1924話 それぞれのやること56(鈴side)
感情
「それでなんの話をしてたんだよ?」
「はぁ、もうしつこいっすね。別に轟には関係のない話っすよ。チョコが上手くできたら太ちゃんにあげるって話をしてただけっすよ」
「なるほどなるほどそれだけの話か。なんだなんだ、じゃあ大した話じゃないかってなるかよ!!!めっちゃくちゃ大事な話をしてるじゃないかよ!!!俺抜きでする話じゃないだろ!!!どう考えても俺も一緒にいるときにしないといけない話だろ!!!!?」
轟が納得した直後に叫ぶ。
どうしたんだろう?
なにか悪いものでも食べて頭がおかしくなったのかな?
その後は轟を落ち着かせるのに太ちゃんが二人で外に出て行った。自分とは違って太ちゃんは凄いなと思いながら残りの休憩時間は一人で過ごすことになった。
「太ちゃんお疲れ様っす。大丈夫だったっすか?」
「気にしないで大丈夫なんだよ鈴君。二人で話してたらすぐに落ち着いたんだよ」
嫌な表情をせず太ちゃんは答えてくれた。
太ちゃんって本当に凄いと思うし見習わないといけないなって所があるんだけど自分には難しそうだ。
上手く言えないけど轟の自分に向けてくる感情はなんとなく普通とは違う気がする。
悪意があるわけじゃないと思う。そういうのは視線とか気配で嫌と言うほど肌に伝わってくる。
それならば払うための力は磨いてきたから対処はできる。
轟は悪意の感情ではないんっすけどなんとも言えず受け入れ難い感じだからね。
嫌なやつではないと思ってるからさらに自分を悩ませている。
ゆっくりのんびり更新します




