15歳のフラッグ
1985年の夏。
なにをやってもどんくさかった15歳のわたし、成沢夏美は、体育祭で三人四脚に推薦されて困っていた。
だれも一緒にやってくれる人など現れない。黒板の空白を前に青くなるわたしを救ってくれたのは、「俺。やっても良いよ」教室のうしろからあがった、おとこの子の声だった。
成績は良いけど、破壊的に運動の苦手な水島くん。
天然茶色の長髪で、ビートルズを好む変わり者の木瀬くん。三人で夏休みの秘密特訓がはじまった。
バレーボール大会。文化祭。変わり者ふたりと友人になり、地味女だったわたしが少しずつ前向きになっていく。毎日が楽しかったのに、突然木瀬くんが姿を消した。親から木瀬くんには関わるなと言われ、反発したわたしは夜の街へ飛び出して…… うしろを着いてくる足音に気がついた。そこに居たのは人相の悪い見知らぬ男であった。
いつもの暗いシュール展開はありません。
ファンタジー要素なしの青春小説です。無断転載禁止。無断複製禁止。
なにをやってもどんくさかった15歳のわたし、成沢夏美は、体育祭で三人四脚に推薦されて困っていた。
だれも一緒にやってくれる人など現れない。黒板の空白を前に青くなるわたしを救ってくれたのは、「俺。やっても良いよ」教室のうしろからあがった、おとこの子の声だった。
成績は良いけど、破壊的に運動の苦手な水島くん。
天然茶色の長髪で、ビートルズを好む変わり者の木瀬くん。三人で夏休みの秘密特訓がはじまった。
バレーボール大会。文化祭。変わり者ふたりと友人になり、地味女だったわたしが少しずつ前向きになっていく。毎日が楽しかったのに、突然木瀬くんが姿を消した。親から木瀬くんには関わるなと言われ、反発したわたしは夜の街へ飛び出して…… うしろを着いてくる足音に気がついた。そこに居たのは人相の悪い見知らぬ男であった。
いつもの暗いシュール展開はありません。
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1/ガール・ミーツ・ボーイズ
2018/02/03 00:00
2/あの夏はあつかった
2018/02/04 00:00
(改)
3/つよさに向かって走りぬけ
2018/02/05 07:05
(改)
4/戦うってことを覚えていく
2018/02/06 07:11
5/水島くんかく語りき「ガールフレンドのいる俺とは」
2018/02/07 07:17
(改)
6/やわらかな茶色の思いで
2018/02/12 21:30
(改)
7/やわらかな茶色の思いで・2
2018/02/15 15:19
(改)
8/木瀬くんのながい不在
2018/02/19 07:52
(改)
9/よるを歩く
2018/02/21 07:42
10/アルバトロスの夜
2018/02/26 07:13
11/君へおくるイマジン
2018/02/27 06:52
(改)
12/そしてわたし達は海へむかう
2018/02/27 19:10
13/フラッグへ手をのばせ
2018/02/28 07:15
(改)