表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
118/365

34歳になって、いきなり異国で真剣勝負をといわれましても…

テームズさんの回復をお祈りいたします。どーもーせみころーんさんですーととととてててて。


34歳で外野守れって言われて、いきなりブチっとですよ。


すらあっーしゅさんはスローモーションの動画にして編集してたんですが、「切る前から、走り方がおかしい」と。


なんか、ジャンプした時にですね、へっぴり腰なんですよ。これはおそらく、太りすぎで足の筋肉が支えきれなくなっていたのではないかと思われます。


現役後期の清原さんの足のようなものです。彼も一時期車いす状態でしたが、あんな足でジャンプしたら間違い無く切るでしょう。


最近、現代人の基礎体力が、すべてにおいて下がってしまっているのに、試合だけは140以上もあるのがおかしいんですよ。


このテームズさんの事故は自己マネージメントと関係があります。


かつてですね、ヤクルトにいた時のウラジミール・バレンティンさんがですね、雨の試合でボールを追わなかったことがありました。


「怠慢プレー!」とかいって怒ってたのがいっぱいいましたが、すらあっーしゅさんは「自己管理の出来とるえーやっちゃ」と。


あんな雨の中でファインプレーなんてものをやろうものなら、間違いなく足を吊ったのではないかと思われます。実際、バレンティンがヤクルトを抜けてから、「あのボールを追わないプレーは、自己管理ができる選手だからこそ可能にしたわけで、日本人だったら飛びついてたのでは」と、逆の評価になってきています。


つまり、日本人はいつまでたってもアマチュア同士の真剣勝負だけが取り柄で、プロ精神は何もなかったということなんですよね。


なぜか、日本ではおさむらいさんのチャンバラに似た、お遊戯が高く評価される傾向にあります。


その反面、「今日は手を抜くか」とかプロ独特のルールやマナーを忌避する傾向が高いのです。


だから、高校野球が流行るんです。


あんなのが流行るのは日本だけです。日本以外でジュニアの野球で高視聴率ということはあり得ません。


つまり、プロのルールやマナーとは、率直に言えばビジネスの世界であり、プラクティカルな態度が最優先なんですね。


このあたりが、日本独自の文化がなかなか海外で評価されなかった原因の一つではないかと思われます。今の日本人は、海外の常識に合わせてきています。


例えば、映画の世界では「血が流れて殺し合いをすれば客が入る」という不文律があります。


これは日本のアニメ業界ではあまり受け入れられませんでした。「アニメは子供が見るもの、血を見せたりというのはよくない」が昭和の常識でした。


『ペリーヌ物語』だって、『赤毛のアン』だって、血はさほど流れません。殴られはしましたが。


ところが、最近のアニメは「ねじゅこちーだくだくでごわぁがったよう!」と未就学児を恐怖のどん底に突き落とすまでの残酷描写を躊躇なく使えるようになりました。消極的にですが。


しかし。


世界の常識に合わすと、日本から何かどっか消えるということでもあります。


これを老害の方々は許せないんですよね。


だって、なくなっちゃうんだから。


今の巨人軍の采配を見ていますと、「原さんは、新しく生まれ変わった巨人軍に刷新しようとしているが、いかんせん選手が育たない」ってのなんじゃないかと思うんですよね。


原監督のせいじゃないんですよ。


阿部慎之助二軍監督もYoutubeで申しておりましたが、「基本的なことが全くできてないのに二軍メンバーになっている」と。


それは、一軍の選手が基本的なことができなくとも高年俸をもらえてしまう体質そのものなんですよね。


一軍ベンチ入りですら、かつてのダン・ミセリのように適当に投げてしまう。昨日のテームズも、なんと韓国野球で42本だったのです。


韓国野球はスプリットもなければファインプレーもないというありさまで、レフトに難しいボールが飛んでくるということはまずありません。イ・ビョンギが「打てない守れない」と絶叫されたことで有名ですが、あのような打球は韓国プロ野球では絶対に飛んでこないため、どう処理していいかわからなかったのです。


こういう「事前調査が何もできない人」をプロとは言いません。


そのあたり、バレンティンは「セリーグの球の打ち方に関しては」プロだったんでしょうね。ブルージェイズのドリスもかろうじてプロだったんですよ。


日本もアマチュア同士の潰しあいを、やめるのかもしれません。


もちろん少子化で潰さざるを得ないという側面はあります。しかし、ネット社会に移行してから、海外の常識が雨あられと降ってくるんですよ。


もっとはやくやめるべきだったんですよ。


「いまさらおそい」とは、語り部に登場予定の<はがねのおんな>さんです。でも私は遅いとは思いませんね。


ころーんさんも昼食の仕込みのためにほうれん草をどっばーとお湯へって作業をしながら、「遅くはないが、いままでなんで海外の常識に合わそうとしなかったんだろう」って言ってます。


これはね、日本人は、「日本語化」しか興味がなかったからなんですよ。


本当は「英語化」が必要なんですよ。英語圏の人間に合わせて日本文化の常識を変えて出す。これが必要なんです。これが最初に国際標準の水準でできたのがポケモンなんですよ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ