44話
適度に土魔法で家を作り終えてから自宅へ戻るとミモザはすでに戻っていた。
家の移動の件が気になったからミモザに聞いてみた
「家の事決まった?」
「うん。ツバキ様にこっちに移動してもらう事になった」
「場所は決まったの?」
「まだ今は決まってない。でも今ツバキ様が取りに行ってくれている」
「何か不思議よね……少し重い荷物運ぶみたいな感じで家まで運ぶなんて」
「そう言うサクラも収納の魔法使えるのだから将来はツバキ様のように家でも運べるのでは?」
「……想像できないけど、確かに小さな小屋位なら今でも運べそう」
「出来るのね……」
「家は無理よ」
「サクラ、小屋が運べるだけでも凄い事なのよ……」
「そうなのかな?」
「そうよ。でもツバキ様を傍で見てると感覚狂いそうね」
「ツバキ様は凄い人だからね……」
「人として考えると間違いなく最強でしょうね」
「そう考えるとツバキ様に直接魔法を学べてるのは幸運よね」
「偶然なのか必然なのか……でも強いとは言え国を相手に勝てるのかな?」
「私は可能だと思う。……でも戦いを望んではいないと思う。ツバキ様は、食べないのに命を奪う事は出来るだけしたくない。でも守るためなら躊躇してはいけないといけないと言ってた……」
「昔何回か戦争が有って、ツバキ様も参戦されたらしいから……色々有ったのかな?」
「今は戦争を回避できることを願うだけだね……」
「そうね」
そんな話をしているとツバキ様が帰って来た。
「お帰りなさい。家を収納してきたのですか?」
「ただいま。そうね……数軒持って来たよ」
「数軒?」
「運べるなら運んで欲しいって人も居てね」
「ミモザの家族は?」
「皆の案内をしているからまだこちらには来ないよ」
「で、その家はどこに移築(?)するのですか」
「まだ決まって無いけど、場所決まったら魔法で基礎の部分を頼むわ。これも練習よ」
「わかりました。今日からここに一緒に住めるのですか?」
「どちらでも。邪魔にはならない?」
「邪魔になんてなりません!一緒に住みましょう」
「そうね……久々にこの地を堪能しようかな」
「久々に?……そうかサザンカ様と……」
「そうね。サザンカが旅立つ前にはよく居たわ」
「明日サザンカ様に挨拶に行きたいのですが」
「一緒に行こうか?」
「はい!」
翌日サザンカ様の眠る地へと行ったのだが……私の知ってる墓の位置と違う。
「ツバキ様ここは?」
「サザンカが眠っている所よ」
「私の聞いてる墓の位置と違いますが」
「そうね、その墓も本物よ。でもねここがサザンカの好きな場所。ここは誰にも荒らされたくないから私以外には到着できないの……違うか、私とサクラ以外にはかな?」
「私もですか?」
「この場所を覚えたら転移で来れるわ。……で、もし私がサクラより先に死ねたらここに埋葬して欲しいの」
今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。
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