序文
先行公開との変更点:
全部書下ろしで変更しました。
「私は.」ですべてを話せない物語を生きよう.
いや,生きている,といったほうがいいのか.
例えばの話,誰かに支えられて生きている人間がいたとする.
その支えた人も,また別のところで支えられている.
こうやって,人間は支えられながら生きていて,それらは回っていく.そのようにして,最初の人に還っていくのだ.
そうなると,誰かが起こしたことが誰かに回り,そしてその誰かが…と,還るとなると,その人だけでは見えてこないことがある.
そう,この宇宙の話はどれもが「私は.」ですべてを話せないのだ.
ところが世界の多くは断片的なところしか見せない.だから見えないものがある.
見えないものを見ようとするには,他の人を通して見るとしか方法がない.見るという行為はそれほどに大変なものであり,見るという行為は同じ行為をしているはずなのに受け取れるものが違うから別の反応をすることがある.
おっと,この話の説明がまだだった.
多くの視点を持つということだが,この話は転生系の話である.しかしこの話には主人公という主人公がいない.
なぜなら主人公を設定するとどうしても主人公に対しての主観に陥る可能性があるからだ.
いくつかの視点を持ち,いくつかの人を見ていく.
そのようにするからこそ,客観的な判断ができるのではないだろうか.
人々は異世界という別の場所にて,どのようにして選び,どのようにして生き,どのようにつなぐのか―
その様子を見ていくものとしよう.
初めましてかもしれません、板橋と申します。
さて早速ですがこの話について事務説明を致しますね。
この作品は「先行公開」で公開している「異世界校外学習 3rd grade」「異世界校外学習 8rd grade」を再編したものになります。と、同時に題名を変えました。
本文の内容はちょろっと書き下ろして、だいたいは先行公開と同じです。
また、次回で詳細は話しますが、ここには多くの視点が出てくるので、その場所の巻頭に誰の視点かを加えることとしました。まあこの辺はさらっと。
というような感じです。以後どうぞよろしくお願いします。
質問等あればコメントへ。




