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ありさは新人プログラマー  作者: AIでライブ配信する人


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10/19

第10話「動くけど、ちょっと気になります」

午後三時。


ありさは、昨日から作っていた機能のテストをしていた。


「……動いた」


画面を確認する。


入力したデータが正しく表示されている。


「よかった」


隣の美咲が振り返る。


「完成?」


「たぶん」


「たぶん?」


「動いてはいます」


「じゃあ、いいんじゃない?」


ありさは画面を見つめる。


「……でも」


「何?」


「ちょっと気になります」


ありさがコードをスクロールする。


「ここです」


「何が?」


「同じ処理を三回しています」


美咲は画面を見る。


「ほんとだ」


「今は問題ないです」


「じゃあいいんじゃない?」


「はい」


ありさは少し考える。


「でも、あとで変更するとき三か所直さないといけないです」


そこへ悠斗がやってきた。


「どうした?」


「動くんですけど、気になるところがあります」


ありさが説明する。


悠斗がコードを見る。


「……確かに」


「まとめたほうがいいですか?」


「うん。でも今日中じゃなくてもいいよ」


「分かりました」


ありさは少し考える。


「今やります」


「え?」


「今なら覚えてるので」


「まあ、それはそうだけど……」


ありさはコードを整理する。


数分後。


「できました」


悠斗が確認する。


「うん。こっちのほうが読みやすい」


「よかったです」


「ありさ、こういうところは早いよな」


「ありがとうございます」


ありさは嬉しそうに笑う。


すると悠斗が、


「でも、最初の頃よりコードの書き方変わってきたな」


「そうですか?」


「うん。前より読みやすい」


ありさは少し照れながら画面を見る。


「じゃあ、少しは成長してますか?」


「してるしてる」


「よかった」


ありさは満足そうに頷いた。


その直後。


「……あ」


「どうした?」


「このテスト、一本だけ失敗してます」


「え?」


悠斗と美咲が画面を見る。


ありさは少し考えて、


「たぶん、私が入力する値を間違えました」


「そこは普通に新人なんだな」


「?」


ありさは笑って、もう一度テストを始めた。


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