表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
変身ヒロインを影から助ける者  作者: 大雅 酔月
1264/2189

第1264話 約束(6)

「全世界の光導姫・守護者の皆さん! 私は光導姫レッドシャインです!」

「同じくブルーシャインです! 私たちは光導姫『軍師』と『歌姫』の力で皆さんに語りかけています!」

 陽華と明夜が全世界の光導姫と守護者に向けて挨拶した。

「っ!? よ、陽華に明夜!? 何やこれ、どないなっとんねん!?」

「ふ、2人とも・・・・・・・・?」

「っ、朝宮さんと月下さん・・・・?」

「え?」

「っ、この声・・・・」

 その言葉を聞いた火凛、暗葉、典子、暁理、穂乃影など2人を知っている者たちが、それぞれの反応を示す。その他の2人を知らない者たちは不思議そうな顔で、陽華と明夜の声を聞いていた。

「突然ですが、皆さんの力を貸してください! 私たちは今レイゼロールと対峙しています! このままだと世界は滅びてしまいます!」

「それを回避するためには、レイゼロールを浄化するしかありません! そのために皆さんの力がいるんです! 私たちが合図したら、どうかその手を空に掲げてください! 光導姫も守護者も! 既に変身が解けてしまっている皆さん全員の力がないと、レイゼロールは浄化出来ません!」

 陽華と明夜は全世界の光導姫と守護者にそう説明すると、声を合わせてこう言った。

「「だから、どうか皆さんの力を! この世界に生きる全ての命のために! 皆さんの力を私たちに貸してください!」」

「「「「「ッ!?」」」」」

 2人の魂の叫びが全世界の光導姫と守護者の耳を打つ。2人は全て言いたい事を言い終えると、光導姫や守護者たちから力を集めるべく、自分たちの右手を空に向けた。すると、上空に光り輝く巨大な魔法陣が展開した。そして、2人は翼をはためかせ空へと舞い上がった。

「全ての光導姫と守護者が必要なら、寝ているこの子たちも起こさないとね」

 シェルディアは唐突にそう呟くと、意識を失っているハサン、エルミナ、イヴァン、アイティレ、刀時、壮司に自身の右手を向け、自身の生命力を流し込んだ。シェルディアの生命力を流し込まれた6人はその意識を取り戻した。

「っ、俺は・・・・・」

「うん・・・・・?」

「・・・・・ん?」

「っ・・・・・」

「んあ?」

「あ・・・・・?」

 6人の光導姫と守護者たちが目を覚まし上体を起こす。すると、ちょうどそのタイミングで、

「「みんな! 手を空に!」」

 陽華と明夜が全ての光導姫と守護者に向かって合図の言葉を送った。目を覚ました6人以外の、この場にいた全ての光導姫と守護者は、手を空へと掲げた。すると、変身している者はその全身から薄い光が立ち上り、手の先から光が放たれ、変身していない者は変身媒体から光が放たれた。それらの光は陽華と明夜へと吸収されていく。

「寝坊助ども、状況はさっぱり分からねえだろうが、取り敢えず手を空に掲げろ」

「「「「「「っ?」」」」」」

 菲にそう言われた6人は、取り敢えず反射的に手を空に掲げた。6人の変身媒体から発せられた光も、陽華と明夜に吸収された。

「分かったで陽華、明夜! ウチの力持っていき!」

「わ、私でも2人の力になれるなら・・・・!」

「ふっ、託しますわ。私の力」

「りょーかい!」

「ん・・・・」

 火凛、暗葉、典子、暁理、穂乃影、その他全ての全世界の光導姫や守護者たちも空に手を掲げた。闇奴と未だに戦っている者は隙を作り、戦い終えた者も他の闇奴討伐に向かいながら。とにかく、全員が。陽華と明夜の言葉はみんなに届いた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ