表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/48

第20話 一旦落ち着いた方が良いんじゃない

 あわわ!


 あわわわわ!


 あわわわわわわ!!


 どどど、どうする?


 どどど、どうしよう!? コレ!


 うわーわわっ!!


 うわー


 うわぁぁー


 うわぁぁぁぁっぁぁぁー!!!


 ……わわっ!


 ……わっ。


 ……ん?


 ……


 ……んん?


 ……


 ……うぅぅん?


 ふぅ……。


 なんだかなぁ。


 いやぁ。


 人間ってさぁ。


 慌てすぎると、逆に落ち着くもんだな。


 うむうむ。


 勉強になった、勉強になった。


 よしよし。


 うむうむ。


 一旦落ち着こうか?


 ね。


 うんうん。


 そうしよう、そうしよう。


 うんうん。


 そして、その上で。


 どうしょうか? について考えてみようか。


 うんうん。


 そうしょう。そうしょう。


 さて、まずは状況整理と行こうか。


 私はいま、推敲(すいこう)済みとは言え、とんでもない内容の文章を(つむぎ)宛に送ってしまった訳だ。


 まぁ唯一の救いは推敲(すいこう)済みだと言うところかな。


 とりあえず、誤字脱字の(たぐ)いはほぼ無いと断言できる。


 ふぅ。良かった。


 とりあえず先方様には失礼の無い文章と言えるモノだろう。


 ……。


 いやいや、そうではないっ!


 問題はソコじゃないっ! その中身だっ!


 仕方あるまい。


 もう一度読み返してみる事にしよう。


 うむうむ。


 なるほど。なるほど。


 ほほぉ、そうきたか。


 なるほどなぁ。うむうむ。


 今回のコトの経緯からはじまり、私の心情や心の変化、更には二人の関係性について、過去から現在、果ては将来の夢に至るまで言及するなど、文学だけにとどまらず、学術的にも価値のある文章となっているな。


 ムフー!


 われながら、なかなかの出来ばえ……。


 ……。


 違ぁーう!

 違う、ちがぁぁぁぁう!


 そうではないっ!

 そうではないぞっ!

 こっ、こんな赤裸々(せきらら)な告白文をアイツに見せる事自体、大問題なのだよっ!


 なっ、なんとか取り消しをっ!

 どどど、どうすれば?

 一体どうすれば良いんだ?


 はうはうはう!


 心臓がっ!

 心臓がバクバクするっ!


 こっ、こうしている間にも、(つむぎ)は私の恥部(ちぶ)とも言える文章を閲覧(えつらん)しているかもしれんのにっ!


 恥部(ちぶ)とも言える文書をっ!


 恥部(ちぶ)とも言える……閲覧(えつらん)……。


 恥部(ちぶ)を……(えつ)……らん……。


 恥部(ちぶ)を……。


 恥部(ちぶ)……。


 ……。


 ……。


 ……。


 ――トクン


 ちょっと……。


 ……。


 ……。


 ……。


 ――トクン、トクン


 ちょっとだけ……。


 ……。


 ……。


 ……。


 ……ヌいとくか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ