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21本の聖剣の物語  作者: ジャスティン
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第一章:緑色使命1-1

初めまして、作者のジャスティンと申します。この小説を開いていただき、本当にありがとうございます!

私は現在、日本に留学中の外国人です。

まず最初にお伝えしたいのですが、日本の他の素晴らしい小説と比べると、私の作品は改行やレイアウトが整っておらず、文字が詰まっていて読みにくい部分があるかと思います。

実は、皆さんに物語のテンポを楽しんでもらえるよう、1万字あったエピソードを細かく3つの章に分割し、生僻字の修正やルビの打ち込みにすべての時間と体力を注ぎ込みました。そのため、全体の読みやすい排版まで手が回らなくなってしまいました。本当にごめんなさい。

この作品は、自分の頭の中にある大切な世界観やアイデアをどうしても形にしたくて、拙いながらも必死に自分で翻訳し、執筆したものです。日本語の表現もまだまだ未熟で、プロの先生方のクオリティには遠く及びません。

それでも、ライトたちの物語を最後まで届けたくて、これから毎日、一歩一歩連載を続けていきます。

もし少しでも「面白いな」と感じていただけたら、どんな小さなことでも構いませんので、感想やフィードバックをいただけると本当に本当に嬉しいです。それが私にとって一番の救いになり、これからの大きな励みになります。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします!

都市の裏路地で、三人の強盗が戦利品を前に歓声を上げていた。「親分、今回の銀行、相当な大金でしたぜ!」「ははっ、これで一儲けだな」「さっきの行員、腰抜かしてましたよ」「小事だ。お前ら二人、俺について来い。次はもっとデカく稼ぐぞ。俺たちは無敵だ、ははは!」その瞬間、闇を裂くように一つの影が走った。「……誰だ?」親分が声を張り上げる。「出てこいよ!」「お、親分……今日はもう引きましょうよ……」子分の一人が震えながら言う。「何言ってやがる!」次の瞬間、二人の子分は金袋を抱えたまま逃げ出した。「おい、待てってば!」だが―― ヒュッ、と空を裂く音とともに、一本の手裏剣(しゅりけん)が飛び、子分の脚に突き刺さった。「ぎゃああっ! 脚がぁぁ!」さらにもう一本が、親分の背後をすり抜け、もう一人の子分に命中する。「親分、助けてください!」「ちくしょう……誰だ、出てこい!」月光の下、静かに人影が姿を現した。親分は目を細める。「お前は……?」「俺は緑の忍者、ライト。お前たちは銀行強盗だ。警察に引き渡す。」「その細っこい体で、俺に勝てるとでも?」「……試してみるか?」ライトは静かに構えを取った。次の瞬間、親分が短刀を抜き、突進する。ライトは身をひるがえしてかわし、周囲の手すりとワイヤーを使って刃を弾き飛ばした。「まだだ!」親分は拳を振るう。ライトはその拳を受け止め、低く言った。「それが、お前の言う“強さ”か?」怒りに任せ、親分は無秩序に殴りかかる。ライトは静かに息を整えた。――今だ。

後方宙返りと同時に、二本の手裏剣を放つ。手すりに命中したそれらは支えを崩し、親分の進路を塞いだ。逃げようとした瞬間、ライトはロープを投げつけ、親分の体を縛り上げる。倒れた手すりが上から覆いかぶさり、身動きは取れなくなった。「……なに……?」ライトは静かに告げる。「お前の力は確かに強い。だが、俺の速度には勝てない。」そう言い残し、通信機で警察に連絡すると、ライトの姿は夜の闇へと溶けていった。やがて警察が到着する。「観念しろ。刑務所で反省しな」「くそぉぉぉ……!」強盗は重警備の牢へと送られた。――その夜。闇の中で、低い声が囁く。「……力が欲しいか?」だが、彼はその言葉を気にも留めなかった。その選択が、何を招くのかも知らずに。ライトのもとへ視点は戻る。彼は軽やかな足取りで道場へと急いだ。「ふぅ……師匠、ただいま戻りました」「おお、帰ったか。問題は無事に解決したのか?」「はい、片付きました」この人は俺の師匠であり、育ての親でもある。俺は幼い頃に両親を失ったため、ずっとこの人に育てられてきた。そして――もう一人。「ジェンシャン、ジェンシャン参上!」「ジェンシャン、来たのか。仕事は終わったのか?」「もちろんだよ。もうクタクタだ。記者って本当に大変なんだぞ? 毎日あちこち走り回ってさ」「師匠、今日もご飯、いただいてもいいですか? へへ」師匠は呆れたように言った。「……お前はほとんど毎日来ているだろう」ジェンシャンは俺の親友で、幼い頃から一緒に育った幼なじみだ。俺たち三人は、まるで本当の家族のようだった。彼もまた両親はいないらしいが、性格は明るく前向きで、いつも場を和ませてくれる。「おい、ライト。お前、ずいぶん食べたな」「違うって。食べるのが遅いお前が悪いんだろ?」「なにを――」「そこまでだ、ライト。明日は大事な日なんだろう?」

「……あ、そうだった」「今日は早く休め。体調を整えておけ」「うん」こうして、穏やかに見える夜は過ぎていった。一方――重警備の牢獄。鉄格子の中で、強盗は壁にもたれながらぼんやりと人生を振り返っていた。「……はぁ……」「おい」「……ん?」「おい、呼んでいる」「えっ、誰だ?」「ここだ」「……ちょっと待て。お前……幽霊か?」「違う。正確に言えば、俺は元素の(げんそのちから)だ」「……それで、何の用だ?」「お前をここから逃がしてやる。そして――今日お前を捕まえたあの男を倒す力も与える」「……あの忍者のことか!」「そうだ。ただし、条件がある」「条件?」「お前の体を、俺に貸せ」「はぁ!? なんで俺なんだよ!」強盗は思わず声を荒げた。「お前の中にある……強い憎しみと、報われぬ怒り。それを感じ取ったからだ。だから、俺はお前を選んだ」「……じゃあ、お前は何の元素なんだ?」沈黙のあと、低い声が答える。「剛力ごうりきだ」次の瞬間、黒い気配が強盗の体へと流れ込んだ。「な……なにを……!」意識が急速に遠のき、視界が歪む。「やめろ……やめろぉぉぉ……!」だが抵抗も虚しく、その意識は深く沈んでいく。「うあああああああああっ!!」絶叫とともに、彼の体は不自然に震え―― やがて、その瞳は、別の光を宿していた。

翌日――都市の中心広場。市長の要請により、ライトは市民の前で宣言を行うことになった。「皆さん、おはようございます。本日の司会を務めます。本日は、この街を守る“謎の忍者”をお招きしました。それでは、宣言をお願いします」ライトはゆっくりと壇上へ歩み出る。

少し緊張した表情で、言葉を選びながら口を開いた。「……皆さん、こんにちは。俺はライト。緑の忍者です。もし助けが必要な時があれば、必ず駆けつけます。確かに、俺は元素の力を持っています。でも……皆さんと同じ、ただの普通の人間です。この街で生まれ、この街で育ちました。だからこそ……この街を守りたいんです」会場のあちこちから、ざわめきが起こる。「これが街の守護者か?」「危険があれば、全部こいつが出るってことか?」「意外とイケメンじゃない?」「えー? こんな子どもが忍者?」「ライトお兄ちゃん、がんばれー!」「静粛に。ライトの話を聞いてください」ライトは一度、深く息を吸い込んだ。「……皆さん、俺に対して不安や不満があるのは分かっています。それでも――俺は全力で、皆さんを守ります。たとえ、この命を懸けることになっても」宣言が終わり、集まっていた人々は次第に解散していった。その背後から、聞き慣れた声がかかる。「よぉ∼、ライト。やるじゃないか。まさか演説するとは思わなかったぞ。生配信でちゃんと見てたからな」「ジェンシャン、からかうなよ……」「はは、悪い悪い。冗談だって。さ、行こうぜ。腹も減っただろ?」

レストランの中。「ジェンシャン……」ライトは箸を止め、どこか重たい声で切り出した。「最近、変な夢を見るんだ。うまく言えないけど……すごく現実みたいでさ」「変な夢? どんな夢だよ」「それが……よく分からないんだ。一本の聖剣と……それから、俺を“兄さん”って呼ぶ女の子が出てくる。何なのか、さっぱりで……」ジェンシャンは一瞬、言葉を失った。やがて、苦笑しながら肩をすくめる。「ライト、お前って案外ただ者じゃないな」「……は?」「冗談だよ。俺はお前を小さい頃から見てきたんだぞ?どうせ最近、脱出ゲームとか“運命的な物語”のドラマを見すぎたんだろ」

「違うって。最近は忙しすぎて、テレビ見る暇もないよ」「ほら、夢の中の話なんだろ?どうせ全部、作り物か……裏返しのイメージだ。そんなの信じる必要ないだろ?」「……でも……」「考えるなって。ほら、早く食え。冷めたら、せっかくの料理がまずくなるぞ。熱いうちに食べようぜ」「……うん……」そのとき。ライトたちの少し離れた席に、忍者装束に似た服を着た少女が座っていた。淡い水色の装い。二人の会話を耳にしながら、彼女は何も言わず―― ただ静かに、成り行きを見守ることにした。

洞窟の奥―― そこには、鎖によって幾重にも封じられた光の輪が浮かんでいた。周囲には無数の岩が転がり、それらは淡く光を放っている。ここは、人類の立ち入りを禁じられた場所だった。剛力ごうりき憑依(ひょうい)された強盗が、その場へと足を踏み入れる。「……やはり、核雷(かくらい)は嘘をついていなかったか」彼は低く呟く。「ここには……最も危険な存在が封じられている」「虚無きょむの元素――ウーミエ……」つい先ほど、剛力に取り込まれた強盗は牢獄を破壊し、ここへと辿り着いていた。――その途中。「止まれ! もう逃げ場はないぞ!」複数の警官が彼を包囲する。だが、男は不気味に笑った。「……ははははは……」ぞっとするような笑みを浮かべる。「肉体を得るというのは……こんな感覚なのか」「……もう“強盗”ではない」「これからは――」「剛力(ごうりき)と呼べ」次の瞬間、銃声が響いた。だが―― 引き金を引いた警官の体が、次の瞬間、宙を舞った。剛力が拳を振るっただけで、その命は瞬時に断たれたのだ。他の警官たちが一斉に取り囲む。しかし――通じない。

剛力は、なおも不敵に立ち続ける。生と死の境界線は、すでに彼の掌中にあった。親分、すげぇ……! 本当に強すぎますよ!」「そうだ、早く俺たちも出してください!」剛力は、軽く腕を振るうだけで鉄格子をへし折り、二人を解放した。「親分、次はどこを襲います?」「……襲う?」剛力は低く笑う。「ははははは……。なるほど、人間というのは……そんな小細工しか思いつかないのか」「お、親分……? 話し方、なんか変じゃないですか……?」子分が戸惑った、その瞬間。剛力は二人を同時に掴み上げ、その体内へと力を流し込んだ。「親分……これは……?」「うあああああああああっ!!」悲鳴とともに、二人の体は歪み、異形(いぎょう)へと変貌する。狂戦士(きょうせんし)の怪物と化した姿だった。「……これで、少しは面白くなる」剛力は冷たく命じる。「お前たちは、この監獄を破壊し尽くせ。その後、俺のもとへ来い」怪物となった二人は、意味もなく暴れ始め、壁や鉄扉を叩き壊していく。「……まずは、この身体に慣れねばならないな」剛力は歩き出した。新たな器を得た力に順応しながら―― そして、核雷が求める“鍵となる人間”を探すために。――現在。「……ようやく、見つけた」「待て!」「なにっ!?」突如、一人の人影が洞窟内へ飛び込んできた。「ばかな……この場所に人間が来られるはずがない」「その光の輪に近づくな!」剛力は嘲るように笑った。「ははははは……。お前に、俺を止められるとでも?」男は迷いなく飛びかかり、剛力と交戦する。だが―― 剛力は興味すら示さず、片手で弾き飛ばした。「ぐっ……!」「待て……お前、自分が何をしようとしているのか分かっているのか!もし“あれ”が出てきたら……世界は終焉を迎えるぞ!」

剛力は嗤う。「だからこそ、だ」男は何かをしようと構え、術式のような動きを取る。だが――何も起こらなかった。「……なに?」剛力は男を掴み上げる。「ほう……妙だな」「まさか……お前、人間ではないのか?」「……やめろ……!」「無駄だ」剛力は男を投げ捨て、光の輪へと拳を向ける。「消えろ」轟音とともに、剛力の一撃が放たれ―― 光の輪は砕け散った。男は衝撃で意識を失い、床へと倒れる。沈黙の中。割れた光の輪の奥から―― 一本の手が、ゆっくりと這い出してきた。剛力は高らかに叫ぶ。「ははははは……!ついに、この世界は変わる!」――虚無、顕現(けんげん)。ウーミエが、その姿を現した。

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