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2 機動戦艦備前

零島諸島沖合い40キロの海上にて・・・


この海域に、戦艦4隻を中心とした艦隊が敵艦隊の迎撃に向かっていた


そのうちの1隻、機動戦艦備前の艦橋にて・・・


艦橋にあるとある部屋では、少女たちが集まっていた


備前

「いい?みんな集まった?」


大きなテーブルを囲んで、少女たちが頷いた


備前

「今回は敵は1950年代のアメリカ軍、航空母艦や戦艦を確認したわ、でも・・・航空母艦はエセックス級墳流ジェット機運用改装型にこの世界だと未完成だったモンタナ級戦艦、しかも、この時代のエセックス級には本来積めないはずのF14トムキャットが積まれている事が確認されたわ、だからこちらの哨戒機が落とされたの、でも無理やり積んだんでしょうね・・・艦載機数は少ないと思うわ、写真でも露天駐機があまりいないようだし・・・でもこっちは一方的に殲滅するわよ・・・全員の艦に積んである対艦墳流弾たいかんふんりゅうだんをありったけ撃ち込むわよ・・・この私、備前が対艦墳流弾を発射したらみんな積んでいる対艦噴流弾を発射してね、久々の敵襲来だからって砲撃戦をしないこと、噴流弾だけで片付けれるんだから、いいわね?・・・それでは、解散!」


備前がそう言うと、1人を残して全員転移した


備前

「・・・ごめんなさいね、紀伊・・・私が指揮を執っちゃって」


紀伊と呼ばれた少女が軍帽を被りながら言った


紀伊

「いえ、今回は新しくなった備前さんの攻撃能力を見てみたいんです」


備前

「ありがとう、でも大規模改装だったわね・・・」


紀伊

「ですね、性能図を見ても新生架空連合艦隊最強クラスです」


機動戦艦備前きどうせんかんびぜん

性能せいのう

基準排水量きじゅんはいすいりょう14万4000トン 満載まんさい15万6000トン

全長ぜんちょう360メートル

最大幅さいだいはば60メートル

最大速力さいだいそくりょく44ノット(時速約79キロ)

航続距離こうぞくきょり 核融合炉搭載の為、無制限

装甲そうこう(甲板および舷側の一番厚い部分のみ紹介)甲板かんぱん30センチ 舷側げんそく48センチ

乗員じょういん3000名

武装ぶぞう

50センチ連装主砲れんそうしゅほう4基(前部2基 後部2基)

16センチ連装速射両用砲れんそうそくしゃりょうようほう4基(右舷2基 左舷2基)10センチ連装速射高角砲れんそうそくしゃこうかくほう8基(右舷4基 左舷4基) 

40センチ8連装噴流弾れんそうふんりゅうだん垂直発射機すいちょくはっしゃき6基 各種噴流弾かくしゅふんりゅうだん最大さいだい48発搭載可能はつとうさいかのう 

12センチ4連装れんそう艦対空かんたいくう噴流弾ふんりゅうだん発射機はっしゃき4基

30ミリ六連多砲身ろくれんたほうしん近接防御きんせつぼうぎょ機関砲きかんほう8基

16ミリ連装両用機関砲12基

火薬式かやくしきカタパルト2基

艦載機搭載数かんさいきとうさいかず6機

回転翼かいてんよく対潜哨戒機たいせんしょうかいき4機

特殊偵察攻撃機とくしゅていさつこうげきき2機

(回転翼対潜哨戒機と特殊偵察攻撃機は後に紹介)

同型艦 備前びぜん 備中びっちゅう 備後びんご 備讃びさん 準同型艦じゅんどうけいかんまほろば


補足

新生架空連合艦隊の象徴である主力戦艦

外見は、ドイツ第三帝国海軍のビスマルク級戦艦をモチーフに設計されている

速力はその大きさからは思いもよらない最大44ノットで航行できる能力を持っており、回避力、対空防御力もとてつもなく高いのである

主砲は50センチ連装主砲を4基を搭載しており、アウトレンジからのやく2トンの砲弾を撃ち込むことができるのである

噴流弾とはミサイルの事で、垂直発射機は前部第二主砲後方と後部第三主砲後方に搭載している

火薬式カタパルトを搭載し、旧軍の水上機の射出も可能である

12センチ艦対空噴流弾は、アメリカ海軍のシースパローを参考に開発した対空噴流弾である


備前

「そろそろ時間ね・・・」


紀伊

「ですね・・・」


艦橋で二人はそう言った


備前

「・・・墳流弾垂直発射機、開放!!!」


備前がそう言うと、垂直発射機の蓋が一斉に開いた


次回へ


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