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23話 滅びの町

読者の皆様、作者の大森林聡史です。

この度は、この小説を気にかけていただきありがとうございます。

よろしければ、内容もお読みいただけると幸いです。

宜しくお願い致します。

 聖王女アスカ(23話)


 4つのオーブの光を辿り、飛んでいくと、世界のほぼ中心にある小島にたどり着いた。


「ここは……誰か来たことある?」

「いや、見た事はあるが、来た事は無いのう……」


 原生林が生い茂る島の中央に小さな神殿があった。

 アスカ達は、原生林を掻き分けて神殿に入った。

 神殿は無人で、中央に台座があった。

 オーブの光はその台座を指していて、台座に4つのオーブを置いた。

 すると4つのオーブから光の柱が立ち上ぼり、光の柱の中から大きな鳥が現れた。

 鳥は、頭部にサークレットをつけ、真っ白な羽毛に包まれ神々しい光を放っていた。


「あなたが神の鳥?」

「そうです。 地上の者よ、よくぞ4つのオーブを集めました」

「私達を神の国に連れていって下さい!」

「はい……もちろんです。 私の背にお乗りなさい」


 アスカ達は、神の鳥の背に乗った。

 4つのオーブは、神の鳥のサークレットにはまった。

 4つのオーブから光の道が現れた。

 神の鳥は光の道を真っ直ぐに飛び、やがて神の国に着いた。

 神の鳥は、神の国の宮殿の入口前にアスカ達を下ろした。


「アスカ……私を呼びたいときはこれを空にかざすのです」


 アスカは神の鳥から、羽を授かり、神の鳥はどこかへ飛んでいった。


「こ、ここが……神の国……」


 アスカは、呆気にとられた。

 空は、月や星の輝きもない漆黒の闇。

 時折稲妻が走って怪しげに光った。

 周囲は荒れ果て、目の前の宮殿は崩れていた。

 宮殿の周囲を、邪悪なコウモリの群れが飛び回っていた。


「ようこそ、神の国へ……」


 どこからともなく、重々しい声が響いた。


「あなたは誰!?」

「私は、三魔軍団長アークデーモン……」

「この国はどうしたの!?」

「それを聞きたくば私の元まで来るがよい……」


 コウモリの群れが、アスカ達に襲いかかってきた。


「数が多いな……」


 ライデンが呟いた。

 コウモリの群れは、百匹はゆうに超えていた。


「よし、儂に……」

「いえ、私がやるわ! おじいちゃんはすぐスタミナが無くなっちゃうから、雑魚は私に任せて!」


 ミツキは、巨大な竜巻を起こした。

 竜巻は、コウモリの群れを飲み込み、風圧でコウモリ達を引き裂いた。


「ほぅ……」


 ルドルフは、ミツキの魔法の威力に感心した。

 竜巻がおさまると、コウモリの姿はなかった。

 アスカ達は、宮殿の中に入った。

 宮殿の中も、崩れた柱や、割れた床があり、荒れ放題だった。

 目の前に、1つ目の巨人サイクロプスが、2匹現れた。

 どちらも片手に巨大な棍棒を持っていた。


「1匹は俺に任せろ!」


 ライデンは、そういうなりサイクロプスと対峙した。

 サイクロプスは、ライデン目掛け棍棒を振り下ろした。

 しかし、ライデンは避けようともしなかった。


「!?……?」


 突然、サイクロプスの動きが止まった。

 サイクロプスの胴体に線が走り、線から鮮血が飛び散った。

 サイクロプスは、胴が2つに裂けそのまま崩れ落ちた。

 ライデンが目にも止まらぬ早さでグレートアクスを振って胴体を2つに裂いたのだった。


「エリス、弓で援護して!」

「はい!」


 エリスが弓で狙いをつけて、サイクロプスの目を一射で射抜いた。

 サイクロプスは、怒り狂って棍棒を振り回したが、アスカが隙をついて急所をレイピアで串刺しにした。

 サイクロプスは、ビクビクッと大きく痙攣したあと、動かなくなった。

 アスカ達は、最上階まで一気に駆け上がった。

 すると、玉座には巨大な悪魔が座っていた。


「あなたがアークデーモン!?」

「いかにも……」

「あなたがこの国をこんな風にしたの!?」

「そうだ……」

「許せない!」

「私も貴様が許せぬ! タイタン、ガルーダ、クラーケンの仇を討たせてもらうぞ!」

「アローラ様をどうしたの?」

「アローラ? ああ、奴なら魔王様が消滅させた」

「そ、そんな……ウソよ!」

「ふん、信じようが信じまいが関係ないわ! 貴様はここで死ぬのだからな!」


 アークデーモンは、しもべのダークドラゴン、ダークタイガーを呼び出し、共に襲いかかってきた。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

長い文章に、お付き合いいただき、心より感謝申し上げます。

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