傾げちゃいました。


十分な実力を持ちながら


録音の機会がないことは


親ガチャだと思いますよ。


ころーんせんせいさんも認めてます。


けれども


実力が全然ないのに


いきなり録音の機会がやってきて


えっさほいさやらされる


これも親ガチャで


これが幸福といえるのかどうか。


こんなピアニストの生涯は


自慢になりえないなあって


つい言ってしまいたくなりました。


10年前の


ショパンコンクールの優勝者


ユリアンナ・アヴデヴェヴァさんは


優勝して10年もたつのに


体系的な録音をまったくやらせてくれません。


アヴデヴェヴァさんは大曲に挑戦しなかったので


まだ見逃してくれましたが


選曲如何では


アヴデヴェヴァさんも


血祭りに


上がってしまっていたのかもしれません。


ピアニストの勉強不足も


どんどんamazonにさらされるのは


こわいなあ。


ボクももっと勉強しないと!


って思いました。


おわり。

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