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ルービンシュタイン国際ピアノコンクールの日本人受賞者が44年ぶりねえ。

随分とかかってしまいましたねえ。どーもーせみころーんさんですーととととててて。


日によって、2000字を大幅に超えるんじゃないのってネタがどーんとくるの何とかならないかと思います。


皆様ももうご存じだと思われますが、エリザベートセミファイナルとルービンシュタイン国際ファイナルの結果が得ましたね。


44年ぶり。めでたいでしょ?


ゴウモエラーが普段飲んでるのと全く同じ調合のクリームソーダを用意してあげたのに。


ころーんさんなんとも思わない?


ほうほう。


なるほどねえ。


かつてのルービンシュタイン国際じゃないと。


かつてはねえ、ものすごかったからねえ。ドミトリー・シーシキンまで落ちちゃうんだもんねえ。


ここのなろうの読者には想像もつかないほどの、ものすごい審査のコンクールだったんです。私でもこれはいくら何でもやりすぎだろうという落とし方で有名だったんです。ショパン国際コンクールですらこんなのはありませんってやつで。


よくこれ暴動起きないね、ってのもありました。第1位を出す基準がものすごく厳しく、クライバーンよりもこっちの第1位のほうが難しいと言われてます。


なので、私はもうYin Cunmoを全力で推してたんです。彼こそスターだと。


そしたらころーんさんは、Ariel Lanyiを推してたんですよ。


でもねえ、地元枠でしょ。地元枠では優勝はないって。こんなことしたら一気に株が下がっちゃうし。


そしたら、Juan Pérez Floristánが優勝と。こちらのほうが次世代のスターにふさわしいということで。


このピアニストに対する11人の語り部の評価は割れています。


なんとね。


どっーとくんが。


「音は綺麗でもリズムが良くないなあ」って。


どっーとくんはあんまり人の批判をしませんよ?


でも、音の明晰度は素晴らしいでしょ。


アムパサンドさんやすらあっーしゅさんも、このままではルービンシュタイン国際ピアノコンクールそのものが小粒になり、意外性がなくなるって。


ああまで課題曲を簡単にした結果、どうとでも取れるプログラムで乗り込んでしまう。もう普通のピアノコンクールです。怪物が受けるようなコンクールでもなんでもなくなってしまった。


もう、Vardi教授も、普通の人になってしまわれたのでしょうかね。


年取ると甘くなるんですよ。鬼みたいにふるまえなくなるんですよ。


このJuan Pérez Floristánは、以前にリゲティのピアノ協奏曲を演奏したこともあったんです。この種のタイプがルービンシュタイン国際ピアノコンクールを受ける時代になったんです。


時代は変わったんです。


もう、このレヴェルで1位でもいいじゃないかと。


そりゃあまあゴウモエラーはふくれっ面ですよねえ。ダブスタですから。


時代の変化って難しいですよねえ。もうクセナキスやリゲティなんてクラシックの作曲家なんですかから。


ちょっと私でも気が付いた点は、最近のピアニストは練習曲を弾きなれてないのか、やはりかつての受験者よりもよく間違えるんですよね。


単純なオクターブとかでも平気でポロリで、こんなのは昔なら第1次できられてたんです。


今はこれでもオーケーになってしまったんですね。


私ところーんさんは「よく弾けているが才能の輝きは感じなかった」と。ハエンのマリーニンのほうがまだましと。私は「今後の研鑽次第では」と注釈をつけておきます。


ころーんさんは、注釈なしと。厳しいね。


今後ルービンシュタイン国際ピアノコンクールを受ける人々にとっては、この結果は結構貴重で、以後のスタンダードになると思われます。


Yin Cunmoのように顔で多彩な表情を作って客受けしようが駄目なものはダメ!と。私は、音さえよければどうってことないと流してたんですが、やはり顔芸はこのピアノコンクールでは禁止です。


インヴェルティドおばさん途中で失笑しちゃったじゃないですか。こういうのはねえ。私は許しますが、ほかの人は許しませんよね。


Cunmoのほうが才能の輝きはあると思うんだけれどもなあ。でも、Shiori Kuwaharaさんより音を外す。それもやっちゃいけないところ、盛り上がっちゃうと外す。


これではいつでも減点の対象になってしまいます。そこらへんは何も変わっていません。作曲家の言ったことが守れないような人はどんどん予選で落ちてしまうのです。


Cunmoは守れるんですが、どうしても、余計なことをしてしまうんですよね。甘いんですよ。


私はそれでもいいと思ってました。やはり、今一番強くピアノ演奏にいろどりを添えるのはアジア系であり、ヨーロッパ系は面白くないのです。


音色を変えてコントラストをつけるということが、今の世代では難しくなってしまってるんですよ。


昔の人はできたんですよ。なんせリストの練習曲を全部弾けとか、地獄のようなことをやらされたもんですから、そんなの簡単でした。


今は配信音源慣れしてしまって、MIDI音源みたいなピアノの音みたいになってしまうんですよ。


それでも誰も批判しないし、Youtubeの受けもいいもんだから、何とも思わないんですよ。


配信受けするピアニストってのも、すでにカテゴリーとしてできてしまっている中で、こういう本格派のピアノコンクールをやる意味はあるでしょう。

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