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平穏の終わり
一年前にルルシア帝国との戦争が終わった後、俺はオクタピア国立大学で軍事社会学の臨時講師として働きつつも予備役将校として生活していた。民間人として生きる上で、生活を支えるための使用人が欠かせなかった。チート補正があったとはいえ、体が不自由なままだったからだ。平日は近くのカフェで朝食を取りながら、代筆で授業の内容をまとめたり、テストを作ったりしていた。午後からは教壇に立って授業を教えていた。
この世界にも、クリスマスや、七五三、感謝祭と似たような概念が存在していた。そういった日は休日となっており、街では出店が現れるほど、盛り上がりを見せていた。
そんな俺の生計は前述した、臨時講師としての収入から成り立っていた。大学で俺が受け持っていた講義名は「軍隊と政治・世論との関係」というものだった。教材には海上権力史論や戦争論を使った。その間に元ルルシア帝国東部方面軍の組織的抵抗は鎮圧されつつあるという情報が流れていた。そんな生活を1年ほど続けていた時、参謀本部から召集令状が届いた。
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