1922話 それぞれのやること54(鈴side)
距離感
「上手くできたら太ちゃんにもあげるっすね!あぁ、でも自分に貰ってもしょうがないっすよね?」
「そんなことないんだよ!甘い物は好きだし食べ物のプレゼントを断ることはないんだよ!!」
太ちゃんがいつも以上に必死に感じるのはチョコが好きなのか、自分を励ますためなのかは分からないけど上手くできたら渡す約束はすることにした。
でもよくよく考えたら自分からチョコを貰っても迷惑じゃないかなと思う。
そもそも男友達から貰うチョコってどうなんだろう・・・・・・
約束したとはいえ今更ながら心配になってきた。
でも太ちゃんが美味しそうにチョコを食べてる姿もなんだか可愛いだろうなと不謹慎に想像して笑ってしまった。
「成功したら持ってくるっすね。失敗作を渡すわけにもいかないっすからね」
「失敗作でもいいんだよ。スタッフが美味しくいただくんだよ!」
「ふふふっ、なにそれ太ちゃん♪」
「なんだか楽しそうだな二人とも」
「はぁ・・・・・・・さっきまでは楽しかったっすよ。そもそもなんで轟がここにいるんっすか?勤務場所って違うっすよね?」
「昼休憩中にどこに行こうが俺の勝手だろ?そもそもお前は俺に対して冷たすぎるんだよ」
「そんなことないっすよ。自分はこう見えても轟には結構気を使ってるっすからね。ほらっやっぱり適度な距離感を保った方がいいっすからね♪」
「いやいやいやいや、もっとフランクでいいから!同期だからもっとグッと来ていいから」
せっかくの休憩時間にめんどくさいなと思いながら轟の相手をする。
絡み方がなんだかめんどくさいんだよね。
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