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第二話 スキルの実証と初めての戦闘。

本当にすみませんねこんな最初からしばらく休んじゃって。

修也の一人称は僕に変わりました。

追記:俺に変わりました

気づくと周囲はさっきまでの黒い空間ではなくなっていた。

ここは‥草原?

付近を見回すと、遠くにに森と山が見えるが、それ以外は草原が果てしなく続いている。

さらにすぐ横には道具が入っていた袋が置いてあった。

とりあえずリトと話す事にしよう。

僕は袋からスマホを取り出した。

「リト、起きてるか?」

「僕はAIなんだから眠るとかないよ。」

「いや機械にもスリープモードぐらいあるだろ。」

「でも僕にはないんだよ。」

何そのハイテク機能。

「それで、これからどうすればいいんだ?」

「それぐらい自分で考えられないの?」

「急に辛辣だな。そんなこと言わずに頼むよ〜な?な?」

「だから自分で考えなよ。」

「そんなこと言わずに頼むよ〜な?な?」

「だから自分で考えなよ。」

「そんなこと言わずに頼むよ〜な?な?」

〜数分後〜

「だから自分で考えなよ。」

「そんなこと言わずに頼むよ〜な?な?」

「まぁ冗談だよ。とりあえず、スキルとその他諸々、戦闘方法の確認。そして保存食はあるけど水はないから、川とか見つけなきゃ。」

やっと無限ループ終わった。

「戦闘っていうと、他の参加者との戦いとか?」

「いや、それもそうだけど、野生のモンスターとの戦闘もあるよ。」

「モンスター?そんなのいるのか?」

「うん。まぁ凶暴で色んな能力を持った野生動物みたいな感じだよ。」

「へぇ。あそこの青いスライムみたいなのが?なんかプニプニしてそう。」

「そいつは確かにスライムって言うけど、そいつの体って酸で出来てるから触ると君の指が溶けるけどいいの?」

「うわっ!あっぶな。」

なんだよスライムって子供でも倒せるような最弱モンスターじゃないのかよ。

「とりあえず川でも探しながら歩けよ。時間が勿体無い。」

「了解。それでリト、スキルはどうやって使うんだ?」

僕はとりあえず森の方向に歩きながらリトと話す。

「大体はスキル名を唱えるか念じればいいよ。」

「唱える意味って何があるの?」

「唱えると声でばれちゃう可能性があるけど、その分発動が速くなったりするよ。」

ほうほう。

とりあえずセーブしてみるか。

「【セーブ】」

これでセーブ出来たのだろうか。

良くわからない。

「魔導鞄の使い方も教えとくよ。中にナイフを入れてみ?」

「うん。」

言われた通り、アタッシュケース、じゃなくて魔導鞄の中にナイフを入れてみる。

「そして、その魔導鞄にに触れている状態で「飛び出せ」とか「開け」とか言えば中から入っているものが飛び出てくるよ。一応魔力越しでも触れていればできるけど、一旦それは置いておいて、その時に、勢いよく飛び出す様に念じれば、限界はあるけど、勢いよく飛んでいくよ。」

「ふ〜ん。【飛べ】」

ズドン。

と、ナイフが土に深々と刺さった。

案外使えそうだな。

とりあえずナイフをしまい直す。

「あと、残りは、もう少し落ち着いた状態になってからにしようか。」

「了解。」

気づくと、森についていた。

「森はモンスターが結構いるから傍にそれたほうがいいと思う。」

「じゃあ、森の横を通って行くか。」

森の横を歩いていると茂みが、ガサガサと揺れ動いた。

なんだろう。

茂みに近づいてみる。

中に何かがいる。

猿?

その猿は、茂みから飛び出し、その爪で、僕の顔に、深々と爪を突き刺した。


「ん?」

「魔導鞄の使い方も教えとくよ。中にナイフを入れてみ?」

「え?」

「え?」

なんだか様子がおかしい。

「ちょっと待って。今の状況は?どう言うこと?」

「なんだい?君の言ってることの意味がわからないよ。今はスキルの使い方を教えたところでしょ。」

どう言うこと?

確かさっきは、森の横を歩いていたら、茂みがガサガサ揺れて、中から、猿が、出て。

完全に思い出した。

これが「セーブ&ロード」の効果か。

でも思ったより精神的ダメージが少ない。

こっちは、「サバイバル・バトルロワイヤルセット」の効果か。

「多分ね、俺、死んだ。」

「突然何さ?」

「え(以下略)(事情を説明する。)」

「なるほどね。つまり君はたかが猿に一瞬で殺されたわけだ。」

「仕方ないじゃん。」

「まぁうんいいよ。多分フォンキーだね。」

「フォンキー?」

「そう。爪を主な武器とする、猿型モンスターだよ。集団で集まると厄介だけど、単体なら弱い。」

「まぁそれの単体に負けたんだけどね。」

「それだけ君が弱いってことだよ。」

「まぁ生産職っぽさもあるからね。」

「言い訳だね。」

「ところでフォンキーの呼び方がわかりづらいからもっとシンプルにしてくれない?」

「もう。わがままだなぁ修也くんは。」

「某猫型ロボットみたいな。」

「じゃあ、森の猿だから、フォレストモンキーで。」

というか、フォンキーもフォレストモンキーを縮めただけな気がする。

取り敢えず、また森にそって歩くことにする。

魔導鞄の説明についてはもう聞いたので、省いてもらった。

フォレストモンキーは、どこにいるかわかる以上、もう脅威ではないだろう。

そして、前回僕が死んだ場所に行くと、やはり茂みがガサガサと揺れた。

今度こそ。

倒してやる。

対策も考えたんだ。

対策って程でもない気がするが。

この謎の一言って需要あるんですかね。

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