49話 精霊神
読者の皆様、作者の大森林聡史です。
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宜しくお願い致します。
49話
アスカ達は、更に奥へと進むと、奥に何者かが立っているのが見えた。
「よくぞ、ここまで来られた」
「あなたが、精霊神様ですか?」
「いかにも。私が精霊神だ」
精霊神は、美女と見間違うほどの美しい顔立ちで、瞳は、どこか優しく、暖かみが感じられた。
「して……そなた達は、なぜここまで来られたのかな?」
「実は……」
アスカは、聖魔王の事を話した。
「なるほど……魔王がアローラを吸収していて、聖剣が効かぬと申すのだな……」
「はい」
「ならば、これを授けよう……」
「これは?」
「精封の矢だ。精霊の力を封じる事ができる」
「これがあれば、聖魔王に勝てるのですか?」
「うむ……その前にアローラの事を教えよう。そもそも聖母神アローラとは、高位の精霊なのだ。だから、精封の矢でその力を封じれば、聖剣での攻撃も通用するようになるだろう」
「分かりました! その矢を下さいませ!」
「うむ……だが、試練に通ったらの話だ。そなたたちが、これを授けるのに、相応しい力と心の持ち主か試さねばならぬ」
「はい! 分かりました! どんな試練なのですか?」
「簡単だ。私の召喚獣と戦い、打ち負かせばよい。準備はよいかな?」
「はい!」
「ならば……そなた達の戦いぶり、見せてもらおう……出でよ!」
精霊神は、召喚魔法を発動させると、地面に巨大な魔法陣が現れた。
更に魔法陣から炎が吹き出し、炎が集まり鳥の形になっていく……
「もしやフェニックス……? まさかこの目で見ることができるなんて……」
炎は、5本の尾を持った、巨大な鳥の形となった。
まさしくフェニックスだった。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
長い文章に、お付き合いいただき、心より感謝申し上げます。




